毎年5月末~7月中旬にかけてやってくる梅雨の季節。
「セットした髪は崩れるし、服は濡れるし…外に出るのが億劫…」「雨続きでお出かけの予定も立てにくい」など、この時期は気分が沈みがち。。。
でも、そんな時こそ掃除のチャンス!
実はこの梅雨時期こそ、掃除に最も適したタイミングなんです。
湿気が多いからこそ、頑固な汚れが落ちやすく、放っておくと増えがちなカビやダニの繁殖を防ぐこともできます。
梅雨の間にしっかり掃除をしておけば、スッキリ快適な気分で夏を迎えることができますよ。
この記事では、梅雨時期の掃除がおすすめな理由や、掃除箇所、そして注意点まで分かりやすく解説します。
また、掃除箇所の項目では、あると便利な掃除アイテムもごあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
梅雨こそ掃除が適している6つの理由

「梅雨時期に掃除⁈年末の大掃除で十分じゃないの?」
そう思った方も多いのではないでしょうか?
しかし実は、梅雨時期こそ掃除に最適なタイミングなんです。
では、なぜ梅雨時期の掃除がおすすめなのか?
その理由を6つのポイントに分けてご紹介します。
- 汚れがゆるんで落ちやすい
- 喘息やアレルギー症状の軽減
- 力いらずでラクラク掃除
- カビやダニの繫殖を防げる
- 夏に備えた準備ができる
- おうち時間を有効活用できる
汚れがゆるんで落ちやすい
一つ目は、「汚れが落ちやすい」です。
梅雨の湿気や結露によって、ホコリや汚れがふやけて柔らかくなるため、普段は落としにくい頑固な汚れや油汚れも、簡単に落とせます。
さらに、湿度が高いことで静電気が発生しにくく、ホコリが舞い上がりにくいのも嬉しいポイント。
ホコリが飛び散らずにまとまりやすいので、サッと集めて効率よく掃除ができます。
喘息やアレルギー症状の軽減
二つ目は、「喘息やアレルギー症状の軽減」です。
掃除の際には、ダニの死骸やフン、カビの胞子といった「ハウスダスト」が舞い上がり、アレルギーや喘息を悪化させる原因になります。
しかし梅雨時期の掃除は、空気中の湿気のおかげでホコリが舞いにくく、こうしたアレルゲンを吸い込みにくい環境となります。
この時期にしっかり掃除をしておけば、健康的で快適な室内環境を保てますよ。
力いらずでラクラク掃除
三つ目は、「力をかけずに掃除ができる」です。
梅雨時期は、頑固な汚れも湿気によってふやけているため、ゴシゴシ力を入れなくても軽く擦るだけで簡単に汚れが落ちます。
力を込める必要がないので、体への負担も少なく、効率よく掃除が進められるのが魅力。
梅雨時期こそ、体にも優しい「時短掃除」のチャンスです!
カビやダニの繫殖を防げる
四つ目は、「カビやダニの繫殖を防げる」です。
カビやダニは、気温25~30℃、湿度70%以上、栄養(汚れ)のある環境を好み、活発化します。
そのため、梅雨時期~秋口にかけては成長スピードが早まり、繫殖力も高まります。
大量発生する前に、梅雨のうちに徹底的に掃除をして繫殖を防ぎましょう。

布団やベッドのダニ対策はこちらの記事をご覧ください♪
参考:ダニの生態と種類を知る|大日本除虫菊株式会社
夏に備えた準備ができる
五つ目は、「夏に備えた準備ができる」です。
梅雨時期の掃除は、夏本番に向けてのリセットに最適なタイミングです。
エアコンや扇風機、サーキュレーターなどの季節家電を早めに掃除しておくことで、電気代を抑えながら効率よく使うことができます。
また、衣替えや寝具の整理・布団干しなどもこの時期に済ませておけば、夏を気持ちよく迎えられます。

エアコンフィルターを月1~2回掃除するだけで、約990円の節約になるという嬉しい情報も!

参考:家庭向け省エネ関連情報|経済産業省
おうち時間を有効活用できる
六つ目は、「おうち時間を有効活用できる」です。
雨の日が続いて外出しづらい梅雨。
家で過ごす時間が増える分、気分が沈みがち。。。
そんなときこそ「掃除」で気分転換してみませんか?
部屋がキレイになると、気持ちもスッキリ前向きに。
家の中を整えることで、心のモヤモヤも一緒に晴れていくはずです。
梅雨時期におすすめな掃除箇所


どんな場所を掃除するといいのかな?
梅雨時期におすすめな掃除箇所は、以下の内容です!

