このようなお悩み、不安はありませんか?
- 引っ越したばかりなのに、もうフローリングに傷がついてしまった…
- 椅子を引くたびにギーッという音がして、床が心配になる
- ペットや子どもがいるから、気づいたら床が傷だらけになりそうで不安
フローリングの傷は、一度ついたら元には戻せません。
賃貸なら退去時の修繕費に直結しますし、新築なら「せっかくきれいな床なのに」と後悔することになります。
だからこそ、傷がつく前に対策しておくことが何より重要です。
この記事では、新築・賃貸どちらでも使えるフローリングの傷防止対策を7つ、場所・状況別に分かりやすく解説します。
この記事を読むと、
- 自分の部屋・生活スタイルに合った傷を防ぐ方法が分かる
- グッズ選びで「買ったけど合わなかった」という失敗を防げる
- 新築でも賃貸でも安心して使える対策がすぐに分かる
結論、「場所・素材・生活スタイルに合わせて組み合わせること」が傷防止の最大のポイント!
一つの方法だけに頼るのではなく、この記事で紹介する対策を自分の生活に合わせて選んでみてください。
目次
フローリングに傷がつく3つの原因

傷防止の対策を考える前に、まずは「なぜ傷がつくのか」を知っておきましょう。
主な原因は、次の3つです。
- 家具の脚による「引きずり傷」
- 物を落としてできる「へこみ傷」
- ペット・子どもによる「ひっかき傷」
それぞれ詳しくご紹介します!
家具の脚による「引きずり傷」
フローリングの傷で最も多いのが、椅子やテーブルを動かすときの「引きずり傷」です。
家具は重量があり、脚の角が尖っているものが多いため、何も対策をしていないと簡単にフローリングを傷つけてしまいます。
特にダイニングチェアは毎日何度も引いたり押したりするため、細かい傷が付いてしまいます。
家具の脚は床に触れる面積がとても小さく、体重や家具の重さが一点に集中するため、傷がつきやすい構造になっています。
キャスター付きの家具にも注意が必要!材質によってはフローリングに傷をつけることがあります。
物を落としてできる「へこみ傷」
包丁や缶詰などを落としてしまったときにできるのが「へこみ傷(えぐれ)」です。
特にキッチン周辺は、調理中に重いものや尖ったものを落としやすい場所。
どれだけ気をつけていても、生活していれば必ず起こることだからこそ、リスクが高い場所には事前の対策が重要です。
ペット・子どもによる「ひっかき傷」
犬や猫を飼っているご家庭では、ペットの爪によるひっかき傷がつきやすいです。
ツルツルしたフローリングはペットにとって滑りやすく、踏ん張るときに爪に力が入るため、細かい傷が広がりやすくなります。
また、子どものおもちゃも要注意!投げたり引きずったりするため傷の原因になります。
素材別|フローリングの傷つきやすさ

傷防止対策を選ぶ前に、自分の家のフローリングがどんな素材なのかを把握しておくと、より効果的な対策が選べます。
| 素材 | 傷のつきやすさ | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 複合フローリング (合板) | つきやすい | 深い傷が入ると化粧材が剥がれ、補修が難しいため、予防対策が特に重要 |
| 無垢フローリング | 素材により異なる | 傷がついても紙やすりで目立ちにくくできる。経年変化で傷が味わいになることも |
| クッションフロア | へこみ傷がつきやすい | 冷蔵庫など重い家具の下に保護マットを。防水性が高いため水拭きOK |
自分の家の床素材を確認したうえで、次の対策を選んでみてください。
フローリング傷防止・対策7選

