マンガや雑誌、小説などをしまう本棚や、スッキリとしたお部屋にするための収納棚、そしてインテリアを飾る棚など、棚の種類はさまざまです。
棚は、部屋がきれいに片付くように物を収納したり、必要なものをすぐに取り出せたり、大切な物を守るという役割があります。
しかしその一方で、残念なのがほこりが溜まりやすいということ。。。
「きちんと掃除していても、気づいたら棚がホコリまみれ・・・」
「本にホコリが付着して黄ばんで傷んでしまった・・・」
「棚に飾っているインテリアが、いつの間にかホコリかぶっている・・・」
なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ほこりが溜まる理由や本棚や収納棚の掃除方法、本棚や収納棚のほこり対策などについてご紹介します。
また、棚掃除に便利なおすすめ掃除アイテム、本棚のホコリよけにおすすめの人気グッズ、本の汚れ防止!おすすめしたい本棚カバーについてもご紹介しますので、参考になれば嬉しいです!
ぜひ最後までご覧ください♪
目次
ほこりが溜まる理由
「掃除したはずなのに、いつの間にか棚がホコリっぽくなっている・・・」なんてことありますよね?
では、そのほこりの正体は何で、どこからやってくるのでしょうか?
以下の項目でそれぞれご紹介します。
ホコリの正体:衣類やカーペットなどから出る繊維くず
ホコリの大半は、繊維くずや糸くずです。
発生源は主に、布団、衣類、タオル、カーテン、カーペット、クッションなどの布製品。
本、新聞、ティッシュペーパーなどの紙製品です。
摩擦や洗濯などによって、繊維カスや糸くずが発生します。
これらの微細な繊維や糸くずは室内に広がり、棚の上や本の間に入り込んでホコリとなります。
ホコリの正体:ダニ
ホコリが溜まる主な原因の一つは、ダニです。
ダニは非常に小さな生物で、微細な粒子の中でも生息しやすく、暖かく湿度の高い環境を好みます。
ダニは主に、衣類、カーペット、カーテン、寝具など、人が生活する家中のさまざまな場所に生息しています。
また、ホコリはダニだけでなく、ダニの排泄物や死骸なども含んでいます。
ダニはアレルギーの原因ともなるため、こまめな掃除や駆除が必要です。
ダニの掃除方法、駆除方法についてはこちらの記事でまとめています♪
ホコリの正体:花粉や土、砂埃
エアコンを稼働させたり、換気の際に窓から風と一緒に花粉、土、砂埃がお部屋やリビングに入って、棚の表面に付着してホコリとなります。
花粉、土、砂埃は微細な粒子のため、肉眼では見えづらく、普段の生活を送る間に気づかずに徐々にたまっていきます。
ホコリの正体:フケ、髪の毛、ペットの毛
ホコリが溜まる原因の一つは、フケや髪の毛、ペットの毛です。
ペットが部屋中を動き回ったり、ブラッシングして抜け落ちた髪の毛やフケが、衣類に付着してリビングに落ち、空気中に舞い上がって室内に広がります。
特に髪の毛やペットの毛には、油分やタンパク質を含んでいるため、ホコリや微粒子を引き寄せやすくなっています。
本棚や収納棚の掃除方法
本棚にはホコリが溜まりやすく、定期的に掃除をすることで、本の傷みや黄ばみを防ぐことができます。
この項目では、基本的な本棚の掃除と、簡単にできるささっと掃除の2つの掃除方法をご紹介します!
その他、インテリア棚や収納棚も掃除方法は同じです。
基本的な掃除は月に1度。簡単にできるささっと掃除は週に1・2回を目安に掃除しましょう♪
1ヶ月に1回!本棚の掃除方法
- 換気をし、マスクを付ける
- 本を全て取り出す
※ほこりを掃除しやすいように一時的に別の場所に置きましょう!これによって、本棚内の隙間や棚板に溜まったほこりを取りやすくなります。 - 本を裏返し、本の間やページの隙間に溜まったほこりを取り除く
※デリケートな素材の本には注意しましょう - 乾いた柔らかい布やマイクロファイバークロス、ドライシートを使い、本棚の表面や棚板をふき取る
※ほこりをなるべく舞わせないように拭き取るのがポイント! - 掃除機の細かいノズルを使って、本棚の隙間や角など、細かいホコリを取り除く
ホコリや繊維のたまりやすい箇所に集中的に掃除機がけしましょう!
週に1・2回!簡単本棚掃除
- 換気をし、マスクを付ける
- 本の高さを揃える
本棚の両端が背が高めの本。中央に向かって背が低くなるように並べるのがポイント! - ハンディモップで本にたまったホコリを絡め取る
※ホコリが酷く溜まっているようならば、掃除機をかけてからハンディモップを使いましょう!
掃除中は汚れやホコリに触れることがあります。
マスクを付けることで、掃除中に舞い上がるホコリや細かい汚れ、雑菌を直接口や鼻に付着するのを防ぎ、感染症や病原体の侵入を予防します。
ですので、掃除の際は必ずマスクを着用してから始めましょう!
