普段生活していると、どうしても気になるのが、テレビ画面やパソコンの液晶画面に付着する手垢やホコリ、タバコのヤニです。
テレビ画面やパソコン液晶画面を清潔に保つことは、映像の鮮明さや長寿命にとって非常に重要です。
しかし、汚れても放置していたり、誤った掃除をしていると、画面に傷がついたり、かえって汚れを広げてしまう可能性があります。
そこで今回は、デリケートなテレビ画面・液晶画面を汚れ別に正しくお掃除する方法や、おすすめの人気掃除アイテム、掃除の際に注意すべきポイントなどについてご紹介します。
また、液晶テレビ掃除で使ってはいけないアイテムや液晶画面の汚れを防ぐための工夫についても触れていきます。
ぜひ、この記事を参考にして、テレビ画面を清潔に保ち、より快適な映像体験をお楽しみください♪
目次
テレビ画面が汚れる原因
液晶テレビ画面が汚れる原因は、大きく分けると4つです。
人が多く集まる場所に設置するテレビには、普段生活をしていると、知らず知らずのうちにさまざまな汚れが付着し、溜まります。
では、どのような汚れが付着するのでしょうか?
以下の項目でそれぞれ詳しく説明します。
テレビ画面が汚れる原因:部屋中のホコリ
部屋の中には、普段目に見えない微小なホコリが舞っています。
これらのホコリが液晶テレビ画面に付着すると、画面がくすんで見えたり、明るさが低下する原因となります。
また、ホコリが溜まってしまうと、内部の通気口が詰まってしまい、熱が逃げにくくなってしまうため、画面の故障の原因となることもあります。
テレビ画面が汚れる原因:タバコの煙やヤニ、油分
タバコの煙に含まれるタールやニコチンなどの成分は、テレビ画面に付着すると汚れの原因となります。
また、テレビ画面についたヤニ汚れは、黄色や茶色を帯びた色味で、手垢やホコリよりも汚れがしつこく、落とすのが難しい汚れの一つです。
さらに、キッチンなどで調理をする際に発生する油分もテレビ画面に付着しやすく、汚れの原因となります。
これらの汚れは、拭き取ってもなかなか落ちにくく、付着した汚れを放置すると固まってしまい、余計落としにくくなってしまいます。
テレビ画面が汚れる原因:静電気
液晶テレビ画面は、静電気が発生しやすく、そのため、ホコリや微粒子がテレビ画面に付着しやすくなっています。
また、液晶画面は表面に特殊なコーティングがされているため、静電気が原因でテレビ画面に付着したホコリや汚れが表面に引っかかってしまい、中々落とせなくなることもあります。
テレビ画面が汚れる原因:手垢や指紋、汗
テレビ画面には、人間の手から出る手垢や指紋、汗が付着しやすく、それが汚れの原因となります。
特に、子供がテレビ画面に触れたり、ペットが近づいたりすると、手垢や指紋が目立ちやすくなります。
また、手垢や指紋は、そのまま放置しておくと汚れが固まってしまい、落としづらくなります。
汚れ別!液晶テレビ画面の正しい掃除方法
液晶テレビ画面には、手垢やヤニ、ホコリなどさまざまな汚れが付着しており、それぞれの汚れに対して、掃除方法が異なります。
この項目では、汚れ別に液晶テレビ画面を正しく掃除する方法を詳しく解説します。
正しい掃除方法を知ったうえで実践してみましょう!
液晶テレビ画面を長持ちさせ、美しい画質を維持することに繋がりますよ♪
テレビ画面についた手垢を落とす方法
テレビ画面についた手垢を落とす際に、用意するものはこちら!
