敷布団って洗えるの?
洗いたいけど重くて一人で運べない・・・
一人でも簡単にきれいにする方法ってあるのかな?
敷布団は、厚みがあり重いため、持ち運びが困難です。
シーツや枕カバーのように手軽に洗濯できれば良いものの、結局洗わずにそのままにしている人も多いのではないでしょうか?
人は、寝ている間にコップ一杯の汗をかくと言われており、敷布団には汚れや汗による湿気がいっぱい。
放置すればするほど汚れはどんどん蓄積し、不衛生。。。
できることなら、清潔な状態を維持して毎日快適に、気持ちよく眠りたいものですよね。
そんな敷布団の汚れ問題を解決するために、この記事では、敷布団の洗濯頻度や、簡単にできる敷布団の洗濯方法、洗えない場合の対処法についてご紹介します。
また、よくある布団洗濯の悩みとその解決方法についてもご紹介しますので、一人暮らしの方は必見です♪
目次
敷き布団の洗濯頻度はどれくらいがベスト?
敷き布団の洗濯は、使用状況や生活環境によって異なりますが、一般的には年に1回~2回、夏用布団から冬用布団に買い換えるタイミングで洗うのがベストです。
それ以上頻繫に洗ってしまうと、布団が傷み、劣化しやすくなるため、あまり頻繁に洗う必要はありません。
一方で、シーツや枕カバー、マットレスカバー、掛け布団カバーなどの寝具は、直接肌に触れるため、夏は週2~3回、冬は週1~2回を目安に洗濯しましょう。
敷き布団を洗わないとどうなるの?
シーツや枕カバーは定期的に洗ってるし、見た目がキレイだから洗わなくていいのでは?
シーツや枕カバーでカバーしているから、敷き布団は汚れないと思うんだけど・・・
このように感じられる方が多いかもしれませんが、敷き布団は見た目がキレイでも以下のような汚れが付着し、日々蓄積しています。
- 髪の毛/ペットの毛
- 皮脂
- フケやアカ
- 汗
- カビ
- ホコリ
布団を洗わないまま使用し続けると、これらの汚れをエサとするダニが大量発生してしまいます。
その結果、ダニに刺されて体が痒くなったり、鼻炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こすなど健康に悪影響を及ぼします。
また、布団が不衛生だと、肌荒れの原因にもなります。
さらに、布団の弾力やクッション性がなくなり、機能性が下がることから、寝心地が悪くなります。睡眠の質を良くするためにも定期的に洗濯することが重要です。
こちらの記事では、効果的なダニの駆除方法についてご紹介していますので、合わせてご覧ください♪
みんなどうしてる?敷き布団の洗濯方法
初めての一人暮らし。シンプルサイズの敷き布団を洗濯したいけど・・・どうすればいいの?
今までは親がやってくれてたから、敷き布団の洗濯の仕方がよく分からない・・・みんなどうしてるの?
定期的な敷き布団のお手入れは重要ですが、実際にはどのような方法でどのように行えば良いのでしょうか?
この項目では、3つの洗濯方法について、メリット・デメリット含めてそれぞれ詳しくご紹介します。
- 自宅で洗濯
- コインランドリーで洗う
- クリーニング店に持っていく
それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合う方法を選んで実践してみましょう!
