ウェーブハンディワイパーのシートは、洗って繰り返し使える?
シートの消費量を抑えつつ、部屋を清潔に保ちたいな!
隙間掃除に欠かせない「ハンディモップ」
ハンディモップは、さまざまなメーカーから数多くの商品が販売されていますが、中でも『ウェーブハンディワイパー』は、一拭きで大量のホコリを取り除けることから、長年にわたり多くの人に愛用されています。
そんな人気の高い『ウェーブハンディワイパー』ですが、専用のシートは使い捨てタイプのため、汚れたら都度新しいシートに交換する必要があります。
専用シートは、ホームセンターやドラッグストア、通販サイト(amazon、楽天市場など)で販売されていますが、お店によって価格が異なります。そのため、掃除する場所や頻度が多い場合、頻繫に交換することになります。
シートの消費量を抑えるためにも、できるなら洗って繰り返し使いたいと考える方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、専用シートは洗って繰り返し使えるのかどうか?シートの効果を持続させる裏ワザについてレビューを交えてご紹介します。
また、人気商品クイックルハンディとの違いについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
隙間にフィット「ウェーブハンディワイパー」とは
商品名 | ハンディワイパー |
画像 | |
サイズ | 約5.7×10.5×23.3cm |
重さ※ | 約29g (シート含む) |
カラー | 本体:ホワイト シート:ブルー/ホワイト/ピンク/グリーン |
画像引用:ウェーブ
掃除用品ウェーブシリーズの1つである『ハンディワイパー』は、衛生用品の大手メーカーであるユニ・チャームが製造・販売するハンディタイプの掃除アイテムです。
本体には、低所の掃除におすすめな「ハンディタイプ」と高所の掃除におすすめな「ロングタイプ」の2種類があります。
専用のシート(モップ)は、汚れたら交換する「使い捨てタイプ」で、ハンディタイプとロングタイプのどちらにも共通して使用することができます。
参考:ハンディワイパー本体|ユニ・チャーム株式会社
ウェーブハンディワイパーシートは洗って使える!
シートは使い捨てだけど、実際には洗って繰り返し使えるの?
シートにかかるコストをできるだけ抑えたいな!
公式サイトや商品パッケージには、以下のように記載されています。
※シートが黒くなったらお取り替えください。
引用:ユニ・チャーム
しかし、シートには丈夫で切れにくく、洗ってもしわや型崩れしにくい性質を持つポリエステル素材が含まれているため、軽く手洗いする程度なら問題なく使用できます。
実際にシートを洗ってみたので、その様子をご覧ください!
手順
用意したものは「中性洗剤」と「使い捨て手袋」の2つです!
- シート表面に付着したホコリを軽く払う
- 汚れを水で洗い流す
- シートに台所用洗剤をかけて揉む
- 洗剤が残らないよう水でしっかり洗い流す
- 水気を切って、しっかり乾燥させる
洗う前と洗った後
洗う前(新品)と洗った後のシートです。
画像を見て分かる通り、新品のようなふわふわ感は落ちてしまいましたが、ボサボサ感が出たり、型崩れや変形、繊維のほつれなどは見られませんでした。
ヘッドもこれまで通り差し込んで使用できます。
ただ、洗っても付着した汚れは多少残るため、「汚れを完全に落としたい」という方にはあまりおすすめできません。その場合は、都度新しいシートに交換するか、洗わずに掃除機で吸い取ったり、コロコロ(粘着クリーナー)で汚れを取るなどして使用しましょう。
【裏ワザ】シートの効果を持続させるには?
ずばり『柔軟剤でコーティング』です。
衣類を洗濯する際に使用する柔軟剤には、静電気防止、抗菌、消臭効果を持つ柔軟成分が含まれています。
また、柔軟成分によって繊維表面がコーティング・保護されるため、洗った後もふんわり柔らかく、滑らかな仕上がりになります。
柔軟剤には、繊維のダメージを防ぐ効果もあるので、シートの寿命を延ばすことができるよ!
