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生ゴミに発生する小さい虫の正体は「ショウジョウバエ」効果的な駆除方法・予防法をご紹介

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かおり
かおり

キッチンの三角コーナーやゴミ箱周辺に、小さな虫が何匹も飛び回っている・・・

退治してもすぐに現れる小さな虫は、いったいどこからやってくるの?

たくみ
たくみ

暖かくなると、生ゴミの周りをしつこく飛び回る小さい虫。

数日放置するだけで、キッチンの至る所に卵を産み付け、どんどん数が増えてしまいます。

数匹のうちならまだ対処しやすいですが、大量発生してしまうと、最悪の場合、駆除しきれずいつまでも住み続けることに・・・

この記事では、生ゴミに虫を寄せ付けないためにできる対策や、発生状況別に効果的な駆除方法、予防方法について詳しくご紹介します。

この記事を読み、実行することで、ゴミに群がるやっかいな害虫ストレスから解放され、快適な生活を送ることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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腐敗物・発酵物を好むショウジョウバエ

生ごみに発生する虫の正体はショウジョウバエ

ショウジョウバエの生態まとめ

体長約2~3mm
体は黄褐色~黒褐色/目は赤色
主な発生場所キッチン(台所)
活動期間春/秋
好物腐った果物/野菜くず/食べ残し/アルコール/酢/生ごみ/腐った観葉植物/ペットのフン(糞)など

暖かい季節になると、生ゴミが入ったゴミ箱や三角コーナー、食後に放置された食器、排水口のゴミ、飲み物が入ったペットボトルなどキッチン周りで頻繁に見かけることが多くなる小さな虫。

その虫の正体は、コバエ「ショウジョウバエ」です。

ショウジョウバエは、腐敗した食材や発酵食品、ゴミを好み、臭いに誘われて群がります。

人を刺したり噛んだり、病原菌の媒介などすることはないものの、その動きはすばやく、不衛生な環境を好むため、とにかく不快。

調理した料理を家族が口にするので、キッチン回りは常に衛生状態を保ちたいものですよね。

ショウジョウバエ以外にも発生するコバエがいる・・・

キッチンに発生するコバエは、主にショウジョウバエですが、他にもさまざまな種類のコバエが発生することがあります。

代表的なコバエは、以下の表の通りです。

コバエ種類特徴好物発生場所
ノミバエ体長約2mm
黒褐色
ヘドロ/排泄物/汚物/肉キッチン排水口
生ゴミ
ペットの排泄物
キノコバエ体長約1~4mm
黒褐色~黒色
腐敗した植物/樹皮/朽木観葉植物
植木鉢
チョウバエ体長約4~5mm
灰褐色
羽は逆ハート型
腐敗した水トイレ
洗面台
浴室(お風呂)
キッチン
冷蔵庫のドレン排水

これらのコバエも、ショウジョウバエと同様に、春や秋などの暖かい季節に発生します。

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コバエはどこからやってくるの?

体が小さいコバエは、さまざまな方法で外から家に侵入してきます。

考えられる侵入経路は、以下の通りです。

  • 窓(網戸)の隙間
  • 開閉する玄関
  • 洗濯物の衣類に付着
  • エアコンの配管穴
  • 換気扇

大量発生の原因は「繁殖・成長スピードが早い」から

いつの間にかコバエが大量発生していた・・・なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか?

その原因は、コバエの繁殖・成長スピードの早さです。

例えば、キッチンによく発生するショウジョウバエは、卵からわずか10日ほどで成虫になります。

そして驚くことに、成虫になった翌日には、卵を産める状態になります。

気温約18~25℃、湿度70%以上になると活発化し、より繫殖力が高まります。

ショウジョウバエの寿命は約60日と短いですが、メスは1日に約80個もの卵を産卵することができるため、一生で約1000匹以上の子を残すことになるやっかいな生き物です。

数匹見つけた時点で、部屋のあちこちに卵を産み付けられているかもしれません・・・

繫殖を防ぐためにも、使った食器は早めに洗い、シンク周りはこまめに掃除をするなど、清潔な状態に保つことがポイントです!

コバエ「ショウジョウバエ」の弱点は3つ

成長スピードが早い上に繫殖力が高いため、すぐに大量発生するショウジョウバエですが、弱点があります。

それは、「匂い」「低温高温」「清潔な環境」です。

これらの弱点は、駆除対策や予防に役立つ内容なので、しっかりと把握しておきましょう!

コバエの弱点①:匂い

コバエは、アロマオイルの香りを嫌います。

中でも、ペパーミントの香りはハッカ成分が強いため、コバエはもちろん、蚊やダニ、ゴキブリにとっては最も苦手とする匂いと言われています。

コバエが苦手な匂い

  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • ラベンダー
  • ローズマリー

アロマオイルの香りは、人間にとってはストレス軽減・リラックス・イライラ防止などといった嬉しい効果があります。
コバエの寄せ付けを防ぐことにも繋がるので、おすすめです!