棚掃除に便利なおすすめ掃除アイテム
掃除をする前にあると便利な掃除グッズを3つご紹介します!
便利なお掃除グッズを活用すれば、掃除にかかるストレスも手間も激減するでしょう。
ぴったりの商品を見つけてお掃除をもっと簡単にし、毎日をすっきり過ごしてくださいね!
マイクロファイバークロス
おすすめのポイント
- 洗剤を使わなくても汚れをキレイに落とす
- 極細繊維なので、ホコリを逃がさずしっかりキャッチする
- 細かい繊維が汚れを包み込むため、表面を傷つけることなくキレイに拭き取れる
- 洗濯しても効果が落ちにくいほど優れた耐久性
- 乾拭きや拭き取り、磨き上げなどさまざまな用途で使用できる
- 軽く拭くだけできれいになる
ハンディモップ
おすすめのポイント
- 手にフィットするコンパクトサイズだから、狭い場所や高い場所など、手の届きにくい場所でも簡単に掃除することができる
- 軽量で持ち運びが便利だから、広範囲の掃除に使用でき、収納に困らない
- ハンディモップは棚だけでなく、家具や壁、窓など、さまざまな表面の掃除にも使用できる
- 製品のほとんどは、汚れたらモップヘッドを取り外して新しいモップと交換できる
- ホコリをごっそり吸い付ける
- 吸着繊維によって凸凹やすき間の奥にあるホコリ・花粉・ハウスダストもしっかり絡め取る
ハンディクリーナー
おすすめのポイント
- 手軽に使えるため、汚れを放置することなくすぐに対処できる
- 掃除機よりも軽量で持ち運びが便利だから、階段や車の中、家具の裏側など、手の届きにくい場所でも便利
- 床やカーペット、家具の表面、窓など、さまざまな場所や素材に対応できる
- コードの制約なく自由に移動できる
掃除をする際のポイント
棚に付着する小さなホコリをキレイに取り除くには、いくつかポイントがあります。
効率よく掃除するためにも、ポイントを抑えてから取り掛かりましょう!
こちらの記事では、掃除の基本や揃えておくべき掃除道具、掃除をするメリットについてまとめていますので、
こちらもご覧ください♪
ホコリの性質を知る
ホコリには、「空中に浮遊する性質」、「静電気に引き寄せられる性質」、「粘着性」の3つの性質があります。
一つ目の、「空中に浮遊する性質」は、
微小な粒子で軽量なホコリのため、換気や風の影響を受けると、ホコリは舞い、部屋全体に広がってあらゆる場所に堆積します。
掃除の際は、体内に吸い込まないよう、マスクを付け、なるべく舞わせないように拭き取りましょう。
二つ目の、「静電気に引き寄せられる性質」は、
乾燥した環境や摩擦が発生する場合には、ホコリは静電気の影響を受け、物体に引き付けられます。
これにより、家具や電子機器の表面にホコリが密着します。
電子機器や精密機器などの家電は、ホコリに弱いことから定期的な掃除が必須となります。
静電気を帯びたホコリを効果的に取り除くには、マイクロファイバークロスを使った掃除が効果的です。
三つ目の、「粘着性」は、
ホコリは微小な粒子が集まったものであり、微細な凹凸や表面の粘着力を利用して物に付着します。
特に湿度の高い環境では、ホコリの粒子同士が結合して固まりやすくなり、物体への付着が増加します。
粘着性のあるホコリを掃除するには、湿らせた布やモップを使用することがポイントです。
ホコリを吸着させてしっかりと取り除くことができます。
掃除は上から下へ
棚に限らず、どんな場所でも共通する掃除のコツは、「上から下へホコリを払う」こと。
しっかり掃除も、ささっと掃除でも、必ず高い場所から始め、上から下へホコリを払うイメージで行いましょう。
どんどん下にホコリやゴミが落ちるので、最後に一気に回収します。
そうすることで、無駄を省いて効率よく掃除をすることができます!
