
ゴキブリ何月から現れるの?
一人暮らしをしていて虫が苦手…そんな私でもできるゴキブリ対策方法を知りたい

条件が揃う場所では、一年中発生する不快害虫『ゴキブリ』
特に5月上旬から活動を始め、夏になるとさらに活発になるため、遭遇する機会が増えます。
効果的な対策・予防を行って、発生を防ぎましょう!
この記事では、ゴキブリの発生条件や弱点、虫が苦手な方でもできるゴキブリ対策を季節別にご紹介します。
ゴキブリ対策は、幼虫が活動し始める「春」と越冬前の「秋」がポイント!
この記事はこんな人におすすめ
- 虫が苦手でも簡単にできるゴキブリ対策を知りたい
- ゴキブリの死骸を触れずに処分する方法を知りたい
- ゴキブリの発生を防ぐ方法を知りたい
目次
5月から活動し始めるゴキブリ

ゴキブリの幼虫は春になると動き出し、夏に向けて急成長します。
夏になると成虫になり、1年の中で最も活発に動き回ります。
活動範囲も広がり、家の中ではキッチン・浴室・トイレなどの水回りで見かけることが多くなります。
さらに、繁殖も活発化。
1匹のメスは、一生で数百匹もの卵を産むため、放っておくとあっという間に大繁殖します。
秋になると、新たに生まれた幼虫は越冬の準備を始めます。
そして冬になると、多くのゴキブリは暖かい場所を探してじっとしていますが、中には冬でも活動を続ける種類も。
特にチャバネゴキブリは、小型で寿命が短いものの、 暖房の効いた家や飲食店、ビルなどに生息し、活動しながら繫殖を繰り返します。
つまり、ゴキブリは一年を通して油断できない存在なのです。


因みに!日本でよく見られるゴキブリは、主に以下の4種類と言われています。
種類 | チャバネ ゴキブリ | クロ ゴキブリ | ヤマト ゴキブリ | ワモン ゴキブリ |
見た目 | 体長約12mmの黄褐色 | 体長約27mmの黒褐色 | 体長約25mmの黒褐色 | 体長約40mmの淡褐色 |
分布 | 全国 | 全国 | 北海道、本州 | 南九州、沖縄 |
特徴 | ゴキブリの中で最小 | 一般家庭でよく見られる | 農家や木造住宅に 発生する | 卵、幼虫、成虫までの 期間が一番長い |
ゴキブリの発生条件
ここまでの説明で、すでにお気づきの方も多いかもしれませんが、ゴキブリが発生する主な条件は、以下の4つです。
- 70%以上の湿度
- 20~25℃以上の温度
- 水
- エサ(生ゴミ/汚れ/汚物など)
この4つの条件が揃う場所であれば、季節問わず遭遇してしまうことも…

参考:生態と種類を知る|大日本除虫菊株式会社
ゴキブリの弱点

2億年前から既に生き残るための手段を持ち、地球上の様々な環境の変化にもすぐに適応できるほど生命力の高いゴキブリ。
そんな最強ともいえるゴキブリにも、実は3つの弱点があります。
- 乾燥
- 温度(低温・高温)
- 明るい場所
ゴキブリの弱点:乾燥
一つ目の弱点は『乾燥』です。
体内の水分が失われると生きていけないため、水分の少ない環境では長く生息できません。
そのため、室内の湿度を40〜60%に保つことで、ゴキブリが住みにくい環境を作ることができます。
ゴキブリの弱点:温度
二つ目の弱点は『温度』です。
ゴキブリは、変温動物のため、外部の温度がそのまま体温に影響します。
極端な低温・高温には耐えられません。
例えば、気温が10℃以下になると動きが鈍くなり、5度以下でほぼほぼ動けなくなります。
最悪の場合死んでしまうことも。
北海道でゴキブリに遭遇する確率が低いと言われるのもその一つです。
一方、気温が40℃以上の高温になると、動きが鈍くなり、死に至ることも。
ゴキブリの弱点:明るい場所
三目の弱点は『明るい場所』です。
ゴキブリは夜行性のため、明るくて広い場所を本能的に避ける習性があります。
例えば、太陽の光や蛍光灯の強い光を「危険」だと判断し、素早く暗がりに逃げ込みます。
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【季節別】一人暮らしや虫嫌いでもできるゴキブリ対策・予防

