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ダニは梅雨〜夏が最盛期!季節ごとの効果的な予防法や避けるべきNG対策を徹底解説

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ダニは梅雨〜夏が最盛期!季節ごとの効果的な予防法や避けるべきNG対策を徹底解説

家の中には目に見えないほどたくさんのダニが潜んでおり、梅雨から夏にかけて一気に繁殖します。

中でもよく見られるのが、以下の3種類です。

  • ヒョウダニ(チリダニ)
  • コナダニ
  • ツメダニ

これらは、『屋内塵性ダニ(おくないじんせいダニ)』と呼ばれており、人やペットが生活する場所に生息します。

一部はアレルギーやかゆみの原因となることもあり、放置すれば健康被害につながることも。。。

特徴を理解し、適切な対策を取って毎日を快適に過ごしましょう!

この記事では、屋内ダニの特徴や弱点、季節ごとの対策・予防方法についてご紹介します。

また、避けるべきNGな対策についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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梅雨〜夏はダニ発生のピーク

梅雨〜夏はダニ発生のピーク

屋内に生息するダニにはさまざまな種類がありますが、その中でも特に多く見られるのがヒョウダニ(別名チリダニ)です。

よつば
よつば

全体の80%を占めるほど、屋内で見かけるダニのほとんどがヒョウダニです

ヒョウダニの体長はわずか0.3~0.4mm程度と非常に小さく、肉眼では確認できません。

卵から幼虫、若虫、そして成虫へと成長するまでに約1ヶ月かかり、成虫の寿命はわずか2~3ヶ月程度といわれています。

しかし、成虫のメスは1日に1~3個、生涯で200~300個もの卵を産むとされており、寿命は短くても繁殖力が非常に高いのが特徴です。

また、条件が揃う場所であれば、1年中発生することもあるため、大量発生を防ぐには、日々の対策や予防が欠かせません。

発生条件

  • 温度(20~30℃)
  • 湿度(60~80%)
  • エサ(汚れ全般)
  • 暗所

参考:衛研ニュースNo.111|神奈川県衛生研究所

参考:家のなかのダニ|仙台市

ダニが発生しやすい場所はどこ?

  • ベッド/布団/寝具
  • ソファ
  • カーペット
たくみ
たくみ

家族やペットが集まる場所に発生しやすいね

放置しないで!ダニによる被害

ダニによる被害には、大きく分けて「刺咬による被害」と「死骸や糞を吸い込むことによる被害」があります。

これにより、以下のような症状が引き起こされます。

  • 喘息(咳や息苦しさ)
  • 皮膚の赤みやかゆみ
  • アレルギー性鼻炎(くしゃみ・鼻水)
  • アトピー性皮膚炎
  • 肌荒れ
  • くしゃみ

ダニの弱点は3つ

ダニの弱点は3つ

繫殖力が高く、肉眼では確認できないやっかいな存在のダニ。

しかし、そんなダニにも、実は弱点が3つあります。

  • 温度(低温・高温)
  • 乾燥
  • 清潔な環境

温度(低温・高温)

1つ目の弱点は『温度』です。

屋内に多く生息する屋内塵性ダニは、20~30℃の温かく安定した環境を好みます。

しかし、極端な低温や高温の環境下になると動きが鈍くなります。

特に以下のような温度条件では、ダニは生き延びることができません。

  • マイナス10℃以下の低温
  • 50℃以上の高温

熱湯処理や乾燥機を使ってダニの発生を防ぎましょう。

参考:ダニを増やさないために|福島県庁

乾燥

2つ目の弱点は『乾燥』です。

ダニの研究を20年以上行っている専門機関「日革研究所」によると、ダニの体は約70%が水分でできていると言われています。

そのため、湿度が低い環境ではダニの動きが鈍くなり、繫殖スピードも落ちます。

ダニは湿度60%以上になると活発に活動するため、エアコンの除湿機能や除湿機を使って、室内の湿度を下げましょう。

省スペースで大活躍

参考:ダニ捕りロボ

清潔な環境

3つ目の弱点は『清潔な環境』です。

屋内塵性ダニは、人やペットのフケやアカ、皮脂、汗、食べカス、ホコリなどをエサにして繫殖します。

つまり、汚れが溜まりやすい場所ほど、ダニにとって居心地の良い環境になります。

特に注意したいのが、布団やベッド。

1日の3分の1を過ごす場所であり、「高温・多湿・エサ」の3拍子が揃う、まさにダニの楽園です。

定期的な掃除、洗濯をして清潔にしましょう。

季節別!ダニ対策・予防方法

季節別!ダニ対策・予防方法

梅雨から夏にかけては、高温多湿な環境が整うため、1年の中で最もダニが発生しやすい時期です。

しかし、残念なことに条件がそろえば季節を問わず、1年中ダニは発生します。

そこでこの項目では、季節ごとに実践できるダニ対策・予防方法をご紹介します。

よつば
よつば

季節に応じた対策・予防で、ダニが湧きづらい快適な住まいを目指しましょう!

