クイックルハンディの使い勝手ってどう?
シートは1回ごとに取り換えないといけないのかな?
手の届きにくい高所に付着したホコリや汚れを、さっと一拭きするだけで誰でも簡単に取り除くことができる『クイックルハンディ伸び縮みタイプ』。
テレビCMや雑誌、SNSなどでも取り上げられているほど人気の高い商品ですが、実際に使用するとなるとどのような使い心地なのでしょうか?
この記事では、クイックルハンディ伸び縮みタイプの特徴や、リアルな口コミや評判についてご紹介します。また、約2年間愛用している私自身が実際に使って感じたメリット・デメリットについて、詳しくお伝えします。
さらに、100均 ダイソー商品との違いや、100円でできるおすすめの収納方法についてもご紹介しますので、気になってるけどなかなか購入に踏み切れないよという方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
高所の掃除におすすめな「クイックルハンディ伸縮タイプ」
商品名 | クイックルハンディ本体 伸び縮みタイプ |
商品画像 | |
シートの付属枚数 | 1枚 |
重さ※ | 約118g (シート装置) |
伸縮サイズ(cm)※ | 最短46~最長96 (柄を折りたたんだ場合の長さは26.5×横幅5cm) |
シートサイズ(cm) | 横幅8.5×長さ17 |
角度調整 | 3段階 |
カラー | 本体 ホワイト/ハンディシート 紫 |
商品画像引用:花王株式会社HP
日用品大手メーカー花王から製造・販売されている『クイックルハンディ(伸び縮みタイプ)』は、ハウスダストや花粉などの微細なホコリから目に見える大きなホコリまで、短時間で効率よく除去できるハンディタイプのクリーナーです。
クリーナー本体は、最短46cm~最長96cmまで伸縮でき、先端のヘッド部分は3段階に角度調整が可能です。そのため、ホコリが溜まりやすい低所はもちろん、手の届きにくい高所や隙間のホコリも簡単に取り除くことができます。
また、専用のハンディシートは柔らかく密度が高い極細繊維が360℃ぎっしりと覆われており、一度拭くだけでキレイに汚れを取ることができます。極細繊維にホコリが吸収・吸着するので、部屋中にホコリを舞い上げることもありません。
シートにはポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンの3つの素材が使用されており、『耐久性』『絶縁性』『軽量』『耐薬品性』『耐摩擦性』に優れています。
モフモフな専用シートは、作りがしっかりしているから簡単に切れたり抜け落ちたりしないよ!
画像引用:Amazon
他にも、壁掛けテレビの裏や、ソファの下、棚の上部、カーテンレールの上、天井など家の中はもちろん、車内やオフィスのデスク周りなどさまざまな場所の掃除に便利なアイテムです。
こういう場所って意外と汚れが目立つから、気づいた時にささっと掃除したくなるんだよね~
使った後はコンパクトに折り畳めるから、収納場所にも困らなそうだよね!
店舗だけでなく、amazonや楽天などのネット通販でも購入できるので、ぜひチェックしてみてね!
参考:クイックルハンディ本体 伸び縮みタイプ|花王株式会社
【レビュー】実際に使って感じたメリット・デメリット
柄の伸縮、ヘッドの角度調整の自由さ以外にどのようなメリットがあるのかな?
デメリットも知っておきたいよね!