自宅で洗濯
自宅で敷き布団を手洗いする方法です。
基本的に、家庭用洗濯機では敷き布団を洗うことができないので、浴槽で洗います。
自宅で洗濯するメリットは、以下の通りです。
- 自宅で完結できる
- クリーニング店/コインランドリーよりも安くて経済的
自宅で洗濯するデメリットは、以下の通りです。
- 天候に左右される
- 洗う/乾かすなど、すべての工程に時間や手間がかかる
- しっかり乾かさないと布団から悪臭がしたり、カビが増殖する
- ダニを死滅させるために洗濯する場合、効果があまり見られない
- 水を含んだ布団は、かなり重いので運ぶのが大変
- 手洗いなので、洗濯機よりも洗浄力が落ち、きちんと洗い流せていないと洗剤が残ってしまう
コインランドリーで洗う
布団専用の洗濯機・乾燥機が備わっているコインランドリーに持っていき、洗濯・乾燥します。
コインランドリーで洗うメリットは、以下の通りです。
- 洗濯から乾燥まで短時間でできる(即日仕上がり)
- 家庭用洗濯機では洗えない布団を丸洗いできる
- 基本的に24時間営業なので、自分の好きなタイミングで洗濯できる
- 天候に左右されない
- 布団を洗濯するついでに毛布やシーツなどの寝具、衣類などの洗濯もできる
- クリーニング店よりも安く利用できる
- ダニ退治に効果的
コインランドリーで洗うデメリットは、以下の通りです。
- 布団を持っていく手間がかかる
- クリーニング後の布団が雨で濡れる可能性がある
- 布団素材に合った洗濯ができないので、布団が傷むことがある
- 機械で洗うので、洗剤が残ってしまうことがある
クリーニング店に持っていく
専門のクリーニング店に布団を持っていき、プロに洗ってもらう方法です。
クリーニング店に持っていくメリットは、以下の通りです。
- クリーニングのプロによる洗浄なので、仕上りがキレイ
- 汚れや臭いが他の方法よりもしっかり・キレイに落ちる
- ダニ退治に効果的
- 布団素材に合った洗浄方法なので、傷まない
クリーニング店に持っていくデメリットは、以下の通りです。
- 他の方法よりも費用がかかる
- 布団を店舗に持ち運ばなければならない
- 仕上がりに時間がかかる
- 店舗によって料金やサービス内容が異なる
どうしても洗濯できない場合は「布団乾燥機」を使う
「布団を洗濯する時間が取れない」「今すぐダニ対策したい」という方は、布団乾燥機を使ってみてはいかがでしょうか?
布団乾燥機は、布団の湿気を温風により一気に取り除いてくれる便利な家電製品です。
カビやダニ予防はもちろん、真冬でも暖かい布団でぬくぬくできるから欠かせないアイテムです♪
布団乾燥機を使うメリットは、以下の通りです。
- 自宅に居ながら、いつでも簡単に使用できる
- 熱と乾燥により、ダニを死滅させる効果がある
- 布団に湿気が残らないので、カビの発生を防ぐ
- 肌寒い季節や冬でも、温かい布団で寝られる
乾燥機を使うデメリットは、以下の通りです。
- 稼働させた分、電気代がかかる
- 稼働時に音がする
- 一部使用できない素材がある
- 収納スペースを確保する必要がある
- ダニ退治に効果はあるが、洗浄効果はない
【自宅で洗濯】敷き布団の洗い方
自宅で敷き布団を洗う前に確認すべきポイントや、用意するもの、やり方についてご紹介します。
布団を洗う前に!確認しよう
画像引用:消費者庁ホームページ
敷き布団を洗う前に、以下の4つの項目を確認しましょう。
確認 | 内容 |
布団の「洗濯表示」 | 布団の「洗濯表示」を見て、手洗いできることを確認します |
天気予報 | 丸洗いした布団を完全に乾燥させるには、気温や気候によりますが、おおよそ3日程度かかることがあるので、必ず天気予報を確認しましょう。 |
部屋のスペースを空ける | ベランダで外干しできない場合や、急な天候の変化がある場合は、部屋干しする必要があるため、布団を干すスペースを確保しましょう。 布団は、日光が入りやすい窓側に干すことをおすすめします。 |
床が濡れないよう対策する | 浴室で洗った布団を、ベランダに運んで外干しします。 運んでいる途中、床やカーペットが濡れてしまうので、レジャーシートを敷くなどして対策しましょう。 |
※「洗濯表示」は消費者庁ホームページの経済産業省公表資料を参考にしています。
用意するもの
- 洗剤
- 布団
- レジャーシート(床や家具、家電の濡れ防止)
- 布団干しスタンド(部屋干しする際に必要)
自宅で洗濯!敷き布団の洗い方
- 布団をお風呂場(浴室)に運ぶ
- シャワーを使って、布団の表面に付いた汚れを軽く洗い流す
- 浴槽にぬるま湯(40℃程度)を入れる
※ぬるま湯は、循環口の下まで入れましょう。循環口より上に入れてしまうと、布団の汚れが詰まって故障の原因となるので、注意しましょう。 - 3に洗剤を入れ、よくかき混ぜる
※洗剤の量は、洗剤の表記の適量を入れましょう - 布団を4に入れて足で踏み、汚れを落とす
※浴槽内は滑りやすいため、作業の際には浴槽の縁(フチ)を手でしっかりと掴んでください - 洗剤入りのぬるま湯を2~3回入れ替え、汚れをキレイに落とす
※布団を長時間濡れた状態にしてしまうと、傷みや劣化の原因となるので、短時間で汚れを落としましょう! - 排水し、足で踏んで布団の水気を切る(脱水)
- 浴槽の縁(フチ)に布団を掛け、約1時間放置する
- 床が濡れないようタオルまたはレジャーシートを敷く
- 約1時間後、布団をベランダに運んで外干しする
※物干し竿が2本ある場合は、「M字干し」。1本の場合はハンガーを掛け、その上に布団をのせて干しましょう!