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コバエの弱点②:低温・高温

コバエにとっての適温は18~25℃ですが、5℃以下の低温や、30℃以上の高温になると耐性がないため動きが鈍くなり、死滅することがあります。

コバエは低温・高温に弱いから、冬や夏の時期には発生しないんですね!

コバエの弱点③:エサがない清潔な環境

コバエに限らず、ノミやゴキブリなどの害虫も同じことですが、「エサがない清潔な環境下」は、発生しづらくなります。

そのため、食後すぐに皿を洗う、飲みかけのペットボトルや三角コーナーの生ゴミはすぐに片づけるなど、ちょっとしたことに気を付けるだけでも発生を防ぐことができます。

【発生状況別】効果的な駆除方法

この項目では、コバエの駆除方法を以下の4つの発生状況別にそれぞれ詳しく解説します。

発生状況駆除方法
キッチン周りで発生専用の粘着シートを吊るして退治
殺虫成分不使用のスプレーで退治
置き型タイプの殺虫剤で退治
ゴミ箱周りに発生専用シートをゴミ箱のフタに貼って退治
専用スプレーで生ゴミの臭い対策
部屋中を飛び回っている電撃殺虫器で退治
スプレー退治
壁やフローリングに止まっているガムテープやコロコロで捕獲

キッチン周りで発生

キッチンシンクや調理台など、食材を扱うキッチン周りでコバエが発生している場合は、殺虫成分のある駆除剤の使用は控えましょう。

対処方法としては、自然由来成分でできた殺虫スプレーや、置き型タイプの殺虫剤、専用の粘着シートを吊るして駆除の3つです。

コバエが湧きやすい三角コーナーや排水口には、生ゴミの臭いを消臭する腐敗抑制効果のあるスプレーを定期的に吹きかけ、コバエの発生を防ぎましょう。

ゴミ箱周りに発生

ゴミ箱周りにコバエが発生している場合は、フタ裏に殺虫成分が入ったシートを貼り、産卵や寄せ付けを防ぎましょう。

ゴミ箱周辺に殺虫スプレーを吹きかけると、より効果的に退治することができます。

部屋中を飛び回っている

専用の粘着シートを吊るして退治する方法もありますが、リビングや寝室、各部屋に置くと外観を損ねるため、電撃殺虫器や殺虫スプレーを使ってその場で退治することがおすすめです。

壁やフローリングに止まっている

基本的にコバエは、夜行性のため、日中は壁や床(フローリング)に止まってじっとしていることが多いです。

夜よりも動きが鈍くなるため、ガムテープやコロコロ(粘着テープ)を使って捕獲しましょう。

長めに切ったガムテープの粘着部分を、止まっているコバエにくっつけ、最後にティッシュに包んでゴミ箱に捨てます。

【今すぐに対処したい】家にあるもので駆除するには?

かおり
かおり

うっとおしいハエを今すぐに退治したい!けど、家に殺虫剤がない・・・

そんな時は、以下の方法を試してみましょう!

  • 熱湯をかける
  • 漂白剤をかける
  • めんつゆトラップを作って退治

熱湯をかける

『コバエ「ショウジョウバエ」の弱点は3つ』でご紹介したように、コバエは、30℃以上の高温に耐えられないという弱点があります。

キッチン排水口や三角コーナーめがけて約50~60℃のお湯をかけ、幼虫や卵ごと駆除しましょう。

漂白剤

調理台などのキッチン周りにコバエが発生している場合は、除菌効果のあるキッチン用漂白剤を使いましょう。

水1に対して漂白剤1を空のスプレーボトルに入れて混ぜ合わせ、コバエが湧いている場所めがけてスプレーします。

スプレー後は、水を含ませたマイクロファイバークロスで漂白剤が残らないよう拭き取ります。

駆除のついでにキッチン周りの掃除もできるので、まさに一石二鳥です。

洗面所やお風呂(浴室)にも使用できるので、ぜひ試してみてくださいね!

めんつゆトラップ

「なるべく漂白剤を使いたくない」

という場合は、「めんつゆ」または「酢」を使って駆除剤を作りましょう。

コバエをめんつゆ、酢の匂いで誘引し、捕獲します。

めんつゆや酢が入った容器に一度入り込んだら出られないよう仕組まれているので、そのまま死滅させることができます。

◎用意するもの

  • ペットボトル
  • めんつゆまたは酢
  • 食器洗い用の中性洗剤

◎作り方

  • ペットボトルを1/3に切る
  • ペットボトルに1cmの水を入れる
  • ペットボトルに水と同じ量のめんつゆまたは酢を入れる
  • 食器用中性洗剤を5滴ほど入れる
  • 最後に、コバエが湧く場所に置きます

コバエの体は水を弾くという特性がありますが、中性洗剤に含まれる界面活性剤によってその特性が無効化され、そのまま死滅させることができます!