私自身『クイックルハンディ伸び縮みタイプ』を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
メリット | デメリット |
両端上下に付け替えられる専用シート シートの付け替えがスムーズにできる ホコリが飛び散らない 狭い隙間でもスイスイ入る | 収納ケースが付属されていない 100均などの格安商品に比べて値段が高い |
メリット1:両端上下に付け替えられる専用シート
専用シートは、両端上下に切り込み穴が開いてます。
汚れがひどい場合や、大掃除などでさまざまな箇所の汚れを一気に掃除したい場合、掃除中に新しいシートに取り換える面倒を省きたい人におすすめです。
メリット2:シートの付け替えがスムーズにできる
シートは簡単に装置できるよ♪
シートの切り込み穴は頑丈な作りになっているため、強く引っ張っぱらない限り掃除中にズレることはありません。また、本体のフックは、0.5cmほどの厚みがあるので、セットしたシートはしっかり固定されます。
メリット3:ホコリが飛び散らない
画像引用:Amazon
専用のシートには、全方位に無数の極細やわらかい繊維が詰まっています。
この繊維は、一本一本が長い毛足になっているため、抜け落ちた髪の毛やまとまった埃はもちろん、微細な花粉やハウスダストの粒子までしっかりと絡め取ります。
実際に掃除後、シートを洗ってみたところ、一部のホコリがシートに残るほど強力に吸着していることが分かりました。
メリット4:狭い隙間でもスイスイ入る
クイックルハンディ伸び縮みタイプは、狭い隙間でもスムーズに入り込むことができます。
実際に試してみた結果、3cmの隙間でも突っかかることなく使用できました。
また、2.5cmの隙間にも挑戦してみましたが、引っかかる感じがあり、すんなりとは入りませんでした。そのため、3cm程度の隙間での使用をおすすめします。
デメリット:収納ケースが付属されていない
クイックルハンディ伸び縮みタイプがあれば、高所の掃除も劇的に楽になる便利アイテムですが、しいて言うなら専用ケースが付いていないのが残念なポイントです。
ただし、柄の先にフック穴が開いているので、吊るして収納することができます。
デメリット:100均などの格安商品に比べて値段が高い
クイックルハンディ伸び縮みタイプは、その他メーカーや100円商品からも類似商品が販売されていますが、それらと比べると価格がやや高めです。
しかし、本体は機能性・耐久性を備えており、専用シートは凸凹隙間でもホコリを逃さずしっかりと絡め取ることができるため、類似商品でも一番と言ってもいいほど多くの方に愛用されています。
「ハンディクリーナーを失敗や後悔せずに購入したい」「一度購入したら長期間使用したい」という方には特におすすめです。
【本当に使いやすい?】リアルな口コミ・評判を調査してみた
『クイックルハンディ伸び縮みタイプ』を実際に利用したことのある方の声をまとめてみました。
実際に約2年間使用している私も共感できることが多かったので、ぜひ参考にしてみてください!
これを購入してから、今まで掃除ができなかった隅っこや狭い場所もキレイ・スッキリしました。
今までは家にある棒にティッシュを挟んで掃除していましたが、これを購入してから用意する手前や掃除時間がかからなくなったので気軽に掃除ができるようになりました。
これ1つで十分に汚れが取れる!壊れたらリピートしようと思います!
近くのドラッグストアやホームセンターよりもネットの方が安かったので、購入して良かった。
フィギュアやアクスタ専用に使ってます。モップがふわふわしているので、グッズに傷がつかないし、ホコリも舞わないから重宝しています!
シートに着いた埃を取り除くのが少し手前だった。
軽く拭くだけで溜まった汚れが落ちるからめちゃくちゃ便利!しいていうなら、収納ケースが欲しい。。。
他にもさまざまな声がありましたが、口コミの多くは、
- どんな場所でも楽にホコリや汚れを除去できる
- ちょうどいい角度や高さに変えられるから便利
- 軽いから掃除していても疲れない
など、多くの方が満足しているようです。
参考:クイックルワイパー フロア用掃除道具 ハンディ 伸び縮みタイプ 本体|amazon
参考:クイックルハンディ|アットコスメ
【比較】100均ダイソー商品との違いは?
クイックルハンディ伸び縮みタイプと、ダイソー取り扱い商品『隙間らくらくハンディワイパー』『ロングモップ』の3つを比較してみました。
商品名 | 隙間らくらくハンディワイパー | ロングモップ |
商品画像 | ||
シートの付属枚数 | 2枚 | 1枚 |
重さ(g) | 約36g (シート装置) | 約31g (シート装置) |
本体サイズ(cm) | 約55.5 (柄からヘッドの長さ) | 約50 (柄からヘッドの長さ) |
角度調整 | ー | ー |
カラー | ホワイト | ホワイト |
商品画像引用:ダイソーHP
比較内容は、以下の通りです。
- シートの質
- 柄の握りやすさ
- ヘッドの形状
- ヘッドの角度調整
- 重さ
それぞれ画像付きで詳しくご紹介します。
クイックルハンディ伸び縮みタイプと100円商品はそれぞれどんな人におすすめ?
