フロアコーティングとワックス、どっちにすればいいか迷っていませんか?
新築や引っ越しのタイミングで「せっかくだからきれいに保ちたい」と思っても、
調べてみると情報が多くて何が正解かわからなくなりますよね。
結論からお伝えすると、2つの一番大きな違いは「どれくらい長持ちするか」です。
- ワックス は半年〜2年で塗り直しが必要
- フロアコーティングは一度塗れば5年〜30年もつ
この耐久性の差が、費用・手間・仕上がりのすべてに影響します。
この記事では、ハウスクリーニングアドバイザーの資格をもつ私が、
- フロアコーティングとワックスの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 費用の比較
- 床材別の選び方
まで、実際に調べてわかったことをまとめています。
この記事で分かること
- 自分の家に合うのはどっちか
- 20年単位で見たときのトータルコスト
- 床材によって使えない製品があることと、その見分け方
結論からお伝えすると、新築・持ち家でメンテナンスの手間を省きたいならコーティング、賃貸や費用を抑えたいならワックスが基本的な選び方です。
目次
フロアコーティングとワックスって何が違うの?

「ワックスっていわゆる蝋(ろう)でしょ?コーティングとは別物じゃないの?」と思った方、実はちょっと違います。
現在売られている床ワックスは、蝋ではなくアクリル樹脂やウレタン樹脂が主成分のものがほとんどです。
そしてこれらの成分は、フロアコーティングにも使われています。
つまり成分だけ見ると、両者に明確な違いがありません。
では何が違うのかというと、フロアコーティング業界では、以下のように区別するのが一般的になっています。
- 耐久年数が5年以上のものをフロアコーティング
- 5年未満をワックス
この耐久性の差から、費用・メンテナンスの手間・施工方法のすべての違いが生まれています。
【比較一覧】フロアコーティングとワックスの違い
| フロアコーティング | 床ワックス | |
| 耐久性 | 最大30年 | 数カ月~約2年 |
| 費用目安 (20畳) | 5〜26万円 (種類による) | 1,000〜2,000円 |
| 施工のしやすさ | 難しい | 簡単 |
| メンテナンス頻度 | ほぼ不要 | 半年〜2年に1回必要 |
| 傷や汚れへの強さ | 強い | 弱め |
| 水・薬品への耐性 | 強い | 弱い (水分で剥がれやすい) |
| DIY施工 | あまりおすすめしない | 比較的簡単 |
| 賃貸への施工 | 向いていない (剥がせないため) | OK※ (剥離可能) |
※フロアコーティングの費用は、一括見積もりサイト「フロアコーティングの窓口」の価格相場をもとに記載。
※ワックスのDIY費用はリンレイ公式サイトの製品価格をもとに記載。

床ワックスのメリット・デメリット

フロアコーティングとワックスの違いは分かったけど、良い点・悪い点を知りたいな
それぞれの良い点・悪い点を把握して、自分に合うものを選びたい!
この項目では、床ワックスを施工するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
床ワックスのメリット
床ワックスを施工するメリットをいくつか挙げてみました。
- 初心者でも簡単にできる
クイックルワイパーがあれば施工できます。液体がサラサラしていてムラになりにくいので、DIY初心者でも割ときれいに仕上がります。 - 1回あたりの材料費が安い
たとえばリンレイの「オール(1L)」は約60畳分で数百円〜千円台。家全体を施工しても材料費だけなら数千円で済みます。 - いろんな床材に使える製品が揃っている
フローリング・クッションフロアなど対応製品が多く揃っています。ただし無垢材・白木など使えない製品があるため、購入前に必ず確認してください。 - 傷んできたら塗り直しで対応できる
剥がれてきたら、塗り重ねて光沢を取り戻せます。
床ワックスのデメリット
ワックスの一番のデメリットは、「耐久性が低いこと」です。
ワックスは、定期的な塗り替えを前提に作られているので、フローリングよりも剥がれやすく、定期的に塗り直す必要があります。
- 定期的な塗り直しが必要
耐久性が低いため、数カ月ごとに塗り直しが必要です。特にキッチン周りや洗面所など水気の多い場所は、さらに早く剥がれます。 - 塗り重ねを繰り返すと黒ずんでくる
何度も重ね塗りしていると、汚れや雑菌が皮膜の中に閉じ込められて、だんだん黒ずんできます。この黒ずみを取るには剥離剤でワックスを全部落とす作業が必要ですが、フローリングが傷んでしまうことも。。。 - 水や洗剤に弱い
水分や洗剤、アルコールなどに長時間触れると皮膜が溶けてしまいます。水拭きした後は必ず乾拭きを。 - 長い目で見るとコストがかかる
1回あたりは安くても、半年〜2年に1回の施工を何年も続けると、トータルの費用と手間は思った以上に大きくなります(詳しくは費用比較の章で)。
フロアコーティングのメリット・デメリット

