
フロアコーティングを自分でやる方法を知りたい
施工時の注意点も知りたいな!

一度塗布するだけで、数十年にわたり床を保護する効果が期待できるフロアコーティング。
荷物移動の手間がない引っ越し直後や、新築のタイミングで施工を検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、業者に依頼するとなると数十万円の費用がかかるため、自分で施工を検討する方も多いようです。
この記事では、フロアコーティングを自分で行う方法やおすすめのコーティング剤、注意点についてご紹介します。
また、DIY経験者のリアルな声についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
この記事はこんな人におすすめ
- フロアコーティングを自分で施工したい人
- 自分で施工するか業者に依頼するかまだ悩んでいる
- 実際にDIYした人の声を知りたい
- おすすめのコーティング剤を知りたい
目次
【厳選】おすすめのフロアコーティング剤

フロア用コーティング剤には、大きく分けて4つの種類があります。
その中でも、特に市販でよく見かけるのがガラスコーティングです。
ガラスコーティングは、特殊な機械を使わずに手軽に施工できるうえ、比較的耐久性が高いのが魅力的。
そのため、DIYでフロアコーティングに挑戦したい方におすすめです。
種類 | 特徴 | 耐用年数 |
UVコーティング | 紫外線を利用してコーティング剤を硬化させるため、特殊な機材が必要 耐久性が高く、硬化時間が一番短い | 20年~30年 |
ガラスコーティング | 安全性が高い硬度のガラスを含んだ液剤で床をコーティングする 熱に弱いが、耐久性が高い | 15年~25年 |
シリコンコーティング | 液剤にシリコン樹脂を含んでいるため、塗膜が柔らかい 摩耗に弱いため、塗膜のすり減りが早いが、防汚性が高くてお手入れが簡単 | 10年~15年 |
ウレタンコーティング | ウレタン樹脂塗料を材料としたコーティング剤 4つのコーティング剤の中で一番安く施工できるが、耐用年数が短い | 5年~10年 |
しかし、ホームセンターやネット通販で家庭用フロアコーティング剤の販売状況を調査したところ、種類が非常に限られていることが分かりました。
正直、選べる商品が少ないですが、初心者でも手軽に使用できるおすすめのコーティング剤を2つ厳選したので、ご紹介します。

こちらの記事では、業者に依頼した場合の相場について紹介しているので、合わせてご覧ください

簡単施工!Glass Veilガラスコーティング
耐用年数20年
耐用年数 | 最大20年 |
効果 | 防汚 / 防傷 / 撥水 / 転倒防止 / 防錆び 防カビ/水・湯垢防止 |
容量(ml) | 25ml(6畳) /50ml(12畳) / 100ml(24畳) |
質感 | 床そのままの素材感 |
Glass Veil(グラスヴェール)のコーティング剤は、液状のガラスコーティング剤です。
最大の魅力は、フローリングワックスのように手軽に使えることです。
長年の研究により、特別な道具や技術を必要とせず、初心者でも簡単に使用できるよう開発されたおすすめの商品です。
床暖房のフローリングにも使用できます。
メーカー独自のガラス硬化技術により、日米特許を取得しています。
その効果は、なんと約20年持続するほどの高品質なコーティング剤です。

施工業者と同じくらい高い効果を感じられそうだね!
床そのままの素材感に仕上がるから、施工前の見た目を変えたくない人におすすめだね


薬剤には有害物質が含まれていないから、お子さんやペットがいても安心だ!
参考:フロアコーティングって?|グラスヴェール
抗菌・抗ウイルス!Myglowガラスコーティング
抗菌・抗ウイルス
耐用年数 | 最大20年 |
効果 | 防汚 / 防傷 / 撥水 / 転倒防止 抗菌 / 消臭 |
容量(ml) | 30ml(7.3畳) / 50ml(12.1畳) 100ml(24.2畳) /500ml(121.2畳) |
質感 | 光沢 |
Myglowのコーティング剤は、最初に紹介したGlass Veil(グラスヴェール)と同じく、液状のガラスコーティング剤です。
Myglowガラスコーティング剤は、容量のバリエーションが豊富なのが魅力的。
部屋の広さに合わせて選べるので、無駄なく使用できます。
また、抗菌・抗ウィルス効果があるので、赤ちゃんやペットがいるご家庭におすすめです。

専用のスポンジとマイクロファイバークロスが付属されているよ!
部屋全体を明るく、高級感のある仕上がりにしたい人におすすめですね

施工前に準備するもの

施工時に用意するアイテムをまとめました。
漏れがないよう、事前にしっかり揃えましょう。
- 剥離剤(ワックスがついてる場合)
- 掃除機
- 雑巾
- ドライシート
- スポンジ
- 中性洗剤または専用クリーナー
- 床用ワイパー(クイックルワイパーなど)
- 養生テープ
- マスク・手袋

