マンションやアパートの玄関・ベランダに、カメムシが大量発生して困っていませんか?
- 玄関を開けるたびにカメムシが入ってくる…
- 洗濯物にカメムシがついていて、臭いが取れない…
- 何度駆除しても翌日にはまた出てくる…
実は、マンション・アパートはカメムシが集まりやすい条件が重なりやすい構造になっています。
しかし、正しい原因を知って対策すれば、賃貸住まいでも十分にカメムシを寄せ付けない環境を作ることができます。
この記事では、マンション・アパート住民向けに、カメムシが大量発生する原因と、玄関・ベランダ別の今すぐできる対策を徹底解説します。
この記事を読むと、以下のことができるようになります。
- カメムシが集まる原因を根本から断てる
- 賃貸OKの方法で侵入を防げる
- 万が一臭いがついても素早く対処できる
結論は、発生場所を特定して複数の対策を組み合わせるだけで、マンション・アパートのカメムシ問題は劇的に改善できます。
目次
カメムシがマンション・アパートに大量発生する原因

マンションやアパートにカメムシが大量に押し寄せてくる主な理由は、次の3つです。
- 餌の豊作
- 暖冬
- 気候の変化
それぞれ詳しく見ていきましょう!
原因① 餌の豊作
カメムシの主なエサは、スギやヒノキの実(球果)です。
花粉の飛散量が多い年は球果も豊作になり、それをエサにするカメムシも一気に増殖します。
つまり、「花粉が多い年=カメムシが増える年」というわけです。
「今年は花粉がひどかった」と感じた年の秋は、カメムシの大量発生に注意しましょう。
原因②暖冬
カメムシは寒さに弱く、本来であれば冬の寒さで多くの個体が死んでしまいます。
しかし近年は暖冬の影響で、越冬できる個体が増加。
その結果、春を迎えるカメムシの数が増え、翌年の大量発生につながっています。
原因➂気候の変化
春から夏にかけて気温が高くなると、カメムシの成長スピードが一気に加速します。
さらに、繁殖のサイクルも早まるため、1シーズンで増える数が大幅に増加。
つまりカメムシにとって、ここ数年はかなり住みやすい環境になっているということです。
カメムシの一生

カメムシは、冬以外の時期を除いてほぼ1年中見られる不快害虫です。寿命はわずか約1年~1年半ほどですが、この間に何度も産卵します。
1回の産卵数は数十個で、1つの塊「卵塊(らんかい)」となって洗濯物や窓、葉の裏などに産み付けます。卵塊は、1週間~10日で孵化し、あっという間に成虫になります。
そんな厄介な存在であるカメムシの一生はどのようなものなのか?簡単にご紹介します。
カメムシは、4月になると越冬から目覚め、山や畑、果樹園に移動して活動を始め、産卵します。
夏になると球果(スギやヒノキの実)や野菜、果樹類を食べながら成長し、繫殖します。
秋には、越冬の準備をするために自販機や街灯などの照明や家屋に集まり活動範囲を広げます。
寒さに弱いカメムシは、冬になると人里や葉の裏など、暖かい場所に隠れて春が来るまでじっとします。
だから秋になるとカメムシをよく見かけるんだね!
隠れやすく、寒さをしのげる場所を重点的に対策する必要があるね!
参考:生態と種類を知る|大日本除虫菊株式会社
カメムシが臭い理由
カメムシは、刺したり嚙んだりすることはないものの『青臭い強烈な刺激臭』を放ちます。
しかも驚くことに、カメムシ自身でさえ、この臭いを強く浴びると弱ってしまうことがあると言われています。
とはいえ、カメムシが常に悪臭を放っているわけではありません。実はこの臭い、非常事態の時だけに使う切り札のようなもの。
仲間に危険を知らせるときや、敵に襲われたとき、強いストレスを感じたときなど
そんな場面で、カメムシは中脚と後脚の間にある「臭腺開口部」から一気に臭いを放出します。
つまりあのニオイは、カメムシにとっての防御スイッチ。うっかり刺激してしまうと、一瞬であの強烈な臭いが広がるのです。
カメムシにとって臭いは、生きるための大切な武器なんですね!
詳しい消臭方法については、こちらの記事をご覧ください!
マンションでカメムシが発生しやすい場所はどこ?

