自分に合うハンディモップを選びたい!
シートの違いや特徴も知りたいな!
掃除機のように稼働音が鳴らないため、夜間や早朝など時間帯を気にせずサッと取り出してすぐに使える『ハンディモップ』
軽い汚れから溜まった汚れまで短時間でキレイにすることができます。
しかし、ハンディモップは、さまざまなメーカーから数多くの商品が販売されているため、結局どれを選べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、使い捨てハンディモップの選び方や、人気商品クイックル・ウェーブのシートの違い、ホコリの除去量はどうか?についてレビューしていきます。
また、類似商品である100均のシート(モップ)も合わせて比較しているので、ぜひ最後までご覧ください!
ご紹介する内容を参考に、自分に合うハンディモップを選びましょう♪
目次
使い捨てハンディモップの選び方
使い捨てハンディモップを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。
- メーカーの特徴を把握する
- 使用したい場所や目的
- 口コミや評判
- シート(モップ)の取替えやすさ
メーカーの特徴を把握する
使い捨てハンディモップは、さまざまなメーカーから数多くの商品が販売されています。
中でも、日用品大手メーカーから製造・販売されている『クイックルハンディ』や『ウェーブハンディ』は、テレビや雑誌で取り上げられるほど知名度が高く、人気な商品です。
「選択肢が多くて選べない」「購入に失敗したくない」という方は、クイックル・ウェーブのどっちかに絞って選択しましょう。
使用したい場所や目的
使い捨てハンディモップの持ち手(柄)には、『伸縮タイプ』と『固定タイプ』の2種類があります。
伸縮タイプは、柄の長さを自由に調整できるのに対し、固定タイプは柄の長さが決まっているので、調整することができません。
伸縮できるタイプなら、エアコンや照明など手の届かない高い場所に、固定タイプなら家具や家電の隙間やデスク周り、冷蔵庫の下など手が届く範囲の掃除におすすめです。
そのため、「使用したい場所はどこか?」「掃除の目的は何なのか?」を明確にし、自分に合うハンディモップを選びましょう。
高い場所なら『伸縮タイプ』
低い場所なら『固定タイプ』
どうしても決められない場合は、調整可能な『伸縮タイプ』を選んでおくと間違いないよ♪
口コミ・評判
知名度が高くて人気な商品でも、実際には「思っていたものと違った」「自分には合わない」といったことがあります。
購入してから後悔しないためにも、口コミや評判、その商品を紹介しているレビュー記事、公式サイトを見て、自分に合った商品かどうか判断しましょう。
商品のメリットだけでなく、デメリットも把握しよう!
シート(モップ)の取替えやすさ
ハンディモップを選ぶ際には、「シート(モップ)の取替えはしやすいかどうか」は非常に重要なポイントです。
汚れ度合いによっては、シートを頻繫に取り替える必要があるため、替えにくいものを選んでしまうと、交換に時間がかかったり、上手く取り付けられなかったりと、プチストレスです。
ハンディモップ愛用歴4年の私のおすすめは、スムーズな取り付けができるうえに掃除中のシートの外れやズレを防げる『差し込んで固定するタイプ』です。
【比較】取り替えシートの違いは4つ
ウェーブとクイックルのシートには、どのような違いがあるの?
100均商品の違いも知りたいな!
この項目では、以下の3つのシート(モップ)の違いについて画像付きでご紹介していきます。
商品 | クイックルハンディ | ウェーブハンディ | ふわっとモップ |
商品画像 | |||
シリーズ | クイックル | ウェーブ | ダイソー(DAISO) |
色 | パープル/ブラック | ブルー/ホワイト ピンク/グリーン | ホワイト |
比較①シート構造
クイックルハンディは、長い毛足の細かい繊維が密集しており、360度全体を覆っています。
また、ヘッドの差し込み口は、上下左右の全4箇所にあるため、汚れやホコリを余すことなく取り除くことができます。
シートは、差し込んで固定するタイプになっているよ♪
次に、ウェーブハンディの表面には、柔らか繊維の密集に加えて中央と側面には毛足が長く、やや硬めの繊維が混ざっています。裏側には、取ったホコリが飛び散らないように、全面に1枚のシートが付いています。
また、シートとヘッドは一体化しており、専用のグリップを付けるだけですぐに使えるため、手間がかかりません。
シートは、左右に取り替えられるよ♪
次に、100均商品のふわっとモップは、ウェーブハンディと同様、表裏に柔らか繊維と毛足が長いやや硬めの繊維が混ざっています。
シートは、片面のみの取り付けなので、掃除場所によってはすぐに取り替えが必要です。
シートは、ヘッドに差し込んで使います!