結論から言うと、クイックルハンディ伸び縮みタイプは、「短時間でしっかり汚れを落としたい」「一度購入したら長く使用し続けたい」人におすすめです。
一方で100円商品は、付着したばかりの軽い汚れを落としたい人におすすめです。
シートの質
3商品のシートの質を比較してみました。
クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプは、紫色のやわらか極細繊維がかき分けても縫い目が見えないほど全方位に余すことなく密集しています。作りたてのわたあめを触っているかのようにフワフワしているので、家具や家電、照明を傷つけることなく、付着したホコリや汚れだけをしっかり絡め取ります。
次にロングモップは、クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプのようなフワフワ繊維と、少し硬めの細長いシートが組み合わさった作りになっています。クイックルワイパーハンディよりもシートの幅が広いので、広範囲の汚れを取り除く際に便利です。フワフワ繊維には、手芸などで使用される綿(わた)のような素材が使われており、クイックルワイパーハンディに比べると繊維の密集度はやや少なめです。また、側面や裏面には繊維がないので、汚れが溜まったらすぐに新しいシートに取り換える必要があります。
次に、隙間らくらくハンディワイパーは、他の2つとはシート構造が全く違います。フローリングシートのような1枚の柔らかいシートでできており、立体感がないので、数ミリの隙間を掃除する際に便利なアイテムです。ただし、シートを引っ張ると伸びたり破けてしまうことがあるので、使用する際には注意が必要です。
柄の握りやすさ
クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプの柄は、縦2cm×横2.5cmの厚みがあり、手にフィットしやすい波型形状になっています。長時間の使用でも疲れにくく、最後まで丁寧に掃除ができます。また、柄はツルツルした素材のため、汚れが付着しても簡単に拭き取ることができます。
次に、ロングモップの柄は、約0.6cmの滑らかな丸型の直線形状になっています。表面がゴツゴツしていないので、握りやすいですが、クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプに比べるとかなり細いので、使っている最中に折れる心配があります。また、素材はマット仕上げのため手が滑りにくいですが、柄に汚れが付着した場合は、落とすのに時間がかかりそうです。
次に、隙間らくらくハンディワイパーは、持ち手の部分が約1.5cmの正方形の直線形状になっています。シートを装着する先に向かって徐々に細くなっており、他の商品に比べて柔らかく、ふにゃふにゃした感じがあります。持ち手が正方形なので、力を入れて握ったり長時間使用していると手が痛くなることがあります。また、素材は若干光沢感があるため、汚れが付着しても簡単に拭き取ることができます。
ヘッドの形状
クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプは、専用シートのズレを防ぐための引っかかりは1箇所しかないものの、厚みのあるフックに、裏面にはゴツゴツした滑り止めが付いています。他の商品に比べてシンプルな作りですが、一度セットしたら簡単には外れません。
次に、ロングモップは、2箇所の差し込み口に、6箇所の引っかかりがあります。ただ、シートが固定されるわけではないので、引っ張ったり、何かに引っかかったりするとすぐに抜けてしまうので注意しましょう。
次に、隙間らくらくハンディワイパーですが、他の2つとは構造が全く異なります。6つの波型に開いた穴にシートを押し込んで使用します。ですが、これがかなり難しい・・・
なかなかハマらないうえに、付けようとするとヘッドがしなり、押し込むとシートが破けそうになる・・・
最終的には、本来の方法ではなく、以下の画像のようにして使用することにしました。
因みに、それぞれのヘッドにクイックルハンディ専用シートを取り付けてみました。
クイックルハンディは、ロングモップのシートを取り付けてみたよ!