次に、フロアコーティングを施工するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
フロアコーティングのメリット
フロアコーティングを施工するメリットは、以下の通りです。
- 一度塗ればとにかく長持ち
種類によって異なりますが、最長で30年の耐久性を持つ製品があります(各業者の製品スペックより)。施工後は掃除以外のメンテナンスはほぼ不要です。 - 水や薬品に強い
アルコール拭きや中性洗剤での掃除もOK。ペットのおしっこや油汚れも、さっと拭くだけで落とせます。 - 傷に強い
皮膜が硬く、ちょっとした傷では床材まで届きません。特にガラスコーティングは非常に硬度が高いです。 - 仕上がりを選べる
マット仕上げや光沢仕上げなど、好みに合わせて選べます。
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フロアコーティングのデメリット
次に、フロアコーティングのデメリットを見ていきましょう。
- 初期費用がかかる
使用するコーティング剤によって費用は異なりますが、安くて5~10万円、高くて30万円のまとまった費用が一度に必要になります。 - 剥がせない
一度塗ったらやり直しがほぼ効きません。施工ミスがあった場合、床材ごと張り替えになるケースも。賃貸への施工は基本的に向いていません。 - 業者選びが大切
業者によって費用・品質・保証内容がかなり差があります。1社だけで決めずに、複数社の見積もりを比較することが大事です。
【料金比較】20年で計算するとどっちが得?

「ワックスの方が断然安い」と思いがちですが、長期で見ると話が変わってきます。
一般的なワックスをDIYで20年使い続けると、材料費だけで約8〜12万円かかります。
一方、フロアコーティングは一括見積もりを使えばウレタンコーティングが8万円台からの施工事例もあります。
耐久5〜10年のウレタンコーティングなら、20年間で1〜2回施工しても合計16万円程度。
ワックスのように40回メンテナンスする手間もかかりません。
そのため、「1回あたりの安さ」だけで比べるのではなく、
「何年使うか」「何回施工が必要か」「どれくらい手間がかかるか」といった視点で考えることも重要です。
ワックス(DIYの場合)
例えば、定番商品リンレイ「オール(1L)」は約60畳分で価格は1,000円台(公式通販価格より)。
剥離剤を合わせると1回あたり2,000〜3,000円ほど。
- 効果持続:約6ヶ月(年2回施工)
- 20年間の施工回数:約40回
- 20年間の材料費合計:約8〜12万円
フロアコーティング(プロ施工)
一方、フロアコーティングの場合はどうでしょうか?
一括見積もりサイト「フロアコーティングの窓口」の価格相場調査によると、各コーティングの費用相場は以下の通りです。
| 種類 | 費用相場 | 耐久年数 |
| UVコーティング | 20万〜30万円台 | 20〜30年 |
| ガラスコーティング | 15万〜30万円台 | 15〜25年 |
| シリコンコーティング | 15万〜25万円台 | 10〜15年 |
| ウレタンコーティング | 10万〜20万円台 | 5〜10年 |
| 水性ウレタン | 10万円程度 | 3〜5年 |
| 水性アクリル | 数万〜10万円 | 数ヶ月〜2年 |
ただし、複数の業者に一括で見積もりを依頼すると、相場より大幅に安くなるケースが多いです。
フロアコーティングの窓口に寄せられた実績を一部ご紹介します。
8社一括見積もりで14万円安く
UVコーティング・一戸建て(110㎡)
相場50万円 → 最安36万円
3社一括見積もりで6万円安く
ウレタンコーティング・3LDK(60㎡)
相場14万円 → 最安8万円
4社一括見積もりで5万円安く
シリコンコーティング・2LDK(50㎡)
相場15万円 → 最安10万円
フロアコーティングの種類・特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています♪
床材別・ライフスタイル別の選び方