比較②シートの素材
商品 | クイックルハンディ | ウェーブハンディ | ふわっとモップ |
商品画像 | |||
耐久性 | ○ | ○ | × |
速乾性 | ○ | ○ | △ |
防水性 | ○ | ○ | ○ |
絶縁性 | ○ | △ | ○ |
強度 | ○ | △ | ○ |
引張強度 | △ | ○ | △ |
材質 | ポリエチレン/ポリエステル ポリプロピレン | ポリエステル ポリオレフィン | ポリプロピレン ポリエチレン |
その他の独自成分 | 流動パラフィン | 流動パラフィン 抗菌剤 | ー |
『クイックル』や『ウェーブ』には、保湿効果のある「流動パラフィン」が含まれているため、シートが絡まってごわごわになることなくキレイにまとまります。
また、ウェーブには抗菌剤が含まれているため、取ったホコリの菌の繫殖を防ぐことができます。
抗菌剤は無臭のため、薬剤特有の臭いが苦手な人でも安心ですよ!
シートの触り心地ですが、クイックルとウェーブは、まるで出来立ての綿あめを触っているかのように、とにかく軽やかでふわふわしています。繊維のチクチク感も全く感じません。
一方ふわっとモップは、若干ごわごわしており、手芸で使う綿を触っているような触り心地です。
参考:ポリエチレン(PE)|株式会社F・S・エンジニアリング
参考:ポリエステルのメリット・デメリットとは?|帝人フロンティア株式会社
参考:ポリプロピレン(PP)|株式会社プラポート
参考:ポリオレフィンとは?|水口化成株式会社
比較③コスト
商品 | クイックルハンディ (12枚入り) | ウェーブハンディ (12枚入り) | ふわっとモップ (3枚入り) |
価格※ (税抜) | 900円 | 595円 | 100円 |
一枚あたりの価格 (税抜で計算) | 75円 | 50円 | 33円 |
コスト面では『クイックルハンディ』が一番高いです。
しかし、1枚のシートを上下左右に取り替えて360度無駄なく使えるので、使い方次第では一番お得に利用することができます。
クイックルハンディ | ウェーブハンディ | ふわっとモップ | |
差し込み口 | 上下左右 | 左右 | 片方 |
比較④ヘッドの差し込み口
ウェーブハンディとふわっとモップは、それぞれ専用のヘッドが2つに分かれており、シートの差し込み口も2箇所あります。
実際にウェーブハンディとふわっとモップのヘッドをそれぞれ別々に取り付けてみたところ、ウェーブハンディは多少ヘッドの長さが足りない部分がありましたが、どちらも問題なく使用できました。
一方、クイックルハンディは、専用のヘッドが1つになっているので、シートの差し込み口は1箇所しかありません。そのため、ウェーブハンディやふわっとモップのヘッドを取り付けることはできません。
クイックルハンディ | ウェーブハンディ | ふわっとモップ | |
ヘッドの 差し込み口 | 1箇所 | 2箇所 | 2箇所 |
【検証】ホコリの除去量はどう?
どのシートがホコリを多く取れる?