【コインランドリーで洗濯】敷き布団の洗い方
コインランドリーで敷き布団を洗う前に確認すべきポイントや、用意するもの、やり方についてご紹介します。
コインランドリーの料金相場や注意点についてはこちらの記事をご覧ください!
布団を洗う前に!確認しよう
敷き布団を丸洗いする前に、以下の4つの項目を確認しましょう。
確認 | 内容 |
布団の「洗濯表示」 | 洗濯/乾燥できる素材かの確認 |
キルティング加工の有無 | キルティング加工されている場合は、そのまま洗う キルティング加工なし・表面のみ加工の場合は、ヒモで縛って洗う ※キルティング加工なしだと洗えない店舗もあるので注意 |
布団を縛るヒモの有無 | ヒモの有無は店舗によって異なります。 無い場合は、高温に耐えられる丈夫なヒモを用意しましょう。 |
洗剤の有無 | 店舗によっては、洗剤を置いていないところもあるので要注意 |
用意するもの
- 洗濯する布団
- 敷き布団を縛るヒモや洗濯ネット(キルティング加工されている場合は不要)
- 布団を入れるバッグ(購入時に付属されていたバッグなど)
- お金(小銭)
- 洗剤(洗剤が置いていない店舗の場合)
コインランドリーで洗濯!布団の洗い方
- 敷布団を広げ、タテきにして巻縛る
※キルティング加工されている場合は不要 - 専用の洗濯機に敷布団を入れる
※そのままドラムの奥へ押し込み、渦巻き状にして中に入れる - 扉を閉める
- コースを選択する
※おすすめは、洗濯・乾燥コース - パネルに表示された金額を入れる
- 洗濯開始
- 終了後、ドラムから敷布団を取り出す
- 敷布団に巻いたヒモを外す
※キルティング加工されている場合は不要 - 布団が乾いていない場合は、追加で乾燥機をかける
- 専用の乾燥機に敷布団を入れる
- 乾燥時間を決める(目安:約20分)
- パネルに表示された金額を入れる
- 扉を閉め、乾燥スタート
- 終了後、ドラムから敷布団を取り出して完了
【簡単・便利】布団乾燥機の使い方
布団乾燥機の使い方についてご紹介します。
- 布団乾燥機のホースを伸ばし、敷布団(マットレス)の上に置く
- 1の上に掛け布団をかける
※掛け布団と布団乾燥機の間に隙間が入らないようにしましょう。
※ホースなしタイプの場合は、敷布団(マットレス)と掛け布団の間に送風口を挟む - 乾燥スタート
- 終了後、掃除機でダニのフンや死骸を吸い取る
※掃除機をかける際のコツは、吸引パワーを最大にし、1箇所あたり10秒を目安にゆっくり時間をかけて行いましょう
【一人暮らしさん必見】よくある布団の悩みと解決方法
よくある布団の悩みとその解決方法についてまとめましたので、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
- 部屋が狭くて室内では布団を乾かせない
- (マンションやアパートのベランダで)布団干し禁止/ベランダが狭いなどの理由で外干しできない
- 費用を抑えて布団を清潔にしたい
- 外干ししたいけど、手すりの汚れを拭くのが大変
- 天候や干す時間帯を気にしないといけない
部屋が狭くて室内では布団を乾かせない
部屋が狭くて室内では布団を乾かせない・・・
室内では布団を乾かせない場合は、コインランドリーまたは、クリーニング店に持っていきましょう。
車がある場合は、比較的楽に持ち運ぶことができますが、ない場合は「宅配クリーニングサービス」の利用がおすすめです。
自宅で注文するだけで、後日指定した日に宅配業者が集荷/お届に来るので、布団を持ち運ぶ手間がかからないですし、専門のクリーニング業者に洗浄してもらえるので、新品のようにきれいな仕上がりになります。
こちらの記事では、安く利用できる宅配クリーニング業者についてご紹介しているので、合わせてご覧ください♪
布団干し禁止/ベランダが狭いので外干しできない
布団干し禁止/ベランダが狭いので外干しできない・・・
マンションやアパートの決まりで布団干しが禁止されていたり、ベランダが狭いなどの理由で天日干しできない場合は、部屋干しがおすすめです。
「布団干しスタンド」を使って布団を干すことで、カビやダニの発生を防ぐことができます。
こちらの布団干しスタンドは、布団だけでなく衣類や洗濯カゴ、ハンガーなどの洗濯アイテムを掛けることができます。
また、使わない場合は半分以下に折り畳んでコンパクト収納することができます!