- ベランダ・玄関
- 窓まわり
- 床
- クローゼット(衣類など)
- 夏家電(エアコン/扇風機/扇風機など)
ベランダ・玄関
雨にさらされて汚れが浮き出ているベランダや玄関。
手すりや床、室外機などにこびりついた泥や鳥の糞も、ブラシで軽く擦るだけで簡単に落ちます。
また玄関まわりでは、インターホンや表札、ドアなど、普段は見落としがちな箇所も、この機会にしっかり拭き取りましょう。

晴れていると砂埃が舞って大変なベランダ掃除も、梅雨時期なら簡単にできるね!
賃貸だと掃除に気を使うけど、雨のおかげでいつもより丁寧にできそう!

組み立て簡単!水切りワイパー付き!
窓まわり
数ある掃除箇所の中でも、窓まわりは梅雨の時期にこそ掃除したい場所のひとつです。
窓ガラスに付着した水滴をサッと拭き取るだけでもピカピカに。
また、曇りの日は日差しがないため、「落ちてない汚れがないか?」「洗剤の拭き残しはないか?」などすぐに確認できるため、晴れの日に比べて効率よく掃除ができます。

マイクロファイバークロスと水切りワイパーを使って掃除しよう!
洗剤いらずで高所も楽々!
床
湿度が高いとホコリやハウスダストが空中に舞いにくいため、掃除機やクイックルワイパーでしっかり集められます。
床やカーペットなどに溜まった汚れも短時間でスッキリきれいにできます。

部屋の奥からドア(出口)に向かって掃除すると、ホコリを効率よく集められるよ!
簡単装着!超密着!
クローゼット(衣類など)
クローゼットや押し入れなど閉めきりがちな空間は、湿気がこもりやすくカビや嫌なニオイが発生しやすい場所。
この時期は、収納を全て出して風通しをしましょう。
ハンディモップで高所のホコリを絡め取り、目立つ汚れには中性洗剤を使うなどして水拭きし、クローゼット全体を一掃しましょう。
また、衣替えの時期でもあるので、不要な衣類の整理や夏物の準備もまとめて行いましょう。

除湿剤や防カビ剤の設置もお忘れなく~
隙間の埃もパワフル吸着!
夏家電
夏の必需品であるエアコンや扇風機などの季節家電は、使い始める前の掃除がとても大切です。
フィルターや羽根にホコリが溜まっていると、冷却効率が落ちたり、カビの発生や悪臭の原因に…
掃除機でホコリを吸い取り、ブラシなどで細かい汚れをしっかり落としましょう。
梅雨の合間を使って、気持ちよく使える状態にしておきましょう。

掃除ついでに故障や破損箇所はないか?試運転しておくといいですよ!
見えない高所もしっかり掃除!
梅雨時期に掃除をする際の注意点

梅雨の時期は湿気が多く、汚れがふやけて落としやすい絶好の掃除タイミング。
でもその一方で、湿気によるカビのリスクも高まる季節です。
せっかく掃除したのに、気づいたらカビが発生していた…なんてことを防ぐために、掃除中・掃除後の「ちょっとした気配り」がとても大切です。
この項目では、梅雨時期の掃除で気をつけたいポイントを2つご紹介します。
- 掃除を始める前に、しっかり換気を!
- 水拭きの後は「しっかり水気を切る」
掃除を始める前に、しっかり換気を!
掃除の前には、換気扇を回したり、窓やドアを少し開けて風の通り道をつくっておきましょう。
空気がしっかり循環すると、ホコリが部屋中に舞うのを防ぎ、カビの原因となる湿気も効率よく排出できます。

雨の日でも、サーキュレーターや換気扇を使えばしっかり換気できますよ!
水拭きの後は「しっかり水気を切る」
雨が続く梅雨のシーズンは、汚れが落ちやすくなる反面、乾きにくいというデメリットがあります。
せっかく掃除をしても、水気が残っていると、カビや雑菌の温床に…
特にクローゼットや家具の裏側、窓まわりなど、乾きにくい場所は要注意です。
掃除の仕上げには、乾いた布でしっかり水分を拭き取りましょう。

素材を傷つけにくく、吸水性の高いマイクロファイバークロスを使うのがおすすめです♪
高い吸水性・集塵力!
【まとめ】梅雨こそ、心とおうちを整えるチャンス
以上、梅雨時期の掃除がおすすめな理由や、掃除箇所、そして注意点などについてご紹介しました。
- 梅雨時期こそ、掃除に最も適したタイミング
- 特に窓まわりは梅雨時期の掃除におすすめ
梅雨時期は、太陽の光を浴びられないため、なんとなく気持ちも沈みがち。
でも、そんな時期だからこそ、お掃除に集中して、気持ちもリフレッシュしてみませんか?
汚れが落ちやすく、ホコリも舞いにくいため、普段は手をつけにくい場所もラクにキレイにできます。
今回ご紹介した内容を参考に、お部屋も心もスッキリ整えて、気持ちよく夏を迎えましょう!