実際に柔軟剤を含ませて掃除を行ってみましたが、問題なく使用することができました。
参考:柔軟剤の効果って?|レノア
【比較】人気商品クイックルハンディとの違いは?
ウェーブとクイックルハンディ、どっちを選ぶか悩んでいる
この2つの違いはなんだろう?
この項目では、ウェーブとクイックルの違いを『シートの素材や構造』『ハンディタイプ(本体)』『ロングタイプ(本体)』の3つに分けてご紹介します。
シート
シートは、ハンディタイプ・ロングタイプどちらも共通で使用できるよ♪
商品名 | ハンディワイパー 取り替えシート | クイックルハンディ 取り替え用シート |
画像 | ||
販売枚数 | 4/8/12枚 | 3/6/12枚 |
シートサイズ | 約10.5×17.5cm | 約8.5×17cm |
1枚あたりの価格※ (12枚入り) | 50円 | 75円 |
カラー | ブルー/ホワイト/ピンク/グリーン | ブラック/パープル |
ウェーブハンディワイパー取り替えシートには、以下の3つの特徴があります。
- 密着ファイバー
- 抗菌成分配合
- ホコリ舞い上げ防止シート
シート表面には、柔らか繊維と毛足の長いやや硬めの繊維が密集しており、裏面全面にはホコリの舞い上げを防ぐシートが付いています。そのため、取ったホコリを逃さずしっかりと絡め取りながら、部屋中の飛び散りを防ぐことができます。
さらに、シートには抗菌成分が配合されており、菌の増殖を抑える効果が期待できます。
一方、クイックルハンディシートの特徴は『360°キャッチ』『毛足の長い吸着繊維』の2つです。
表裏側面全体に毛足の長い吸着繊維が密集しているため、表面しか使えないウェーブに比べてシートの交換頻度を抑えることができます。
また、シートは上下左右に取り付けることができるため、無駄なく使い切れます。
シートの触り心地は、ウェーブ、クイックルどちらも変わらないよ♪
また、シートの価格を比較したところ、1枚あたりにかかるシートの値段は20円以上の差があることが分かりました。
コスト面で言うとウェーブの方が安く購入することができますが、シートを全面使えるクイックルの方が交換頻度が少ないので、消費量を抑えられます。
1回の掃除に何度もシートを取り替える必要がある場合は『クイックル』がおすすめです!
こんな人におすすめ
- 衛生的に使いたいなら『ウェーブ』がおすすめ
- シートの交換に時間や手間をかけたくないなら『クイックル』がおすすめ
本体:ハンディタイプ
商品名 | ハンディワイパー | クイックルハンディ |
画像 | ||
本体サイズ | 約5.7×10.5×23.3cm | 約5×14×25.5cm |
シートの付属枚数 | 1枚 | 1枚 |
収納ケース | 〇 ※ケースなしもあり | ー |
ヘッド形状 | 2つに分かれている | 一体型 |
カラー | ホワイト/ピンク | ホワイト/ブラック |
ウェーブハンディワイパーは、ヘッドとシートが一体型になっており、そのままグリップ(柄)をはめるだけですぐに使えます。
ヘッドは取り外しできるので、新しいシートに交換する際にはシートに差し込んで使用します。
グリップは下が空洞の長方形型で、角は滑らかに加工されているため、長時間握っていても手が痛くなりません。
また、専用の収納ケースが付いている商品もあるので、収納にも困りません。
一方、クイックルハンディは、ヘッドにあるフックにシートを取り付けて使用します。
シートがしっかり固定されるので、シートが破けない限り、掃除中にズレたり抜け落ちたりする心配がありません。
グリップは、程よい厚みのある丸型で、ウェーブよりも握りやすいため、手が大きい人にもおすすめです。
本体:ロングタイプ
商品名 | ハンディワイパー 超ロングタイプ | クイックルハンディ 伸び縮みタイプ |