フローリングの傷防止対策は、大きく分けて7つあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の生活スタイルや場所に合わせて選んでみてください。
- ラグ・カーペットを敷く
- フェルト・カバーを貼る
- チェアマット・透明保護シートを置く
- コルクマット・ジョイントマットを敷く
- クッションフロアを敷く
- ワックスを塗る
- フロアコーティングを業者に依頼する
ラグ・カーペットを敷く
もっとも手っ取り早く、効果が高い方法がラグやカーペットを敷くことです。
広い範囲をまとめて保護できるため、リビングやダイニングに向いています。
おすすめの設置は、リビング全体・ダイニングテーブルの下です。
| メリット | 広範囲をカバーできる/防音効果もある/転倒時の衝撃を和らげるなど |
| デメリット | 食べ物や飲み物をこぼすとシミになりやすい/汚れやすいので定期的な掃除が必要 |
ダイニングチェアの下に敷く場合は、滑り止め加工つきのラグを選びましょう。
椅子を動かすたびにラグがずれてストレスになるのを防げます。
また、ラグには「傷を防ぐ」だけでなく「すでにある傷を隠す」という効果もあります。
賃貸なら、入居直後に気づいた傷をひとまずカバーしたいときにも使えます。
賃貸なら、入居直後に気づいた傷をひとまずカバーしたいときにも使えます!
フェルト・カバーを貼る
テーブルや椅子、棚など家具の脚の裏に、フェルト素材のシールやカバーを貼る方法です。
100円ショップでも手に入るため、手軽に対策できます。
ダイニングチェアやデスクチェア、その他頻繁に動かす家具全般に貼りましょう。
| メリット | 安価で手軽/防音/外観を損なわない |
| デメリット | ホコリやゴミが溜まりやすい/床や脚にベタつきが残る |
フェルトの粘着力が弱まったり、裏にゴミが入り込んだら早めに交換しましょう。そのまま使い続けると、ゴミが床とこすれて傷の原因になります。
月に一度はフェルトの状態を確認して清潔を保ちましょう!
チェアマット・透明保護シートを置く
デスクチェアや椅子の下に敷くチェアマットは、キャスターや脚の動きによる摩擦をしっかり防いでくれます。
透明タイプを選べばフローリングの木目を生かしたまま保護でき、インテリアの雰囲気も壊しません。
デスクやダイニングテーブルの下に設置しましょう。
| メリット | 椅子の移動が滑らか/掃除・メンテナンスが楽/外観を損なわない |
| デメリット | 湿気がこもり、カビが発生するリスクがある |
コルクマット・ジョイントマットを敷く
子どもやペットが過ごすスペースには、クッション性が高いコルクマットやジョイントマットがおすすめです。
傷防止だけでなく、転倒時のケガ防止や防音効果もあるので安心です。
| メリット | 傷防止+安全対策が同時にできる/部分的に取り外せる |
| デメリット | 継ぎ目にゴミが溜まりやすい |
クッションフロアを敷く
5つ目の方法は、「クッションフロアを敷く」です。
クッションフロアとは、フローリングの上に敷くだけで傷・汚れ・水から床を守ってくれる床材です。
賃貸の方でも接着剤不要タイプを選べば、元の床素材を傷つける心配がないので、退去時も安心です。
以下のような場所の設置におすすめです。
- ペットのいる部屋
- 水回りに近い場所
- 子どものプレイエリア全体
| メリット | 広い範囲をまとめて保護できる/防水性が高い/デザインが豊富 |
| デメリット | 一人での施工がやや難しい場合がある |
賃貸の方は、シート選びに注意しよう!
賃貸の場合は、「接着剤不要」「置くだけ」タイプを選びましょう。
粘着タイプは退去時にはがすと床材ごと傷んでしまうリスクがあります。
ワックスを塗る
フローリングにワックスを塗ると、表面に薄い保護膜ができ、小さな傷や汚れがつきにくくなります。
マットやカーペットを敷かずにフローリングの木目を美しく保ちたい方に向いている方法です。
| メリット | ツヤが出て清潔感が増す/部分補修ができる |
| デメリット | 半年に1回程度の塗り直しが必要/塗りムラが起きやすい/剥離作業が面倒 |
床ワックスの種類・選び方はこちらの記事で詳しく解説しています!
フロアコーティングを業者に依頼する
7つ目の方法は、「フロアコーティングの施工」です。
フロアコーティングとは、専門業者がフローリングにコーティング剤を塗布し、硬い保護膜を施す方法です。
個人的に最もおすすめの方法で、最大の魅力は「耐久性」「メンテナンスの手軽さ」です。
ワックスとは異なり、一度施工すれば10〜30年ほど効果が持続するため、新築のタイミングで行うと長期的にとても経済的です。
さらに、汚れが付着しても落としやすく、普段の掃除は乾拭きや水拭きだけでキレイを維持できます。
| メリット | 長期間メンテナンスフリー/傷・汚れ・水に強い |
| デメリット | 初期コストがかかる/賃貸には不向き |
フロアコーティングの費用・種類・業者選びについては、以下の記事で詳しく解説しています!
【場所別】フローリング傷防止アイテム使い分け

