以前の記事では、「洗濯物につく茶色い小さな虫」や「洗濯物や布団につくグンバイムシ」についてご紹介しました。
その後、対策や予防を続けていたため、しばらくは虫の付着も減り、安心して過ごせていたのですが。。。
ここ最近になって、また新たな虫が洗濯物に付くようになってしまったのです。
調べてみると、その正体は「マルカメムシ」である可能性が高いことが分かりました。
そこでこの記事では、マルカメムシの生態やライフサイクル、そして効果的な対策・予防方法についてご紹介します。
また、虫が苦手な方でもできる捕獲方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
次の項目には、実際に洗濯物に付着していた虫の画像が表示されます。虫が苦手な方はご注意ください。
目次
【虫画像あり】洗濯物に付いていた虫

最初に見つけたのは、10月中旬頃です。
気温は23℃で晴れの日でした。
外干ししていた洗濯物を取り込んでからしばらくすると、部屋の中で何かが動いているのを感じ、嫌な予感が…
確認してみると、やはり虫でした。
しかも、前回(5月頃)に付着していた「タバコシバンムシ」や「ヒメカツオブシムシ」とは明らかに違う種類の虫でした。
洗濯物に付いていた虫の特徴
虫の特徴は?
- 黒くて丸い形をしている
- 体長は5mmくらい
- 洗濯物に数匹付着していた
- 羽根があって飛ぶ
- 白いタオルに付着し、じっとしていた
- 捕獲時にカメムシが放つようなニオイがした
虫の正体は「マルカメムシ」

虫の正体は何?
発見時の特徴と撮影した画像をもとに調べた結果、カメムシの仲間「マルカメムシ」であることが分かりました。
| マルカメムシ | |
| 見た目 | 光沢のある黄褐色/体に黒い点 見た目は黒っぽく見える |
| 体長 | 5mm前後 |
| 発生時期 | 4月~10月 |
| 生息場所 | 日本各地 (本州/四国/九州など) |
参考:マルカメムシ
「マルカメムシ」の生態とライフサイクル

マルカメムシは、卵から成虫になり寿命を迎えるまで、およそ1年のサイクルを持つと言われています。
春になると、成虫はマメ科の植物の葉や茎に移動し、一度に20~30個の卵を産み付けます。
卵は夏には孵化し、幼虫から成虫へと成長。
そして、秋になると石の下や落ち葉、家屋、木材の隙間などに集団で移動し、越冬をします。
幼虫と成虫では見た目が大きく異なり、幼虫は黄緑色で平べったく、全身に毛が生えているのが特徴です。
マルカメムシは人を刺したり噛んだりすることはありませんが、外的から身を守るため、脚の付け根にある臭腺からカメムシ独特の強烈な臭いを放ちます。
さらに、マメ科の植物の葉や茎、果実を好むため、植物が枯れたり、農作物の被害を及ぼすこともあります。
「マルカメムシ」が洗濯物に付く理由

マルカメムシが洗濯物に付くのは、偶然ではなく「習性」によるものです。
特に10月から11月にかけては、越冬をするための隠れ家を探して活動が活発になる時期。
日当たりの良いベランダや暖かい洗濯物を格好の場所と勘違いして寄ってきてしまうのです。
さらに、マルカメムシは何十匹もの集団で行動する習性があり、1匹見つけたら要注意!
周辺には、すでに何十匹ものマルカメムシが潜んでいるでしょう。
発生条件はこちら!
- 暖かい場所を好む
- 白や明るい色を好む
- 花などのいい香りのものが好き
- 越冬場所を探している
- エサを求めている
- 冷え込んだ翌日の快晴の日に動き出す
- 近くに雑草や植物がある
虫が苦手でもできる4つの捕獲方法