揃える物は剥離剤以外、ほとんど家にあるもので大丈夫そうですね!
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フロアコーティングを自分で施工する方法

フロアコーティングを行う際は、最初に家財を移動させて床に何もない状態で始めましょう。
また、コーティング剤の飛び散りを防ぐため、扉や巾木(壁と床の接合部の板)を養生テープで保護しましょう。
施工の流れを簡単に紹介すると、以下の通りです。
- 床掃除
- ワックスを剥がす
- 傷やへこみの補修
- コーティング剤を塗布
- 乾燥
- 完了

必ず換気を行い、マスクとゴム手袋を着用したうえで始めましょう!
手順1.床掃除
掃除機をかけた後、クイックルワイパー(ドライシート)を使って細かなホコリを取り除きましょう。
また、皮脂や油などの頑固な汚れがある場合は、中性洗剤や専用クリーナーを使ってしっかり落としてください。
床を清潔にすることで、コーティング剤がしっかりと定着し、仕上がりがキレイになります。
参考:おそうじ基本5手順|ダスキン
手順2.ワックスを剥がす
ワックスが塗布されている場合は、剥離作業が必要です。
床に剥離剤を垂らし、スポンジでまんべんなく伸ばします。
塗り終えたら、約5分間放置します。その後、スポンジまたは専用ブラシを使ってワックスを擦り落とします。
ワックスを剥がした後は、剥離剤が床に残らないよう、雑巾で丁寧に水拭きしましょう。
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手順3.傷やへこみの補修
フロアコーティングには傷や凹みを予防する効果がありますが、すでにある傷や凹みを修復することはできません。
そのため、気になる傷や凹みがある場合は、コーティングを行う前に補修しましょう。
よく見られる傷や凹みの例として、家具を引きずった際の傷やえぐれ、ペットのひっかき傷、凹み、シミなどがあります。
軽度の傷や凹みであれば、補修クレヨンやマーカー、パテなどの専用アイテムを使って補修できます。
ただし、広範囲の傷や大きな凹みがある場合は、自分での修復は難しく、かえって状況を悪化させる恐れがあります。
こういった場合は専門業者に補修依頼することをおすすめします。
小さな傷におすすめ
手順4.コーティング剤を塗布
いよいよコーティング剤を塗布する作業に入ります。
コーティング剤を塗布する前に、必ず確認していただきたいのが、施工ルートの計画です。
基本的に、コーティング剤は一度塗布するとやり直しができません。また、順番を間違えると、コーティング剤が乾燥するまで部屋から出られなくなってしまいます。
そのため、あらかじめ施工ルートを決めてから作業を始めましょう。
- 部屋の奥から出口に向かって施工する
- 家全体を施工する際は、一番奥の部屋から始める
コーティング剤は、塗ってから硬化するまでの時間が、気温や湿度によって変動します。そのため、施工時は換気扇を切って窓を閉め、マスクとゴム手袋を着用してから始めましょう。
付属のスポンジや床用ワイパーを使って、コーティング剤を伸ばします。この時に、液剤が残ったり、ムラができないよう均等に塗りましょう。
手順5.乾燥
コーティングを塗布し終えたら、しっかり乾燥させます。
硬化時間は使用するコーティング剤によって異なるので、商品説明書を確認しましょう。
乾燥中は部屋の中に入ることができないので、十分注意しましょう。
特に、お子さんやペットが誤って入らないよう別の部屋に隔離するなどしてください。
手順6.完了
説明書に記載された時間が経過したら、フロアコーティングは完了です。
仕上がりを確認するために、目立ちにくい床の端を触ってみてください。
もしもべたつきがある場合は、硬化するまでもう少し待ちましょう。
また、上手く施工できていない場合は、硬化後にもう一度コーティング剤を塗布しましょう。
問題がなければ、コーティング剤が剥がれないよう注意しながら、扉や巾木に貼っていた養生テープを剥がします。
使用するコーティング剤によっては、完全に硬化されるまでに数日かかる場合があります。
商品パッケージの注意事項を必ず確認し、コーティング剤が剥がれないように注意しましょう。
フロアコーティングをDIYする際の注意点

フロアコーティングをDIYする際に注意しておきたいことを3つご紹介します。
- 天気予報の確認
- スケジュールを組んでから施工する
- 失敗するリスクがある
天気予報の確認
手順4でご紹介したように、コーティング剤は塗ってから硬化するまでの時間が気温や湿度によって変動します。
曇りや雨など湿度が高い日に作業を行うと、コーティング剤が乾きにくく、完了するまでに時間がかかります。
最悪の場合、コーティング剤がすぐに剥がれたり、ホコリやゴミ、カビが付着して床が黒ずんでしまうことも・・・
十分に硬化させるためにも、気温15℃以上30℃以下、湿度70%以下の晴れが続く日に施工することをおすすめします。