種類 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
ゴキブリの動き | 幼虫が動き出す | 活発に活動 | 越冬準備 | 越冬 |
対策・予防 | 成長させない 侵入防止 | 退治して繫殖を防ぐ | 生息場所をなくす 退治 | 越冬幼虫を駆除 |
ゴキブリは発生しやすい環境が整っていれば、一年中活動します。
だからこそ、ゴキブリを定着しないように、年間を通してしっかり対策することが大切です!
「毎回対策するのは難しい…」という方は、幼虫が活動し始める「春」と越冬前の「秋」だけでも徹底的に対策しましょう!
春のゴキブリ対策・予防
春のゴキブリ対策のポイントは、『成長させない』『動き出したゴキブリの侵入を防ぐこと』です。
卵から孵化した幼虫が動き始める季節でもあるので、屋外から屋内への侵入を防ぎましょう。
燻煙タイプの殺虫剤で一掃し、パテを使ってすき間を塞ぎます。
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夏のゴキブリ対策・予防
夏のゴキブリ対策のポイントは、『退治して繫殖を防ぐ』です。
夏は最もゴキブリが活発に活動する時期なので、遭遇率も高まります。
ゴキジェットなどの殺虫スプレーで即効退治、毒エサを使って待ち伏せ退治が効果的です。
特に梅雨時期はゴキブリの繫殖スピードも早まるので、湿気対策も行いましょう。
速効駆除
秋のゴキブリ対策・予防
秋のゴキブリ対策のポイントは、『生息場所をなくす』『退治』です。
ゴキブリは、ゴミや汚れのある場を住み家にするため、不要なものはすぐに処分しましょう。
どうしてもすぐに処分できないものは、近くに毒エサを設置して駆除しましょう。
誘引駆除
冬のゴキブリ対策・予防
冬のゴキブリ対策のポイントは、『越冬中の幼虫を駆除』です。
大掃除のついでに、燻煙剤を使って越冬中のゴキブリを一掃しましょう!
ゴキブリだけでなく、ダニやハエなどの不快害虫もまとめて駆除できるので、おすすめです。
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虫嫌いでもできる!ゴキブリの死骸を触れずに取る方法


一人暮らしで虫が苦手…なんとか退治できたけど、死骸に触れずに処分するにはどうすればいい?
物を挟んでつかむ『トング』を使うことをおすすめします!
トングには、大きく分けて「柄の短いタイプ」と「長いタイプ」の2種類がありますが、おすすめは柄の長いタイプです。
柄の短いトングは、パンなどの食品を扱うために設計されています。
先端は 丸みを帯びた形状 になっており、食材を優しくつかめるようになっています。
一方、柄の長いトングは、清掃用に作られており、ゴミ拾いやアウトドアなどで活躍します。
先端がギザギザになっているため、空缶やペットボトルなど大きなごみから、細かくて小さいゴミ(タバコの吸い殻や紙くずなど)など、さまざまな物をしっかりつかむことができます。
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こちらの記事では、ゴミ拾い用トングを使って処分するやり方を画像付きでご紹介しています!
※虫の画像は含まれていないので、ご安心ください
まとめ
以上、ゴキブリの発生条件や弱点、虫が苦手な方でもできるゴキブリ対策・予防を季節別にご紹介しました。
- ゴキブリの発生条件は、高温多湿、水、エサがある環境
- ゴキブリの弱点は、乾燥、温度、明かり
ゴキブリの発生を最小限に抑えるには、春と秋の対策が重要なポイントです。
しかし、発生しやすい環境が整うとすぐに現れてしまいます。
- 生ゴミは水気を切り、臭いが漏れないよう密閉して捨てる
- 浴室は24時間換気する
- 掃除をこまめに行う
こうした 日々の習慣を見直すだけで、ゴキブリの発生リスクをグッと減らせます!
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ実践してみてくださいね!