次に、床材別・ライフスタイル別の選び方についてご紹介します。
床材によって使用できる製品が異なるため、事前に確認しましょう。
| 床材 | おすすめ | 注意点 |
| 樹脂塗装フローリング | どちらでもOK | ワックスはほとんどの製品が対応 |
| シートフローリング (新築に多い) | フロアコーティング | 表面が薄いフィルムのため、 コーティングで長期保護が◎ |
| 無垢フローリング・白木 | オイルや専用ワックス | 一般ワックスは「使えない床」に 明記されている |
| クッションフロア・ビニール床 | ワックス対応製品 | 多くのワックスが対応 |
| 石床・大理石 | 専用製品を確認 | 一般ワックスは「使えない床」に 明記されている |
ライフスタイル別
フロアコーティングが向いてる人は以下の通りです。
- 小さい子どもやペットがいる ( 滑り止め・傷への強さ)
- 共働きで掃除の時間が取れない (メンテナンスがほぼ不要)
- 新築・引っ越し直前 (家具がない状態で全面施工できる絶好のタイミング)
一方で、ワックスが向いている人は以下の通りです。
- とにかく費用を抑えたい (DIYなら材料費だけで施工できる)
- 自分でやる楽しさを味わいたい(DIYの達成感がある)
【簡単3ステップ】床ワックスのかけ方

初心者でも簡単にできるワックスのかけ方をご紹介します。
ワックスをキレイに仕上げるコツは「しっかり乾かすこと」。晴れた日を選んで施工しましょう。
手順をご紹介する前に、まずは以下の道具を準備しましょう。
- 掃除機
- 床用ワイパー
- 床用洗剤
- ワックス
- トレイ
- ドライシート
窓を開けて換気をし、マスクとゴム手袋を着用してから作業しましょう!
手順1.床をきれいにする
まず掃除機をかけて、ドライシートを付けたワイパーで細かいホコリを取ります。
べたつきや黒ずみがある場合は床用洗剤で拭き取り、水拭きしてからしっかり乾燥させましょう。
触ってヌルヌルしなければOK!洗剤がキレイに取れてるってことだよ!
頑固な汚れに効果的
手順2.ワックスを塗る
トレイにワックスを入れ、ドライシートに染み込ませます。
木目に沿って一定方向に、薄く伸ばすように塗っていきます。
塗るときのポイントです。
- 液は半透明になるくらい薄く塗る
- 部屋の奥から出口に向かって塗る
- 角や隅は少し押さえながら塗る
- 複数の部屋を施工する場合は、奥の部屋から順番に
雑巾を使う際は、布にワックスを染み込ませてから作業しましょう。
参考:ワックスの使い方|リンレイ
手順3.乾燥させたら完了
乾燥時間はパッケージに従ってください(リンレイ「オール」の場合、目安は約30分)。
べたつきがなければ完全に乾いたサインです。
初めてワックスを塗る場合や、前回のワックスがけから時間が経っている場合は、もう一度重ね塗りするとより効果的です。
床ワックスおすすめ3選