結論、残念ながらどれも取り付けることはできませんでした。
ロングモップは、差し込むことはできましたが、途中で突っかかって最後まで差し込むことができませんでした。
隙間らくらくハンディワイパーは、横幅が広いため、シートを差し込むこと自体できませんでした。
ヘッドの角度調整
クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプは、3段階に角度調整できますが、他の2つはできません。
そのため、無理に角度調整しようとすると、柄が細いため何回か使っているうちに変形したり折れる可能性が高いです。
重さ
画像から分かる通り、ロングモップが一番軽いことが分かりました。
それに比べて圧倒的に重さのあるクイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプですが、それでも小ぶりの卵2個分の重さなので、実際にはそこまで重く感じません。
【収納アイディア】100円でできるおすすめの収納方法
冒頭でお伝えした通り、クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプには、専用の収納ケースが付属されていません。
そこで私が考えたのが、ダイソーの100円商品『クーラーポット』に収納する方法です。
商品名 | クーラーポット1リットル |
商品画像 | |
本体サイズ(cm) | 高さ 24.6×直径 8.4 |
価格(税抜き) | 100円 |
ポットのフタは使わずにそのまま収納します。
1.5cmほど折りたたんだ柄がはみ出てしまいますが、ちょうどいいサイズ感です。
本来、麦茶やジュースを入れるもののため、程よく厚みがあって頑丈な作りになっています。
縦長でスリム形状なので、置き場所にも困りません。
【解決】クイックルハンディのよくある疑問
クイックルハンディを使用する際に多くの方が疑問に思う点をまとめてみました。
購入を検討している人だけでなく、既に持っている人も解決できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
シートは洗って繰り返し使える?
公式サイトでは、埃を取る力が落ちてしまうことから、洗濯や手洗いはできないと記載されているため、基本的には汚れたら新しいシートに取り替えて使用することをおすすめします。
ですが、洗っても縮んだり、型崩れしにくい性質を持つポリエステル素材がシートに含まれているので、どうしても再利用したい場合は、中性洗剤を使って軽く手洗いする程度であれば問題ないかと思います。
実際に汚れたシートを手洗いしてみた結果、新品に比べて繊維のモフモフ感は落ちたものの問題なく使用することができました。
最初にシートに付着した汚れを水で軽く洗い流しました。
その後、台所用中性洗剤を付け、奥の繊維に入り込んだ汚れを落とします。
最後に水気を切って乾燥させて完了です。
洗う前と後の画像です。
洗う前に比べてふわふわ感は多少落ちてしまいましたが、カピカピと硬くなったり、繊維が傷んだりすることはなかったです。
今回は、1回目の手洗いでしたが、掃除場所や汚れ具合にもよりますが、あと4~5回くらいは繰り返し使えるかなと思います。
また、繊維が密集しているので、全ての汚れを完全に落とすのは難しいので、私のように汚れを軽く落とす程度でキレイにしたいという方に手洗いはおすすめです。
洗う時は、優しく!表面の汚れを軽く落とす程度がおすすめ!
シートを無駄なく使うにはどうすればいい?
汚れの少ない場所から使い始め、最後は汚れの多い場所(サッシの溝等)に使いましょう。
本体を長持ちさせるには?
本体を長持ちさせるためのポイントは4つです。
- 柄をしならせたり、無理に引っ張って使用しない
- 先端部に負担がかかるため、先端部を開いたまま下に向けて立てかけて保管しない
- 柄を伸縮させる際に、力を入れて両側から強く引っ張らない
- 本体が入らないすき間には無理に押し込まない
液晶画面・プラズマ画面や有機EL画面にも使える?
使用可能です。
シートの素材には、ポリエチレンが含まれているため、電気を通しません。
ただし、場合によっては静電気でホコリが取れにくくなることがあるので、掃除の際はテレビやパソコンの電源を切ってから使用しましょう。
まとめ
以上、クイックルハンディ伸縮タイプの特徴や、実際に使って感じたメリット・デメリット、リアルな口コミ・評判などについてご紹介しました。
- クイックルハンディ 伸び縮みタイプは、短時間でしっかり汚れを落としたい場合や長く使用し続けたい方におすすめ
- 100均商品は、軽い汚れを落としたい場合や一時的な使用におすすめ
クイックルハンディ 伸び縮みタイプの購入を検討している人や、買い替えを検討している人は、今回ご紹介した内容を参考にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?