いつの間にか玄関ドアに隙間が出来ていた・・・原因は?
マンションやアパートでもできる隙間対策方法を知りたい
「部屋の窓を閉めているはずなのに玄関から冷たい風が流れ込んでいる」「最近、家の中で虫をよく見かける」
このような場合、玄関ドアに隙間が出来ている可能性が高いです。
玄関ドアの隙間を埋めるには、隙間テープを使って早めに対処しましょう。
この記事では、玄関のドアに隙間ができる原因や、放置すると起こるリスク、玄関ドアの隙間を塞ぐおすすめの隙間テープ3選についてご紹介します。
また、すぐにできる2つの虫対策方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
玄関のドアに隙間ができる原因
玄関のドアに隙間ができる原因は、大きく分けて『自然による劣化』と『人為的なミス』の2つによるものです。
具体的には、以下のようなものです。
『自然による劣化』
- 玄関ドアの歪み・変形
- 経年劣化
- 玄関ドアの摩擦
- 紫外線や経年によるゴムパッキンの劣化
- 地震や台風などの災害
一方『人為的ミス』は、施工の際のドアの取り付け不良によるものですが、基本的には自然劣化によって隙間ができることがほとんどです。
玄関の隙間を放置するとどうなる?
玄関ドアの隙間を放置するとどうなるの?
ちょっとの隙間くらい放置しても問題ないのでは?
玄関ドアの隙間を放置するのは危険!その理由は以下のようなことが考えられるからです。
- 玄関周りにカビが発生する
- 害虫が侵入する
- 冷房/暖房が効きづらくなる
- 防音効果の低下
- 防犯上のリスク
少しでも隙間ができたら早めに対策しましょう。
玄関周りにカビが発生する
玄関の隙間を放置すると、玄関周りにカビが発生してしまいます。
例えば、台風の時期には強い雨風によって隙間から雨が入り込み、靴を履き替える場所である三和土(タタキ)が水浸しになります。また、冬場には部屋の窓に結露が生じるのと同様に、玄関にも湿気がこもります。
特に、梅雨時期のように雨が続く日には、常に水が入り込むため、湿気により壁や床に黒カビが発生します。
黒カビは、一度発生すると素材の奥深くに根を張ってどんどん広がるので、簡単なお手入れでは完全に除去出来ません。最悪の場合、壁紙の張り替えや、カビ取り業者への相談・依頼が必要となり、手間や時間、コストがかかってしまいます。
すき間から花粉やホコリが入り込むこともあるので、玄関周りが劣化しやすくなるね…
害虫が侵入する
玄関の隙間が原因で、アリやゴキブリなどさまざまな害虫が家の中に侵入します。
これらの害虫は、わずかなすき間でも容易に侵入することができます。
特に、夏などの暖かい時期になると虫の活動が活発になるため、屋外から侵入した虫が家の中で繫殖し、大量発生することも・・・
室内で虫を見かけることが多くなったり、駆除しても虫が湧く場合は、玄関の隙間から入り込んでる可能性が高いので、早めに対処しましょう。
ゴキブリは1~2mmの隙間でも簡単に侵入できるらしいよ
たった1~2mmでも侵入できるなんて恐ろしい…今すぐなんとかしたい!
以下の項目では、おすすめの隙間テープを5つご紹介しているので、チェックしてみてね!