一人暮らしだから、自分で対処しないといけない…
虫がどうしても苦手…簡単に捕獲できる方法を教えて
ここでは、虫が苦手な方でも簡単にできるマルカメムシの捕獲方法を4つご紹介します。
「怖くて近づけないけど、どうにかしない…」「今すぐ対処したい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
粘着剤で捕獲
1つ目の捕獲方法は、ガムテープや粘着クリーナー(コロコロ)などの「粘着剤を使う」です。
粘着剤一つで、捕獲から処分まで直接虫に触れずに簡単にできます。
ただし、隙間など届きにくい場所に入り込んだ虫の捕獲は難しいので、注意が必要です。
サッと取り出せる
トングで捕獲
2つ目の捕獲方法は、「トングで捕獲」です。
この方法では、トングのほかにティッシュと袋を用意しましょう。
粘着剤と同様、虫に直接触れることなく捕獲から処分までスムーズに行えるのがポイントです。
また、大型の虫の捕獲や死骸の処分、掃除などさまざまシーンにも使えて便利。
ただし、大量発生している場合は一度に捕まえるのが難しいので、あらかじめ発生状況を確認しておきましょう。
マルチに使える
詳しいやり方は、こちらでご紹介しています!画像付きで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてね!
専用アイテムで捕獲
3つ目の捕獲方法は、「専用アイテムで捕獲」です。
虫取りアイテムは、さまざまなメーカーから販売されていますが、中でもおすすめなのが「いやムシペッタンポイ」
床や壁にとまっているカメムシに被せ、本体先端の粘着部分に追い込むだけで捕獲完了!
処分時は、レバーを上げてそのままゴミ箱にポイッ!
交換用カートリッジが必要なものの、虫に一切触れないので安心して処分できます。
ゴキブリやクモにも使えるよ!
触らず潰さず簡単処分
袋で捕獲
4つ目の捕獲方法は、「袋で捕獲」するシンプルな方法です。
先ほどの「トングで捕獲」からトングを省いたバージョンで、袋とティッシュを使って虫を包み込むように捕まえます。
手が虫に直接触れないため、カメムシ臭も付かず、確実に捕獲できます。
ただし、捕まえる際に虫の感触を感じることがあるので、苦手な方はゴム手袋を着用するとより安心です。
対策・予防方法

今回私が行った対策・予防方法を4つご紹介します。
- ハッカ油をスプレーする
- 無香料タイプの柔軟剤を使う
- カメムシ用殺虫剤を散布する
- 白や明るい色の洗濯物は室内干し
ハッカ油をスプレーする
カメムシは、ハーブやミントなどの爽やかで清涼感のある香りを嫌う傾向があります。
洗濯物を干す前に、以下のような場所を中心にスプレーしましょう。
- 窓
- 網戸
- ベランダ手すり
また、カメムシだけでなく、ゴキブリや蚊、アブなどにも忌避効果があるので、おすすめですよ!
100%天然ハーブ
無香料タイプの柔軟剤を使う
夏の蒸し暑い日が続いていたころは、虫の発生が少なく、香り付きの洗剤や柔軟剤を安心して使っていました。
ところが、気温が落ち着く10月になると、マルカメムシをはじめとする虫が発生しやすくなります。
そのタイミングを忘れて、いつもの香り付き柔軟剤を使ってしまった結果…
良い匂いに誘われてマルカメムシが寄ってきてしまったようです。
この経験から痛感したのは、柔軟剤は「無香料タイプ」を選ぶのが一番安全ということ。
「どうしても香り付きがいい」「お気に入りの洗剤を使いたい」という方は、虫が出やすい春や秋の時期だけ「無香料タイプ」に切り替えましょう!
ただし、私のようにうっかり切り替えを忘れてしまうことがあるので、注意が必要です。
スマホのカレンダーアプリに登録しておくことをおすすめします!
赤ちゃんの衣類にも使える
カメムシ用殺虫剤を散布する
カメムシが多い時期は、カメムシ専用の殺虫剤をスプレーしましょう。
特におすすめなのが、「カメムシアタッカー」
広範囲に潜むカメムシはもちろん、隙間や網戸のフチに潜む個体までピンポイントで駆除できます。
さらに、最大4ヶ月間の予防効果もあるので、発生シーズン前にスプレーしておくと安心です。
殺虫・予防効果
白や明るい色の洗濯物は室内干し
カメムシは、白いや明るい色を好んで集まる習性があります。
そのため、カメムシが多い時期は白や明るい色の衣類は外干しを避けて室内干しに切り替えるのがおすすめです。
少しの工夫で、嫌なカメムシの侵入をぐっと減らすことができます。
【まとめ】10~11月はカメムシに注意
以上、マルカメムシの生態や捕獲方法、対策・予防方法などについてご紹介しました。
- 洗濯物に付いていた虫の正体は「マルカメムシ」
「マルカメムシ」は、人を刺したり嚙んだりすることはないものの、カメムシ特有の強い悪臭を放ちます。
100%発生を防ぐことは難しいものの、「ハッカ」や「殺虫剤」などのアイテムを活用したり、「洗濯物の干し方を工夫する」ことで、ぐっと寄り付きにくい環境をつくることができます。
今回ご紹介した対策・予防を取り入れて、虫ストレスから解放され、快適な毎日を過ごしましょう。
殺虫・予防効果