定期的な掃除
ほこりは、生活しているだけで日々蓄積します。
しかし、心配だからといって、家中をやみくもに掃除するのは時間や労力がかかり、何より大変です。
あまり神経質になり過ぎて、家にいる時間を快適に過ごせないのは本末転倒なので、週に1・2回の軽い掃除、月に1回の定期的な掃除を目安に行うことで、ホコリの蓄積を抑え、キレイを維持することができます。
本棚や収納棚のほこり対策
本棚や収納棚など、棚はこまめに掃除をすることでホコリが溜まりにくくなります。
しかし、簡単な掃除方法はあるものの、毎回の掃除は手間がかかって、なんだかんだ大変。。。
そこでこの項目では、ホコリが溜まりにくくなる方法や対策をご紹介します。
空気清浄機を使用する
空気清浄機は、空気中のホコリや花粉、ダニの死骸、ペットの毛など微小な粒子を除去し、室内の空気を循環させ、清浄化する効果があります。
本棚や収納棚の周りに空気清浄機を設置することで、ほこりの量を減らし、棚内の環境を清潔に保つことができます。
ビニールカバーやカーテン、シートを取り付ける
ホコリが溜まらないようにするには、カーテンを取り付けたり、ビニールや透明シートなどでカバーすることも効果的です。
これらを取り付けることで、直接ほこりが本に付着するのを防防ぎ、棚の上部を清潔な状態に保ちます。
定期的にカバーを取り外して、洗濯することも忘れずに行いましょう♪
また、これから購入を検討してる方や、棚の買い替えを検討している方は、本棚を扉付きのものにすれば、見た目もお部屋もスッキリさせることができます。
換気と湿度管理
窓を開けて新鮮な空気を取り入れることで、室内の湿度や空気の流れが改善されます。
また、湿度が高い場所に本棚や収納棚を置くと、ほこりが湿って固まったり、カビが発生する原因となるため、湿度管理にも注意しましょう。
整理整頓
定期的に本や物品を整理整頓して収納することで、棚の中の空間が広くなり、ほこりが溜まりにくくなります。
また、無駄なものを取り除き、必要なものだけを収納することで、必要な物をすぐに見つけることができたり、ストレスの軽減や集中力が高まるといったさまざまなメリットがあります。
棚のホコリ除けにおすすめ!人気グッズ
こまめな掃除は大切ですが、グッズを取り入れることで次の掃除が楽になります!
そこでこの項目では、ホコリ除けにおすすめなグッズをいくつかご紹介しますので、グッズ選びの参考になれば幸いです。
ホコリを徹底除去:空気清浄機
これ1台置くだけで、花粉や微小な粒子、ウイルスを99%抑制し、静電気も除去します!
また、タバコや汗臭、部屋干し衣類の生乾き臭など、気になるニオイを分解し、消臭効果も♪
簡単取り付け!本をカバーするカーテン
手軽にオシャレに目隠しできるミニカーテン♪
目隠しとしてだけでなく、インテリアタペストリーやリメイク用の素材、小物の撮影背景布としても使用できます♪
洗濯機で洗えるので、キレイをキープできる♪
カラーボックスの前面と上部をホコリからしっかりガードします!
本の汚れ防止!おすすめの本棚は扉付き本棚
本棚を選ぶ際は、扉付き本棚がおすすめです!
扉付き本棚を選ぶメリットは以下の通りです。
扉付き本棚のメリット
- 日焼けから本を守ってくれる
- 目隠しになる
- 地震などの災害時に、本の落下を防いでくれる
- プライバシーを守る
- ホコリや汚れを防ぐ
ここからは、おすすめの扉付き本棚をいくつかご紹介していきます。
ガラス扉や収納スペース付き本棚、本の中身が見やすい本棚など、さまざまな種類の扉付き本棚を集めてみました♪
ほこりが溜まりにくくなる?!本棚の配置方法
掃除や対策だけでなく、本棚の正しい配置方法もホコリを溜めないための重要なポイントです。
本の収納や本棚の配置をする時に、床に直接本を何冊も重ねて置いたり、本棚に本を密集して詰め込んだり、湿気の高い場所に本棚を配置することは避けましょう。
ホコリがたまりやすくなる原因となります。
それだけでなく、本にカビが生えたり、汚れやすくなってしまいます。
したがって、棚を配置する際には風通しの良い場所を選びましょう。
窓や換気口の近くなど、空気の流れがある場所に配置することで、カビが発生しづらくなり、ほこりが溜まりにくくなります。
まとめ
以上、ほこりが溜まる理由や本棚や収納棚の掃除方法、本棚や収納棚のほこり対策などについてご紹介しました。
棚は、日々の生活でホコリが溜まりやすい場所ですが、掃除を行うことで、清潔さを保ちながらホコリを減らすことができます。
また、掃除の頻度を減らすためにもホコリ対策をしておきましょう。
本棚にカーテンを取り付けたり、透明シートでカバーしましょう。
個人的には、本棚の印象をすっきりさせたい・掃除の手間を省きたいという方には、扉付きの本棚と空気清浄機の組み合わせがおすすめです♪
棚ホコリ対策のまとめ
- ほこりが溜まる理由は、繊維や髪の毛、フケ、紙くず、ダニ、カビ、花粉、砂埃が原因
- 棚掃除のポイントは、高い場所から始め、上から下へ乾いた柔らかい布で、ほこりを舞わせないように拭き取る
- 掃除は、週に1・2回の軽い掃除、月に1回の定期的な掃除を目安に行う
- 効果的なホコリ対策は、空気清浄機を使用する・ビニールカバーやカーテン、シートを取り付ける・換気と湿度管理・整理整頓
- 本棚の正しい配置方法は、風通しの良い場所を選ぶこと
今回ご紹介した内容を参考に、適切な対策を取ることで、心地よく清潔な環境を保つことができます。
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