断熱効果の低下
わずかな隙間があると、夏は熱風、冬は冷風が隙間風として入り込むため、断熱効果が低下します。
通常の設定温度では冷暖房が効きづらいので、設定温度を上げたり下げたり、頻繫に稼働させなければならないため、電気代がかかってしまいます。
防音効果の低下
玄関の気密性能が落ちると、音波が隙間を通じて侵入したり漏れたりするため、防音性能が低下します。
音漏れが発生するため、テレビの音や話し声、ペットの鳴き声が屋外に漏れたり、近くで行われている工事の音や車、バイクの音、鳥の鳴き声などの騒音が屋内に入ってくるなど、生活に支障をきたす原因となります。
防犯上のリスク
玄関に隙間ができると、防犯性能が低下します。
鍵をかけていても、玄関のわずかなすき間から工具や器具などを使って無理やりこじ開けられてしまいます。
簡単に侵入されてしまうので、早めに対処しましょう。
賃貸でも使える!おすすめの隙間テープ3選
玄関ドアに隙間が出来ている場合は、隙間テープ(ゴムパッキン)を使って早急に隙間を埋めましょう。
この項目では、賃貸でも使える!おすすめの隙間テープを3つご紹介します。
- 【amazonベストセラー1位】波型テープ
- 密度が高い高性能な『すきまモヘアテープ』
- さまざまな場所に使える『隙間シールテープ』
【amazonベストセラー1位】波型テープ
商品名 | 玄関ドア用 戸あたり波型テープ |
メーカー | 3M(スリーエム) |
素材 | 基材:EPDM(合成ゴム)/両面テープ:アクリル系粘着剤 |
サイズ | 厚さ3.5mm×幅8.5mm×長さ5m |
色 | ブラック |
防水効果 | ○ |
日用品でよく使われる耐水ペーパーやマスキングテープ、セロハンテープで有名な世界的大手メーカーの3M(スリーエム)から販売されている『玄関ドア戸あたり波型テープ』は、amazon断熱材売れ筋ランキングで1位を獲得するほどの人気商品です。人気のポイントは以下の6つです。
- 波型の凸凹形状が、閉まるドアにしっかり密着
- すきま風が通らないから空調の効きがよくなり、省エネ効果up
- 厚みのあるドアを閉めた時の衝撃音もしっかり吸収
- 耐熱性/耐老化性/耐候性に優れた高品質な合成ゴム素材を使用
- 太陽光(紫外線)の影響を受けにくいアクリル系粘着剤を使用
- 本体はさまざまなデザインの玄関ドアに馴染む黒色
標準サイズの玄関ドア(高さ約2m~2.3m)であれば、この製品1つでドア1枚分のすき間を防ぐことができます。
後悔・失敗なく購入したい人や、どれを購入すべきか悩む人におすすめです!
また、雨戸や網戸、門扉シャッター等玄関ドア以外の場所の隙間を埋めたい場合は『すき間ふさぎ防水テープ』がおすすめです!
参考:3M|ウィキペディア(Wikipedia)
参考:玄関ドア用 戸あたり波型テープ|3M(スリーエム)
密度が高い高性能な『すきまモヘアテープ』
商品名 | すきまモヘアテープ |
メーカー | Leobro |
素材 | ポリプロピレン繊維/粘着剤 |
サイズ | 厚さ6mm 毛足12mm 長さ10m |
色 | グレー |
防水効果 | ○ |
- 耐摩擦/耐衝撃の2つの効果を持つポリプロピレン繊維を使用
- 毛にはポリプロピレン繊維に加え、保温性/吸湿性/通気性に優れたモヘヤが織り込まれている
- 密度が高い高性能な毛が玄関の隙間にしっかりフィット
- 毛は柔らかいので、素材を傷つけない
さまざまな場所に使える『隙間シールテープ』
商品名 | すき間侵入防止シールテープ |
メーカー | Homekirei |
素材 | 基材:EPDMフォーム(合成ゴム) 両面テープ:アクリル系粘着剤 |
サイズ | 厚さ6mm 幅9mm 長さ3m/5m |
色 | ブラウン/ホワイト |
防水効果 | ○ |
- 適度な弾力で隙間にピッタリ馴染むため気密性up
- 玄関だけでなく、キッチンや浴室のドアなどさまざまな場所に使用可能
- 素材は3Mと同じ高品質な合成ゴムだから耐久性/耐候性抜群
- テープは簡単にすぐ貼ることができる
玄関ドアの隙間から侵入しやすい虫とは?
玄関の隙間から侵入する虫の正体は?
外から侵入する虫は、私たちにどのような悪影響を及ぼすの?
虫は、玄関ドアや換気扇、窓など少しの隙間でも簡単に侵入することができます。
家の中に侵入しやすい虫を以下の表にまとめてみました。
種類 | 侵入による害 |
アリ | 食べ物に群がる/噛まれる 家具や家電に入り込み、故障する |
ゴキブリ | 喘息やアレルギー症状/不快感 繫殖力が高いため大量発生 電気系統のショート |
蚊 | 刺される/感染症 |
コバエ | 食べ物に群がる/不快感 食品に産卵/ハエ症 繫殖力が高いため大量発生 |
発生する虫の種類を把握し、効果的に駆除・予防して、虫が湧かない環境を作りましょう!