画像 | ||
本体サイズ | 約26.6×6.7×11.1cm | 約 × × cm |
シートの付属枚数 | 2枚 | 1枚 |
収納ケース | ー | ー |
ヘッド形状 | 2つに分かれている | 一体型 |
伸縮サイズ | 最短:約40cm 最長:約89cm | 最短:約46cm 最長:約96cm |
角度調整 | 4段階 | 3段階 |
ウェーブのヘッドは、上下前後に角度調整が可能です。柄を長く伸ばせば、ほうきの変わりとして使用することもできます。
掃除後に柄を縮める際は、節部分のロックボタンを押し込みます。
節がしっかりと固定されるので、頑固な汚れを落とす時など力を入れて掃除をする場合におすすめです。
一方クイックルは、上下のみ角度調整が可能です。
また、ウェーブとは違って節部分にはボタンがないので、掃除後はサッと簡単に縮めることができます。
こんな人におすすめ
- 『ウェーブロングタイプ』は、力が入りやすい場所の掃除におすすめ
- 『クイックルロングタイプ』は、ささっと掃除におすすめ
「ウェーブハンディワイパー」を使って感じたこと
実際にウェーブハンディワイパーを使って感じたメリット・デメリットをいくつかご紹介します。
まず、使って感じた最大のメリットは、花粉やハウスダストなど「掃除機では取り切れない小さなホコリを簡単に除去できること」です。
また、コンセント不要でいつでも好きな時に使用できるので、ふとした時にその場の汚れをサッとキレイにすることができます。
ハンディモップ愛用歴4年の私は、家庭用・車内用としてそれぞれ取り出しやすい場所に置いて使ってます。
デメリットは3つ
ウェーブハンディワイパーを使って感じたデメリットは、以下の3つです。
- 硬いゴミや大きなゴミの塊は取れない
- グリップ(柄)が細いので、手が大きい人は握りづらい
- ヘッドとグリップがなかなか外れない
グリップとヘッドを外す際は、けっこう力がいるよ・・・
【解決】ウェーブハンディワイパーのよくある疑問
シートを無駄なく使うには?
棚の上や窓のサッシ、インテリアスペースなど比較的汚れが少ない場所から掃除をはじめ、汚れの多い場所へと順番に掃除を進めると無駄なく使い切れます。
ウェーブハンディワイパーは、どんな場所に効果的?
観葉植物やパソコン周り、テレビ裏、棚、窓のサッシなどの低い場所の掃除におすすめです。
ウェーブハンディワイパーは、濡れている場所でも使える?
シートには吸収性がないため、使用できません。クイックルハンディも同じく使えません。
畳や網戸にも使える?
表面がザラザラしている畳や網戸では、シートの繊維が抜ける恐れがあるため使用できません。
保管できない場所はある?
高温多湿や直射日光が当たる場所での保管は、変色や変形の原因になるため避けましょう。
まとめ
以上、ウェーブハンディワイパーシートは洗って繰り返し使えるのか?シートの効果を持続させる裏ワザ、人気商品クイックルハンディとの違いなどについてご紹介しました。
- ウェーブハンディワイパーシートは洗って繰り返し使える
- シートの効果を持続させるには『柔軟剤』を使う
- 力が入りやすい場所の掃除・頻繫にシートを交換しながら使う場合は『ウェーブ』がおすすめ
- ささっと掃除やシートの交換に時間や手間をかけたくないなら『クイックル』がおすすめ
実際にシートを洗ってみたところ、洗っても繰り返し使用できることが分かりました。
新品のようなふわふわ感は落ちてしまいましたが、ボサボサしたり、型崩れや変形、繊維のほつれなどはなく、問題なく使用できます。
ただし、洗ったとしても汚れは多少残るため、簡単にでも汚れを落としたい場合におすすめです。
また、洗う際に柔軟剤を使うとふんわり感が出るので、シートを少しでも長く使いたい方は、ぜひ試して使ってみてはいかがでしょうか?