カメムシはどこから来て、どこに潜んでいるのでしょうか?
この項目では、マンションでカメムシが特に発生しやすい場所についてご紹介します。
玄関まわり(照明・ドアの隙間)
玄関は最もカメムシが集まりやすい場所のひとつです。
カメムシには光や白いものに集まる習性があるため、玄関灯の光や白い外壁に引き寄せられ、ドアの隙間や郵便受けの穴などから室内に侵入します。
「うちのマンション、やたらカメムシが多い」と感じる場合、照明の位置や外壁の色が影響していることが多いです。
ベランダ(窓・網戸・サッシ・洗濯物)
ベランダはカメムシが最も集まりやすい場所です。日当たりがよく暖かいため、カメムシが好む環境が整っています。
窓や網戸のサッシに隙間があると、そこから室内へ侵入します。
また、白や明るい色の洗濯物・布団にカメムシが付着し、そのまま室内に入り込んでしまうケースも非常に多いです。
「部屋の中でカメムシをよく見かける」という方は、洗濯物への付着が原因であることがほとんどです。
さらに、ベランダに観葉植物を置いている場合も注意が必要です。葉や茎はカメムシのエサになるため、秋の時期はカメムシを引き寄せる原因になります。
換気口・エアコンの壁穴・排水ホース
意外と見落としがちな侵入経路です。
カメムシはわずか2mm程度の隙間から侵入できるため、換気口・エアコンの通気口・排水ホース(ドレンホース)も例外ではありません。
専用のフィルターや逆止弁キャップが取り付けられていない場合、絶好の侵入経路になってしまっています。
今すぐできる!マンション・アパートのカメムシ駆除方法

カメムシを見つけたら、落ち着いて対処しましょう。
絶対にやってはいけないのは、叩く・潰すことです。刺激を受けたカメムシは強烈な悪臭を放つため、被害が拡大してしまいます。
この項目では、マンション・アパートのカメムシの駆除方法を3つご紹介します。
殺虫剤スプレーで駆除
カメムシの駆除方法1つ目は、『カメムシ専用の殺虫スプレーを使う』です。
近くにいるカメムシをピンポイントで駆除できるだけでなく、広範囲に潜んでいる個体にも対応できます。
カメムシに向かって噴射すると、殺虫成分が口や気門(呼吸のための穴)から体内に入り込み、神経に作用します。
その結果、動きが徐々に鈍くなり、短時間で死滅します。
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粘着テープで触らず駆除(赤ちゃん・ペットがいる家庭向け)
カメムシの駆除方法2つ目は、「粘着テープを使って駆除する」方法です。
粘着テープは殺虫成分を一切使用しないため、小さな子どもやペットがいるご家庭でも安心です。
また、機械音が出ないため、時間帯を気にせず使用できるのもメリットです。
天井や高い壁にいるカメムシには、「触らずペッタンポイ」などの専用アイテムと併用することで、直接触れることなく安全に退治できます。
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凍結スプレーで駆除
カメムシの駆除方法3つ目は、『凍結させて駆除』です。
冷凍殺虫スプレーは、殺虫成分を使わずに超低温の冷気でカメムシを瞬時に動きを止めます。
臭いを出す前に動きを封じることができるため、マンション・アパートでの使用に最も適した方法です。薬剤のベタつきや臭いもなく、卵や幼虫にも効果があります。
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賃貸でもできる!カメムシ予防・対策5選