玄関から虫を遠ざける!今すぐできる対策方法
ゴムパッキンや隙間テープ以外にも、虫の発生を防ぐ方法を知りたい
玄関から虫を遠ざけるために、今すぐできる2つの対策についてご紹介します。
- 虫よけアイテムを活用する
- アロマを設置する
虫よけアイテムを活用する
効果的な虫よけアイテム | おすすめの設置/使用場所 |
吊り下げタイプ | 玄関扉 |
置き型タイプ | 玄関床/靴箱の下/傘立ての後ろ |
スプレータイプ | 玄関灯/外壁/高所 |
電撃殺虫器 | 玄関扉/高所 |
玄関から虫を遠ざける一番手っ取り早い方法は、『虫よけアイテムを活用すること』です。
虫よけアイテムは主に、吊り下げタイプ、置き型タイプ、スプレータイプ、電撃殺虫器の4種類が販売されています。
吊り下げタイプの虫よけアイテムは、対象害虫が限られているのと強い殺虫効果はありませんが、ほとんどの製品は半年~1年間最後まで効果が持続します。一度設置するだけで、広範囲に潜む虫の寄せ付けを防ぐことができます。また、最近ではクマや犬、猫などデザイン性の高い商品も増えているので、目立つ場所に設置しても外観を損ねることがありません。
吊り下げタイプの虫よけはこちらがおすすめ♪
置き型タイプの虫よけアイテムは、靴箱の下やインテリアの後ろなど目立たない場所に自由に設置できます。また、吊り下げタイプと同じく、対象害虫が限られていますが、価格が安いため手軽に利用できます。虫よけアイテムにコストをかけたくない人や、最低限の虫対策を行いたい人におすすめです。
置き型タイプの虫よけはこちらがおすすめ♪
スプレータイプの虫よけアイテムは、特定の場所に湧く虫を一気に駆除することができます。殺虫成分が強いため、即効性が高く、さまざまな種類の害虫を駆除することができます。ただし、効果は一時的なので虫の多い時期には定期的にスプレーする必要があります。
スプレータイプの虫よけはこちらがおすすめ♪
電撃殺虫器は、誘引効果の高い光で玄関に湧く虫をおびき寄せて感電死させます。電気の周りには感電死した虫が溜まるので、定期的に掃除をする必要がありますが、火や薬剤を使わずに即効駆除できるので、近年人気の殺虫方法です。虫が湧きやすいキッチンや、浴室(お風呂)、トイレ、寝室などにも設置することができます。赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
電撃殺虫器はこちらがおすすめ♪
アロマを設置する
ペパーミントやユーカリなどの香りの強い植物には、虫が嫌がるニオイや物質を分泌して食べられるのを防ぐ忌避効果があります。
市販の虫よけアイテムほど効果は強くありませんが、外観を損ねることなく虫の侵入を防ぐことができます。
香り | 対象害虫 |
ペパーミント | 蚊/アリ/ダニ/ゴキブリ |
ユーカリ/レモングラス | 蚊/ハエ/ダニ/ゴキブリ |
ゼラニウム | 蚊 |
シトロネラ | 蚊/ブユ/ダニ/ノミ/ゴキブリ |
アロマの香りは、リラックス効果だけでなく、防虫効果もあるんですね!
私は、発生しやすい虫に合わせて香りを選んでるよ!
まとめ
以上、玄関のドアに隙間ができる原因や、放置すると起こるリスク、玄関ドアの隙間を塞ぐおすすめの隙間テープ3選、すぐにできる虫対策についてご紹介しました。
- 玄関のドアに隙間ができる原因は『自然劣化』『人為的ミス』の2つ
- ゴキブリは1~2mmのわずかな隙間でも簡単に侵入できてしまう
- 玄関の隙間を塞ぐには、隙間テープがおすすめ
玄関のドアは、頻繫に開閉するため、どうしても隙間ができやすいです。
しかし、隙間を放置してしまうと、カビの発生や害虫の侵入、断熱効果の低下などさまざまな問題が起きるため、見つけたら、すぐに対処することが大切です。
虫のいない快適な生活を送るためにも、今回ご紹介した内容を参考にさっそく隙間を埋める対策を行いましょう!