- 柔らかく、乾いたクリーニングクロス1枚
- 柔らかく、濡れたクリーニングクロス1枚
- 中性洗剤
手垢を落とす方法は以下の通りです。
1.柔らかく、乾いたクリーニングクロスでテレビ画面についた汚れを軽く拭き取る
2.クロスに水を少量含ませる
3.テレビ画面に2のクリーニングクロスを優しく当て、手垢が付いている部分を円を描くように拭く
4.手垢が強く付着している場合は、水に中性洗剤を少量加えた液体でクロスを濡らし、手垢の付いた部分を拭く
※洗剤の成分によっては液晶テレビ画面を傷つけることがあるため、洗剤を使用する際には注意が必要です
以上の方法を実践することで、液晶テレビ画面に付いた手垢を効果的に落とすことができます。
テレビ画面を拭く際は、力を入れすぎると画面に傷がついてしまうので、力を抜いて優しく拭きましょう!
テレビ画面についたタバコのヤニの掃除方法
テレビ画面についたタバコのヤニを落とす際に、用意するものはこちら!
- 柔らかく、乾いたクリーニングクロス1枚
- 専用液晶クリーナー
タバコのヤニの掃除方法は、以下の通りです。
1.柔らかく、乾いたクリーニングクロスでテレビ画面についた汚れを軽く拭き取る
2.専用液晶クリーナーを使い、ヤニが付着している所をを優しく拭き取る
テレビ画面のホコリの掃除方法
テレビ画面についたホコリの掃除をする際に、用意するものはこちら!
- ハンディモップ
- 柔らかく、乾いたクリーニングクロス1枚
- 柔らかく、濡れたクリーニングクロス1枚
- 中性洗剤
テレビ画面に付着したホコリの掃除方法は、以下の通りです。
1.ハンディモップでテレビ画面についた汚れを軽く払い取る
2.柔らかく、乾いたクロスで1で取り切れなかった汚れを優しく拭き取る
3.クリーニングクロスに水を少量含ませる
4.テレビ画面に3のクリーニングクロスを優しく当て、画面全体を軽く拭く
5.ホコリや汚れが強く付着している場合は、水に中性洗剤を少量加えた液体でクロスを濡らし、汚れが付いた部分を拭く
※洗剤の成分によっては液晶テレビ画面を傷つけることがあるため、洗剤を使用する際には注意しましょう
液晶テレビ画面の掃除は、とても繊細な作業です。
しっかりと手順を守り、丁寧に行うことで、きれいな画面を保つことができます。
液晶テレビ画面のお掃除におすすめ!人気掃除アイテム
液晶テレビ画面の掃除をする際に大切なのは、液晶をキズつけないよう優しく掃除することです。
ですが、なかなか汚れが落ちないからといって、ゴシゴシ汚れを擦り落としてしまうと故障の原因になります。
そこで、今回は液晶テレビ画面のお掃除におすすめの人気アイテムをご紹介します。
帯電を防ぐ繊維が入ったブラシがホコリと同時に機器表面の静電気も除去し、ホコリをつきにくくします。
また、ブラシは毛足が長くてやわらかいので、液晶画面にキズが付きません。
デリケートな液晶ディスプレイにも安心して使える、ノンアルコールタイプの液晶用ウェットクリーナーです。
水滴などの拭き跡が残りにくいため、画面をクリアに仕上げるうえに、帯電防止効果によって拭き取り後のホコリの再付着を軽減します。
クリーニングクロスは2枚入りで、弱い力でも指紋・手垢・皮脂汚れをキレイに拭き取ることができます。
クリーニングクロスは、手洗い・洗濯機洗いどちらの使用も可能です。
デリケートな液晶ディスプレイにも安心して使える、ノンアルコールタイプの液晶用液体クリーニングです。
テレビやパソコンモニター、スマホ、タブレットなどさまざまな機器に使用できます。
テレビ画面の掃除の際に注意すべきポイント
テレビ画面の掃除は、テレビ本体や画面を傷つけないよう、慎重に行う必要があります。
そこで、この項目では、テレビ画面の掃除の際に注意すべきポイントを5つご紹介します。
注意すべきポイント:掃除前に電源を切る
テレビ画面の掃除を始める前に、必ず電源を切りましょう。
画面に直接触れる作業を行うと、誤って電源ボタンを押してしまうことがあります。
注意すべきポイント:柔らかいクロスを使う