小さな糸くずと固まった大きい糸くずを散りばめて、実際にどのくらい取れるのか試してみました。
結果は、以下の表の通りです。
商品 | クイックルハンディ | ウェーブハンディ | ふわっとモップ |
画像 | |||
小さなホコリの 除去 | ○ | ○ | ○ |
大きなホコリの 除去 | ○ | ○ | △ |
1回の除去量 | 多い | 非常に多い | 少ない |
除去するホコリやゴミの種類によっては多少違いがあるかもしれませんが、今回の検証結果では『ウェーブハンディ』が一番多くの糸くずを取ることができました。
次の項目では、それぞれ糸くずの除去動画を載せているので、少しでも参考になれば嬉しいです。
ホコリの除去量:クイックルハンディ
クイックルハンディは、シートの幅が他のシートに比べて狭いので、大量のホコリを一度に取りたい場合は、全部の面にホコリを絡ませるようにクルクル回しながら取ることをおすすめします。
取り除いたホコリは、ゴミ箱の上で払って落としましょう。
ただ、吸着力が強いので、払ってもすべてのホコリをキレイに落とすことはできません。
以下の画像は、何度か払った後のシート(モップ)の様子です。
小さな糸くずが所々に残っているのが分かります。
ホコリの除去量:ウェーブハンディ
ウェーブハンディは、シートの幅が広いうえに細かい繊維がぎっしり密集しているので、一度で大量のホコリを取ることができます。
ただ、裏面は使えないので、表面のホコリが溜まったら取り替える必要があります。
以下の画像は、何度か払った後のシート(モップ)の様子です。
クイックルハンディ同様、小さな糸くずが所々に残っているのが分かります。
ホコリの除去量:ふわっとモップ(100均商品)
ふわっとモップはウェーブと同様にシートの幅が広いですが、今回の検証ではあまり糸くずを取ることができませんでした。ですので、ふわっとモップは軽い汚れを取る際に使用することをおすすめします。
以下の画像は、何度か払った後のシート(モップ)の様子です。
【解決】使い捨てハンディモップのよくある疑問
使い捨てハンディモップに関するよくある疑問を2つピックアップし、まとめてみました。
- シートの替え時はいつ?
- シートは洗って繰り返し使える?
購入を検討している方も、既に使用している方もぜひ参考にしてみてくださいね!
シートの替え時はいつ?
画像引用:Amazon
ハンディモップを使っていると、シート交換タイミングに悩む方も多いのではないでしょうか?
簡単に交換できるのは分かっていても、頻繫に交換するのは面倒ですし、シートの消費量も増えてしまいます。
では、いつのタイミングがベストなのでしょうか?
クイックルとウェーブの公式サイトには、以下のように記載されていました。
※シートが黒くなったらお取り替えください。
引用:ユニ・チャーム
★汚れたり、ホコリがとれにくくなったら新しいハンディシートに取り替えてください。
引用:花王
ホコリや汚れが付着したままだと、ハンディモップの保管場所も汚れてしまうので、軽い汚れを拭き取る場合は4~5回、溜まった汚れを拭き取る場合は1~3回を目安に、新しいシートに交換しましょう。
シートは洗って繰り返し使える?
クイックル・ウェーブどちらのシートも公式サイトでは、洗って使えないと記載されていますが、実際はどうなのでしょうか?
実際に、水と中性洗剤を使って手洗いしてみました。
洗う前と比べると、シートのボリュームは減ってしまいましたが、ふわふわ感はそのまま残っています。
ただし、洗ったからといって付着した汚れやホコリは完全に落ちないので、清潔に使いたいという方は、洗わずに新しいシートに交換することをおすすめします。
洗ったシートを使って実際に掃除をしてみたところ、1回で取れるホコリの除去量は減りましたが、問題なく使用できました。
また、ヘッドの差し込み口も寄れたり、破れたりしていないため、どうしても繰り返し使用したい場合は、2~3回程度なら洗って使えると思います。
まとめ
以上、使い捨てハンディモップの選び方や、人気商品クイックル・ウェーブ・100均のシートの違い、ホコリの除去量はどうか?についてご紹介しました。
ハンディモップを4年間愛用してきた私の感想ですが、長時間の掃除ならシート全面を使える『クイックルハンディ』、大量のホコリがある場合は『ウェーブハンディ』、パソコン周りなど小さく軽い汚れには『ふわっとモップ』がおすすめだと感じました。
今回ご紹介した内容を参考に、使用したい場所や目的に合ったハンディモップを選び、定期的に掃除をしてお部屋を清潔に保ちましょう。