夏のコバエ予防には「冷却機能付きゴミ箱」がおすすめ!

画像引用:Amazon

暖かい時期になると、食材の腐敗が早くなります。

特に、腐敗した生ゴミは、キッチン中に強烈な悪臭を放つので、殺虫アイテムでは対処しきれないほどすぐにコバエが湧いてしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、『冷却機能付きゴミ箱』

その名の通り、ゴミ箱に冷却機能が付いているので、夏でも生ゴミが腐敗しません。

まさにゴミ箱の冷蔵庫です。

使い方はとても簡単です!

冷却機能付きゴミ箱にいつものゴミ袋をセットして、コンセントに挿すだけ!

電気代は、1日たったの10円。稼働音も気になりません。

ゴミ箱のフタ裏にコバエ駆除シートを貼る必要もないので、購入する手間も省くことができます。

生ゴミはもちろん、オムツやペットのフン(糞)の臭い対策にもなるのでおすすめです♪

簡単にできるコバエ予防方法

コバエの大量発生を防ぐために、簡単にできる予防方法を3つご紹介します。

  • 水周りはこまめにお掃除
  • 食後すぐに片づける
  • 生ゴミは密閉して捨てる

ポイントは、清潔
コバエが嫌う環境を維持することですね!

水周りはこまめにお掃除

コバエは、とにかく汚い場所が好き。

特に、キッチンシンクや洗面所、お風呂(浴室)の水周りは、汚れが溜まりやすく、臭う場所です。

ちょっと臭うだけですぐにコバエが湧いてしまいます。

そのため、定期的に掃除をして清潔な状態に保つことが重要なポイントです。

・・・とはいっても、「水周りの掃除は汚くて臭いから、できればやりたくない」と思う人も多いのではないでしょうか?

生活をするうえで「やらない」という選択は難しいですが、水周りのキレイを維持するために、毎日の習慣におすすめな方法をご紹介します。

毎日の習慣にすれば、汚れがこびり付きにくくなるため、掃除にかかる時間を短縮させることができますよ!

場所毎日の習慣におすすめいつ
キッチン使い捨てビニール手袋を付け、排水口のゴミを取り換える
浴室(お風呂)入浴後、排水口に溜まったゴミをティッシュで絡め取る入浴後

これなら、汚れを直接手で触ることがないですし、大量の汚れを一気に取る必要がないので、汚れに対しての抵抗感がなくなりますね!

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食後すぐに片づける

飲み残し、食べ残しを放置してしまうと、コバエが寄ってきます。

特に、食べ物が付着しているお皿は要注意!

少々面倒でも、食べたらすぐ洗うことを心掛けましょう。

どうしてもすぐに洗うのが難しい場合は、お皿や鍋、フライパンに付いた残りものをそそぎ落し、食器用洗剤を全体に付けて置きましょう。

『めんつゆトラップ』でご紹介したように、コバエの体は水を弾くという特性がありますが、中性洗剤に含まれる界面活性剤によってその特性が無効化され、捕獲しやすくなります!

生ゴミは密封して捨てる

三角コーナーや排水口ゴミ受けに溜まった生ごみを捨てる際は、臭いが漏れないようできる限り密封してから処分しましょう。

ゴミ袋の口をしっかり結び、そのうえに新聞紙を包んでから捨てると臭いが漏れにくくなります。

新聞紙には、消臭・吸水効果があるのでおすすめです!

まとめ

以上、コバエ(ショウジョウバエ)の特徴や、発生状況別に効果的な駆除方法、予防方法についてについてご紹介しました。

コバエは、腐敗物や発酵物を好み、その臭いにつられて屋外から室内にさまざまな方法でやってきます。

特に、春や秋などの暖かい時期は活発に活動し、繫殖力が高くなるので、数日放置するだけですぐに大量発生してしまいます。

コバエを寄せ付けないために大切なことは、水周りをこまめに掃除をして清潔な状態にすること。

また、生ゴミが出たら、臭いが漏れないようしっかり密封してから捨てましょう。

日頃の予防も重要なポイントです。殺虫アイテムを活用して、コバエが湧きずらい環境を作りましょう。

ただし、対策しても発生を防ぐことが難しい場合は、害虫駆除業者に相談・依頼してみましょう。専門のプロが、コバエの発生源をすぐに特定し、徹底的に駆除してくれます。

すぐに来てもらえる駆除業者を探すなら!【害虫駆除110番】

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