駆除できたら、次は「寄せ付けない・侵入させない」環境づくりが重要です。
マンション・アパートの賃貸住まいでもできる対策を5つ紹介します。
玄関灯・外壁・ベランダに防虫スプレー
市販のカメムシ専用忌避スプレーを、玄関灯・外壁・ベランダ・窓枠・網戸に吹きかけましょう。
おすすめは、防虫効果が消える1~2ヵ月前です。防虫剤をスプレーする際に、「カメムシの卵や幼虫はいないか?」も合わせてチェックしましょう。
特に、以下のような場所にはカメムシが発生しやすいです。
- 玄関(照明/外壁/ドアなど)
- ベランダ(窓枠/窓サッシ/窓ガラス/網戸/雨戸など)
- 庭
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徹底的に対策したい方は、忌避アイテムと併用することで、より高い効果が期待できます。
合わせて使いたい
隙間テープで侵入経路を塞ぐ
カメムシは、暖かくて敵がいない安全な場所を求めて冬を越します。
特に、暖房で温められた室内は、外の寒さから逃れたいカメムシにとって住み心地の良い場所となります。
カメムシが家に侵入しないよう、侵入経路である『隙間』を塞ぎましょう。
| 場所 | 対策 |
|---|---|
| 玄関ドアの下の隙間 | 隙間テープ |
| 窓・サッシの隙間 | 隙間テープ |
| 換気口 | 防虫フィルター |
| エアコンの排水ホース | 虫よけキャップ |
こちらの記事では、賃貸でも使えるおすすめの隙間対策アイテムをご紹介しています♪
洗濯物・布団の取り込み方を変える
カメムシは、白や明るい色に引き寄せられる習性があります。そのため、洗濯物や布団は格好のターゲットになりやすいのです。
特に注意したいのが、カメムシが増える時期の外干し。
気づかないうちに衣類やシーツにくっつき、そのまま取り込んでしまうケースも少なくありません。
「干したはずなのに、なぜか部屋が臭う…」
そんなトラブルを防ぐためにも、取り込む前にしっかりチェックすることが大切です。
- 取り込む前にバサバサと振り落とす(布団たたきで叩くと臭いが付くのでNG)
- 白・明るい色の洗濯物は特に念入りにチェック
- カメムシが多い時期だけ室内干しに切り替える
- 洗濯物カバーや洗濯ネットで物理的に防ぐ
玄関灯をLEDに変える
カメムシは、玄関灯などの紫外線を多く含む光にも引き寄せられる習性があります。
そのため、玄関まわりにカメムシが集まりやすい場合は、照明を見直すのが効果的です。
特におすすめなのが、紫外線をほとんど発しないLED電球への交換。
実際に、「殺虫剤を使っても効果がなかったのに、LEDに替えたらパタッと来なくなった」という声も少なくありません。
ちょっとした工夫ですが、これだけで虫の寄りつき方が大きく変わることもあります。
なお、賃貸物件でも電球の交換は基本的に可能ですが、念のため管理会社に確認しておくと安心です。
ベランダの観葉植物の置き場所を変える
植物の葉や茎は、カメムシのエサとなります。
そのため、玄関やベランダに置いている場合は、秋の時期だけでも設置場所を変えることをおすすめします。
また、ナスやピーマンなど植物の栽培をしている場合は、防虫ネットや寒冷紗被せるなどして対策しましょう。
カメムシの隠れ家である落ち葉や雑草も定期的に取り除こう!
【状況別】カメムシの臭いを取るには?

青臭い不快なカメムシ臭。一度付着すると簡単には落とせません。
この臭いの原因はアルデヒドという成分で、揮発性が高く、親油性のため油に溶けやすく水に溶けにくい特性があります。
以下の方法で対処しましょう。
| 付着場所 | 臭いを消すには |
| 皮膚(手や足など) | 台所用洗剤やクレンジングオイルで洗う |
| 衣類 | 界面活性剤入りの洗剤で洗濯 ドライヤーやアイロンで熱を加え、臭いを揮発させる |
| 布団 | 消毒用アルコールをスプレー 天日干しで乾かし、臭いを揮発させる |
どれも簡単にできるので、ぜひ試してみてね♪
まとめ
以上、マンション・アパートでカメムシが大量発生する原因と対策を解説しました。
- カメムシ大量発生の原因は「餌の豊作」「暖冬による越冬数の増加」「気候変動による成長サイクルの変化」
- 効果的なカメムシの駆除方法は『殺虫剤』『粘着テープ』『凍結』
- 玄関前の死骸は放置せず、早めに処分する
カメムシ対策は、ひとつの方法だけに頼るのではなく、「忌避スプレー」「隙間対策」「照明の見直し」を組み合わせることで、効果が格段に高まります。
実は、カメムシはちょっとした油断を見逃しません。だからこそ、早めに対策を始めておくことが、被害を防ぐ最大のポイントです。
この記事を参考に、今のうちからしっかり備えておきましょう。今年こそ、突然のカメムシ出現に悩まされない、快適な暮らしを手に入れてください。
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