この項目では、おすすめの床ワックスを3つご紹介します。
ワックス選びの参考にしてみてくださいね!
迷ったらコレ!「リンレイ オール」
迷ったらコレ!
| 効果 | 6ヶ月 |
| 使える床 | フローリング/ビニール床 クッションフロア/Pタイル |
| 質感 | 光沢 |
幅広い床材に対応したベーシックタイプ。
約30分で乾き、初心者でも扱いやすいロングセラー商品です。
ワックス選びで迷ったらまずこれを選んでおけば間違いありません。
塗り直しの回数を減らしたいなら「ウルトラタフコート」
抜群の耐久性
| 効果 | 2年 |
| 使える床 | フローリング/ビニール床 クッションフロア/Pタイル |
| 質感 | 光沢 |
アクリル+ウレタン2種類の樹脂をハイブリッドした製品で、「オール」の約4倍の耐久性。
2年に1回の施工で済むため、こまめな塗り直しが難しい方に向いています。
ただしアルコール・薬剤・洗剤でツヤが落ちやすい点は「オール」と同様なので、水気の多い場所での使用には注意してください。
ペットや赤ちゃんがいる家に「滑り止め 床用コーティング剤」
転倒防止
| 効果 | 1年半 |
| 使える床 | フローリング |
| 質感 | 光沢 |
小さなお子さんやペットがいるご家庭なら、滑り止め効果に特化した「滑り止め 床用コーティング剤」がおすすめです。
各製品によって対応床材や耐久年数が異なるため、購入前に必ずパッケージの使用可能床材を確認してください。
フロアコーティングの施工方法は2つ

フロアコーティングの施工方法は「業者に依頼」と「自分で施工」の2種類があります。
それぞれ詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
専門業者に依頼
フロアコーティングはやり直しが効かないため、プロへの依頼が基本です。
ただし業者によって費用・品質・保証内容にかなり差があるので、1社だけで決めるのは危険です。
「フロアコーティングの窓口」なら最大8社から無料で一括見積もりができます。
まず相場を把握してから比較するのがおすすめです。
面倒な会員登録は不要。たった60秒の簡単な入力で依頼できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、申し込みの流れについて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
見積もり件数12,000件突破
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自分で施工
フロアコーティングは、自分で施工することも可能です。
ただし、コーティング剤は粘度が高くムラが出やすいため、プロのように均一に仕上げるのは難しいです。
施工するなら、まず目立たない場所で試してから全体に広げましょう。
こちらの記事では、フロアコーティングの施工方法(DIY)について紹介しています。
【Q&A】よくある質問
ワックスやフロアコーティングについて、よくある質問をまとめましたので、一部ご紹介します。
ワックスの上からフロアコーティングはできる?
基本的にはできません。
ワックスが残った状態でコーティングを塗ると、密着が悪くなって剥がれる原因になります。
先にワックスを完全に剥離する必要があります。剥離後にコーティングするためのコストも発生するため、業者に依頼する前に床の状態を伝えましょう。
新築にはフロアコーティングを最初に入れた方がいい?
入れることをおすすめします。
新築・引っ越し直前は、施工のベストタイミングです。
家具がない状態で床全面に施工できますし、フローリングが新品のうちにコーティングすることで保護効果を最大限に引き出せます。
床ワックスの黒ずみはどうやって取る?
市販の「ワックス剥離剤」を使って古いワックスをすべて落とし、新たに塗り直す必要があります。
剥離作業はフローリングへの負荷がかかるため、こまめには行わず、状態が悪化してきたタイミングで対処するのがおすすめです。
まとめ
以上、フロアコーティングとワックスの違いやそれぞれのメリット・デメリット、おすすめのワックスなどについてご紹介しました。
フロアコーティングとワックスの違いを改めて整理すると、こうなります。
- 耐久性:コーティングは5〜30年、ワックスは半年〜2年
- メンテナンス:コーティングはほぼ不要、ワックスは半年〜2年に1回
- 費用:1回あたりはワックスが安いが、長期では差が縮まることも
どちらが良い・悪いではなく、自分の住まいや生活スタイルに合った方を選ぶのが大切です。
- 賃貸・初期費用重視・DIYが好きなら「ワックス」
- 新築・持ち家・手間を減らしたいなら「フロアコーティング」
フロアコーティングが気になっている方は、まず複数の業者から見積もりを取って比較してみてください。「フロアコーティングの窓口」なら最大8社に無料で一括依頼できるので、ぜひ活用してみてくださいね。
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