液晶テレビ画面は、表面が柔らかいため、傷つきやすいものです。
硬い素材のタオルやスポンジは、画面に傷をつける原因になるので、柔らかくて清潔なマイクロファイバークロスなどを使いましょう。
また、キッチンペーパーやティッシュペーパーなどは繊維が荒く、画面を傷つける恐れがあるため使用しないようにしましょう。
注意すべきポイント:強くこすらない
液晶画面にはコーティングが施されているため、画面についた汚れを落とす際に、力を入れて強くこすってしまうと、画面が傷つく原因になります。
汚れを落とす際には、優しく拭き取るようにしましょう。
注意すべきポイント:直接画面に触れない
液晶テレビ画面に直接触れてしまうと、画面に指紋や手垢がついてしまいます。
画面には触れず、クロスやブラシなどを使って掃除を行いましょう。
注意すべきポイント:強い圧力をかけない
液晶画面は非常にデリケートなため、強い圧力をかけると傷つけてしまう可能性があります。
掃除時には、できるだけ優しく掃除するように心がけましょう。また、画面に何かが付着している場合は、優しくこするよりも、拭き取るようにすると良いでしょう。
要注意!液晶テレビ掃除で使ってはいけないアイテム3つ
液晶テレビ掃除で使ってはいけないアイテムはいくつかあります。
以下に、使ってはいけないアイテムとその理由を紹介します。
使ってはいけないアイテム:アルコール
アルコールは揮発性が高く、テレビ画面を傷つける可能性があります。
また、アルコールに含まれる成分が液晶画面を劣化させ、変色や変形の原因にもなります。
使ってはいけないアイテム:ティッシュ
ティッシュには繊維が含まれているため、テレビ画面を傷つけることがあります。
また、ティッシュに含まれる柔軟剤や漂白剤が液晶画面を傷めることがあるため、使用は避けましょう。
使ってはいけないアイテム:ガラスクリーナー
ガラスクリーナーには強力な化学成分が含まれており、液晶画面を傷めることがあります。
また、アルコールを含むことが多いため、使用は避けてください。
液晶画面の汚れを防ぐには?
液晶テレビ画面の掃除は、できるだけ頻繁に行うように心がけることが大切ですが、同時に汚れを防ぐことも重要です。汚れが付きにくくなる環境を作ることで、掃除の頻度を減らすことができます。
では、どのようにすれば液晶画面の汚れを防ぐことができるのでしょうか。
一つ目は、静電気を軽減することです。
液晶画面には静電気が発生しやすく、その静電気によってホコリやゴミが付きやすくなっています。
そのため、なるべくテレビを湿度の低い部屋に設置することで、静電気を軽減し、画面に付着するホコリやゴミを減らすことができます。
二つ目は、食べ物や飲み物を近づけないことです。
液晶画面の周囲で食べ物や飲み物を取ることは、画面に飛び散ったり、こぼれたりと、汚れの原因になります。
特に、油分の多い食べ物や飲み物は、画面に汚れを残しやすく、落としにくくなります。
また、食べ物や飲み物の臭いや熱によって、画面に悪影響を与えることもあるため、近づけないようにしましょう。
まとめ
以上、デリケートなテレビ画面・液晶画面を汚れ別に正しくお掃除する方法や、おすすめの人気掃除アイテム、掃除の際に注意すべきポイントなどについてご紹介しました。
テレビ画面・液晶画面をキレイに保つためには、以下の内容がポイントです。
・テレビの液晶画面の掃除をする際には、まずは乾いた柔らかい布やクリーニングクロスで優しく拭き取る
・手垢汚れは、クリーニングクロスと水または中性洗剤を使って拭き取る
・ホコリは、ハンディモップで払い落としてから、乾いた柔らかい布で拭き取る
・液晶画面用クリーナーは、特に効果的であるが、アルコールを含むものは使用しないようにする
・掃除をする際には、力を入れずに優しく拭き取るようにする
テレビ画面は日常的に使用するものであり、汚れや傷がつくと見づらくなってしまいます。
定期的な掃除と、正しい方法で行うことで、美しい画面を維持することができます。ぜひ、参考にしてみてください。