春のダニ対策・予防法

春は、気温と湿度が徐々に上昇し、ダニにとっても過ごしやすい季節です。

この時期は、ダニが繫殖を始める準備期間とも言えるため、早めの対策が重要です。

  • こまめに換気して風通しをよくする
  • 除湿して湿度を一定に保つ
  • 防ダニスプレーを吹きかける
  • ダニ取りシートを設置する
よつば
よつば

おすすめのダニ取りシートはこちら!使用感をレビューしているので、あわせてご覧ください

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夏のダニ対策・予防法

ダニが爆発的に繁殖するのがこの時期。

対策を怠ると、わずか数日で大量発生することも。

夏は「湿度を一定に保つこと」と「こまめな掃除」を心がけましょう。

  • 掃除機をかけて汚れを取り除く
  • エアコンや除湿機を稼働させる
  • 布団の下に除湿シートを設置する
  • 各部屋に除湿剤を設置する
  • 布団やシーツを乾燥機にかける

敷くだけ簡単除湿

秋のダニ対策・予防法

気温が下がり、ダニの数は減少してきますが、夏に増えたダニの死骸やフンが室内に多く残っています。

これらはアレルギーの原因物質となるため、秋はアレルギー対策に集中する時期です。

  • 掃除機をかけて死骸や糞を取り除く
  • エアコンや除湿機の掃除
  • 空気清浄機の活用
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冬のダニ対策・予防法

冬は寒さでダニの動きが鈍るものの、エアコンやヒーターの使用で室内はダニが快適に過ごせる温度になっています。

さらに、窓の結露や加湿器の使用によって湿気が発生しやすくなるため、湿気対策も欠かせません。

  • 窓の結露対策(結露吸水テープを貼る)
  • 加湿器を使う場合は湿度を管理する
  • ダニ取りシートを冬の間も設置し、繁殖防止

窓の結露をたっぷり吸水

実は逆効果!?NGなダニ対策

実は逆効果!?NGなダニ対策

「しっかりダニ対策をしているのに、なぜかかゆみが治まらない…」

実はそのダニ対策、逆効果になっている可能性があります。

一見正しいと思われる方法でも、やり方を間違えると、かえってダニが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

この項目では、NGなダニ対策を2つご紹介します。

天日干し

「晴れた日は布団を干してダニ退治!」

これは昔からよく聞く対策ですが、残念ながら天日干しだけではダニは退治できません。

ダニは50℃以上の熱に20~30分さらされないと完全には死滅しないと言われています。

しかし、布団の表面は太陽で温まっても、内部までは温まりにくいのが現実。

さらに厄介なのが、ダニは暗くて湿った場所を好むという習性。

日差しを避けて、布団の奥や裏側へ逃げ込んでしまうため、むしろ干すことでダニを繊維の奥に追い込んでしまうこともあるのです。

改善方法

  • 布団乾燥機で内部まで高温・乾燥
  • コインランドリーの高温乾燥機を使用する
  • 天日干しの際に黒い布や袋をかける

たくみ
たくみ

天日干しの際に黒い袋や布をかけると良いのはなぜ?

黒いものは、光を吸収する効果があるから、温度が一気に上昇するらしいよ

けんた
けんた

よつば
よつば

この方法なら、内部までしっかり熱が行き届き、ダニを効果的に退治できます

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ダニ取りシートを置きっぱなしにする

市販のダニ取りシートは、さまざまなメーカーから数多く販売されており、どのシートにも効果期間が決まっています。

多くのシートは1〜2か月が使用の目安とされており、これを過ぎて使い続けてしまうと、効果が薄れるだけでなくかえってダニを集めて増殖させる原因に…

よつば
よつば

使用期限が切れたシートには、ホコリや汚れが付着し、ダニのエサになってしまうのです

改善方法

  • パッケージに記載された使用期限を守る
  • 定期的に新しいシートに取り替える
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まとめ

以上、屋内ダニの特徴や弱点、季節ごとの対策・予防方法などについてご紹介しました。

  • 家の中で最も多く発生するダニは「チリダニ」
  • ダニ対策・予防のポイントは「温度・乾燥・清潔」を維持すること

ダニは季節ごとに活動の特徴が異なるため、時期に応じた対策が大切です。

春は繫殖の予防、夏は湿度管理と掃除、秋はアレルギー対策、冬は結露と室内環境の見直しを。

正しい知識で、1年を通して快適な室内空間を保ちましょう。

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