時期としては、気候が安定している『春と秋』がベストタイミングです♪
スケジュールを組んでから施工する
フロアコーティングを自分で施工する場合、好きなタイミングで作業を進めることができますが、想像以上に時間と手間がかかります。
施工面積や人数にもよりますが、完了までに数日かかることも・・・
また、ワックスが塗布されている場合は、施工前に剥離作業を行わなければならなりません。
コーティング剤は一度塗布すると、中断したりやり直したりできないため、作業を行う際は、想定よりも1~2日余裕を持って日程を調整しましょう。
失敗するリスクがある
コーティング剤は、長くて20年の耐久性があります。
ワックスのように頻繫に作業するものではないため、施工に慣れていない人がほとんどです。
気を付けて作業をしていても、後々塗りムラや液だれ、厚塗りなど、気になる点が出てくることがあります。
中には、作業中にコーティング剤が足りなくなり、追加で必要になることも。。。
リスクを避けるためにも、事前に十分な準備と計画を行い、手順を守って作業しましょう。また、どうしても時間が取れない場合や自信がない場合は、プロに依頼するのも一つの選択肢です。
フロアコーティングDIY経験者のリアルな声

実際に、フロアコーティングを自分で施工した方のリアルな声を調査したので、一部ご紹介します。
結論から言うと、自分での施工は難しいという声が多かったです。
塗りムラや汚れ、ワックス剥離のムラが目立つため、後日コーティング剤を再度塗布してみたり、業者に依頼することになったという方もいました。
失敗や後悔をしないためにも、自分で施工するのか、業者への依頼を検討するか、自分に合った選択をすることをおすすめします。
戸建て住まいで、1日かかりました。床のガラスコーティング業者での見積もりは30万円位でしたが、1/5位で施工できました。
ぱっと見た目は問題なく簡単に塗れました。太陽光などで角度をつけてみるとムラが見えます
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30坪のリビングと部屋を総16時間かけて丁寧に行いました。新築なので失敗したくないからyoutubeを見ながらやり方を覚え自分は勿論妻も納得行くほどの出来で完成しました。
Amazonカスタマーレビュー
正直、やる前の床との比較ができないので性能はわかりませんが、妻を満足させたのと10ぶんの1で出費をおさえた事で良しと思います。
とにかくワックスを剥がすのが大変でした。しっかり落としたつもりでしたが、ワックス剥離のムラが目立つ。全身筋肉痛になるほど頑張ったのに、床を見ると憂鬱です。
Amazonカスタマーレビュー
きちんと塗らないと跡が残ります。厚いところはベタベタする気がします。自分で行うのは難しいですね
Amazonカスタマーレビュー
耐久性を重視するなら業者に依頼がおすすめ

耐久性を重視する場合は、業者への依頼を検討することをおすすめします。
専門の業者なら、特殊な機械や市販にはない業務用コーティング剤を使用し、豊富な知識と技術を持つプロが施工を行うため、仕上がりはもちろん、耐久性も優れています。
さらに、多くの業者では施工後に保証が付くため、安心です。

コーティング剤の中には、最大30年の耐久性を持つものもあります!
ただし、DIYに比べて費用が高くなるので、コストを抑えたい場合は複数の業者から見積もりを取り、比較したうえで自分に合った業者を選ぶことが重要です。

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サービス名 | フロアコーティングの窓口 |
対象地域 | 青森県と沖縄県以外すべて |
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その情報をもとにDIYを検討したり、別の業者を探したりと、新たな選択ができます。

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まとめ
以上、フロアコーティングを自分で施工する方法やおすすめのコーティング剤、注意点などについてご紹介しました。
- 市販のコーティング剤は、ガラスコーティングがほとんど
- 手順は①床掃除②ワックス剥離➂傷の修復➃コーティング剤の塗布⑤乾燥
フロア用コーティング剤は、ワックスに比べてやり直しが難しいためDIYの難易度が高いです。
また、業者が使用するコーティング剤に比べて種類が限られているうえ、施工範囲が広い場合は完成までに時間がかかります。
しかし、準備や施工スケジュールを事前にしっかり立てて進めることで、完成時には大きな達成感を味わうことができるでしょう。
一方で、「仕事や家事が忙しくて時間が取れない」「失敗するのが不安」という方は、ムリに自分で施工しようとせず、施工保証のある業者に依頼を検討するのも一つの方法です。
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