ここからは、部屋の場所ごとにどの対策が向いているかについてご紹介します。
「どれを選べばいいか迷う」という方は、まず自分の部屋の状況と照らし合わせてみてください。
ダイニング
ダイニングは椅子の動きが最も多い場所です。
ラグで広範囲を保護しつつ、椅子脚にもカバーをつける二重対策が効果的。
食べこぼしが多い場合は、汚れをサッと拭き取れる撥水タイプのラグを選びましょう。
リビング
リビングは家具が重く、掃除や模様替えなどの移動時に大きな傷がつきやすい場所。
ソファやテレビ台など大型家具・家電の脚下にはフェルトを貼り、よく使うスペース全体にラグを敷くと安心です。
キッチン
キッチンは水・油・重いものの落下など、床へのダメージリスクが高い場所です。
撥水性が高く、拭き取りやすい素材のキッチンマットや透明保護シートを敷いておくと、傷と水シミを一緒に防げます。
子ども部屋
子どもが遊ぶスペースは、おもちゃを引きずったり投げたりすることで傷がつきやすい環境です。
コルクマットやジョイントマットは衝撃吸収性が高く、転倒時のケガ防止にもなって一石二鳥。
汚れたら部分的に洗えるタイプを選ぶと長く使えます。
ペットスペース
ペットがよく過ごすスペースには、爪による傷防止と同時に、すべり防止の対策も重要です。
クッションフロアやコルクマットなら、ペットの足腰への負担も軽減できるため一石二鳥です。
戸建てなら、フロアコーティングを施工してしまうのが根本的な解決策としておすすめです。
ペット向けフロアコーティングについては、こちらで詳しく解説しています!
【賃貸の方は必読】傷をつけたときの原状回復費用

賃貸にお住まいの方にとって、フローリングの傷対策は見た目だけでなく、退去時の出費を抑えるためにも重要なポイントです。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、入居者の故意や過失によって生じた傷については、修繕費を負担する必要があるとされています。(参考:国土交通省 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン)
つまり、傷の種類によっては退去時に思わぬ請求が発生する可能性があるということです。
では、具体的にどのようなケースが該当するのか、一部ご紹介します。
入居者負担になる傷(修繕費を請求される可能性あり)
- 重いものを落としてできた深いへこみ・傷
- ペットの爪による引っかき傷
- 飲み物や水をこぼしたまま放置してできたシミ・腐食
- 引越しや模様替えで家具を引きずってできた傷
入居者負担にならない傷(経年劣化・通常損耗として扱われる)
- 家具の設置によるフローリングの軽微なへこみや跡
- 日光による自然な色あせ
- 通常の生活で発生する細かなすり傷・摩耗
つまり、事前に傷防止グッズで対策をしておくことが、退去時の大きな出費を防ぐ最もコスパの良い方法!
【注意】やってはいけない3つの落とし穴

傷防止グッズを使うときに、やりがちな失敗が3つあります。
せっかく対策するなら、このポイントを知っておくと無駄な出費を防げます。
脚用フェルト下のホコリ
椅子脚に貼るフェルトは、使い続けると裏側にホコリやゴミが溜まってきます。
ゴミが入り込んだ状態で椅子を動かすと、フェルト越しにゴミが床を削って新たな傷の原因になります。
月に一度はフェルトの状態を確認して、ホコリを取り除いて清潔な状態を維持しましょう。
また、椅子の滑りが悪くなったり、フェルトが擦り減ってきたら早めに交換しましょう。
賃貸で強粘着シートを使う
強粘着タイプの保護シートを賃貸物件で使うと、はがしたときに床材まで傷んでしまうことがあります。
賃貸で使う場合は必ず「弱粘着」「置くだけ」と書かれたタイプを選んでください。
原状回復トラブルは退去時に高額請求につながるため、事前に確認しておくことが重要です。
ワックスの重ね塗り
「傷が増えてきたからワックスをまた塗ろう」と重ね塗りを続けると、古いワックスの上に新しいワックスが乗り続け、ベタつきや黄ばみ・変色の原因になります。
定期的に古いワックスを剥離剤で落としてから、新しいワックスを塗り直すことが大切です。
「ワックスをかけているから大丈夫」と思ってそのまま放置するのが、一番多い失敗パターンです。
まとめ
フローリングの傷防止は、一つの方法だけで完璧に守ろうとせず、場所と状況に合わせて組み合わせることが大切です。
この記事で紹介した7つの対策をおさらいします。
- ラグ・カーペットを敷く(広範囲をまとめて保護)
- 椅子脚・家具脚にフェルト・カバーを貼る(毎日動かす家具に)
- チェアマット・保護シートを置く(デスク・ダイニングに最適)
- コルクマット・ジョイントマットを敷く(子ども・ペットのいる家に)
- 透明保護シートを貼る(見た目を変えずに守りたい場合)
- ワックスを塗る(フローリングをそのまま見せたい場合)
- フロアコーティングを業者に依頼する(新築の長期保護に)
フローリングの傷防止は、早めに対策を始めるほど効果が高まります。引っ越し直後や新築入居前のタイミングが最大のチャンスです。
ぜひこの記事を参考に、自分の生活に合った対策を今日から始めてみてください。
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