費用を抑えて布団を清潔にしたい
布団洗濯にあまりお金をかけたくないけど、清潔にしたい・・・
一番安い方法で布団を清潔にするには、自宅で洗濯することです。
いつもの洗剤を使うだけで布団の汚れを落とすことができます。
ただし、乾燥には数日かかるため、予備の布団を用意する必要があります。
また、洗濯だけではダニは死滅しないので、ダニの駆除を目的とする場合は、布団乾燥機を使用することをおすすめします。
小型の布団乾燥機なら、一度購入すれば使った分の電気代しかかかりません。
外干ししたいけど、手すりの汚れを拭くのが大変
布団を外干ししたいけど、手すりの汚れを拭くのが大変・・・
ベランダの手すりや手すり壁には、土埃や花粉、車の排気ガス、鳥の糞(フン)、雨水などさまざまな汚れが付着しています。
全範囲拭くことができれば良いのですが、手では届きにくい箇所もあり、ムリするとベランダから転落する危険性があります。
そこでおすすめなのが、「レジャーシート」です。
手すりや、手すり壁にレジャーシートを敷き、その上に布団を敷きます。
汚れがレジャーシートでカバーされるので、布団が汚れる心配がありません。
レジャーシートは、安めのビニールタイプで~500円、折りたたんでバッグになるなど機能性やデザイン性が優れているものだと数千円で購入できます。
その他、キャンプやピクニック、花見、海などさまざまなシーンで活用できるので、1つは持っておきたい便利アイテムですね♪
こちらの韓国風おしゃれレジャーシートは、インスタ映え間違いなし!コンパクトサイズなので、収納にも困りません♪
天候や干す時間帯を気にしないといけない
天候や干す時間帯を気にするのが面倒・・・
布団を外干しする際は、天気予報をチェックし、干す時間帯を考えなくてはなりません。
一般的には晴れが続いている日の10時~15時に干すのが適していますが、仕事で忙しい場合は、時間を調整するのが難しいです。
「出勤前に干して帰宅後に取り込めばいいのでは?」と思う方も多いかと思いますが、布団は湿気を吸いやすいので、早朝に干して夕方以降に取り込むと、湿ってしまいます。
また、布団を外干しするということは、ダニを死滅させることを目的としている方も多いかと思いますが、実際にはあまり効果がありません。
布団の表面に付着しているダニの死骸を取り除くことはできても、生きているダニは繊維の奥に隠れてしまうため、完全に退治することは難しいからです。
効率よくダニを退治するには「布団乾燥機」を利用することがおすすめです。
布団乾燥機を使うと、熱と乾燥に弱いダニを一気に退治することができます。
さらに、外干しする必要がないので、天候や干す時間帯を気にする必要もありません。
まとめ
以上、敷布団の洗濯頻度や、簡単にできる敷布団の洗濯方法、洗えない場合の対処法についてご紹介しました。
敷き布団の洗濯は、年に1回~2回洗うのがベストです。
洗濯方法は、自宅で洗濯、コインランドリー、クリーニング店などさまざまな方法がありますが、メリット・デメリットを知ったうえで自分に合う方法を選びましょう。
また、敷布団を清潔に保つには、定期的に布団乾燥機をかけたり、敷布団の下に「すのこ」を敷いたり、「除湿剤」を置くなどして湿気がこもらないよう対策することが重要です。
この記事のまとめ
- 布団を洗わず放置してしまうと「ダニによる健康被害」「布団が不衛生なため、肌が荒れる」「布団の機能性が下がり、睡眠の質の低下」の原因となる
- シーツや枕カバーなどは、夏は週2~3回、冬は週1~2回を目安に洗濯
- 布団の洗濯方法は、「自宅で洗濯」「コインランドリー」「クリーニング店」の3つ
- 洗濯できない場合は「布団乾燥機」を使用しよう
【おすすめ情報】敷布団のお手入れをする時間がない人へ
仕事が忙しく、敷布団のお手入れに時間をかけられない・・・
このような方は、宅配型クリーニングサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
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クリーニングのプロが洗浄するため、新品のようなきれいな仕上がりが期待できます。
また、宅配クリーニングサービスと一緒に「布団保管サービス」を利用すれば、洗浄後の布団をダニやカビが寄り付かない適温・湿度環境でしっかり保管してくれます。
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画像引用:カジタク
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