気持ち悪い見た目に、向かって来たり、飛んだりと予測できない素早い動き、しぶとくてなかなか退治できない、とにかく不潔など、さまざまな理由で多くの人が苦手な「ゴキブリ」。
刺したり嚙んだりしないものの、名前を言うだけでもゾッとするくらい、虫の中で1番と言っていいほど嫌われている存在です。
ゴキブリついて、このようなことで悩まれたことはありませんか?
冬に引っ越し予定があるけど、新居のゴキブリ対策は冬でも必要?
定期的に掃除をしてキレイにしているのに、ゴキブリが出て困っている
頻繫にゴキブリが出て困っている・・・効果的なゴキブリ対策方法を知りたい
この記事では、ゴキブリの生態や、発生時期、【発生状況別】効果的なゴキブリの駆除方法についてご紹介します。
また、ゴキブリの予防・対策方法を季節別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
※この記事では、ゴキブリの画像写真を使用していませんのでご安心ください。
ダニの駆除方法については、こちらの記事をご覧ください!
目次
苦手な虫ランキング1位の「ゴキブリ」
一瞬でも見かけるだけで、多くの人に恐怖症や嫌悪感を抱かせる「ゴキブリ」
ゴキブリは全世界に約4,000種存在すると言われ、うち日本には約50種類が生息しています。
しかし、ほとんどの種類は屋外で生息しており、室内に侵入するのはわずか4種類です。
- クロゴキブリ
- ヤマトゴキブリ
- ワモンゴキブリ
- チャバネゴキブリ
種類 | クロゴキブリ | ヤマトゴキブリ | チャバネゴキブリ | ワモンゴキブリ |
体長 | 30~40mm | 25~30mm | 10~15mm | 30~45mm |
成虫の色 | ツヤのある黒褐色 | 黒茶褐色 | 薄茶色 胸部の背面に1対の黒い斑紋がある | 黄土色 頭と胸の間に黄白色の輪紋がある |
生息地域 | 日本全国 | 北海道、本州 (東日本に多い) | 日本全国 | 九州~沖縄 |
寒さ | 強い | 強い | 弱い | 弱い |
ゴキブリは生命力が強い
ゴキブリは、2億年前から既に生き残るための手段を持ち、地球上の様々な環境の変化にもすぐに対応できるほど生命力の高い生き物です。
その理由はいくつか考えられます。
まず、ゴキブリは「学習能力が高い」という特徴があります。
例えば、既に通った道を覚えていたり、ゴキブリにとって毒や害となるものを食べないようにするなど。頭が良く、機器察知能力が高いので、場合によっては殺虫成分に耐性を持つことも・・・
二つ目は、「繫殖力が高い」という点です。
2週間に1回のペースで産卵するほどスピードが早く、1度の産卵で20匹以上産みます。
三つ目は、「餓死しづらい」という点です。
ゴキブリの体には、脂肪体(腹部にある白い塊)があり、そこでタンパク質や脂肪などの非常食や、ビタミンの生成、そしてエネルギー源を蓄えることができます。そのため、飲まず食わずでも約1ヶ月は生きられるほど生命力が強いです。
四つ目は「身体能力が高い」という点です。
1秒間に体長の50倍の距離を移動することができるほど足が速く、最大約5mの高さまで飛ぶことができます。また、多少の衝撃にも耐えられるほど、耐久性にも優れています。
ゴキブリの習性
屋内に侵入するゴキブリに共通する習性は、以下の通りです。
活動期間 | 夜行性(夕方~夜にかけて) |
習性 | 群れを作って住みつく |
環境 | 70%以上の湿気・25~30℃の暖かい気温 |
餌(エサ) | 雑食 植物/野菜/水分を含んだ肉類/油汚れ/残飯/食品カス/糞(フン)/人から出る汚れ/ゴミ/腐敗物など |
場所 | 暗くて狭い場所 キッチン周り/冷蔵庫/トイレ/浴室/洗面台/洗濯機/ベランダ/ダンボール/家具・家具の裏/クローゼット/床下/植木鉢 |
外からの 主な侵入経路 | 玄関/排水管/エアコン/窓/破けた網戸の隙間/換気扇/排水口 |
ゴキブリ発生による人体への影響
ゴキブリは、下水やゴミ置き場など不衛生な場所に潜んでいるため、体には病原菌や細菌、ウィルスが多く付着しています。
家の中に侵入する際も、排水口や排水管などの不衛生な場所を通って侵入するため、ゴキブリが好む食品や調理中の器具に付着し、気づかずに口に入れてしまうことで、食中毒や感染症の原因となります。
また、ゴキブリの糞(フン)や死骸を吸い込んでしまうことで、喘息やアレルギーを引き起こす恐れもあります。
ゴキブリは「梅雨から夏」にかけて活発化する
ゴキブリは、1年の中で梅雨時期から夏にかけて最も活発に活動します。
ジメジメとした梅雨時期は湿度が高く、ゴキブリにとっては理想的な環境です。屋外のいたるところには、雨水が溜まったり、水たまりができたりすることで、ゴキブリの生息地がさらに増えます。
また、夏場は食べ物が腐りやすくなるため、残飯や生ゴミの処理をきちんと行わないと、ゴキブリが餌を求めて家の中に侵入してしまいます。
家の中に侵入したゴキブリは、そのまま住みつき、25℃を超えると繫殖も活発になって、あっという間にゴキブリの数が増えてしまいます。
ゴキブリを大量発生させないためにも、早めの対策を行うことが重要です。
【発生状況別】効果的なゴキブリの駆除方法
この項目では、効果的なゴキブリの駆除方法を、以下の3つの発生状況別にご紹介します。
- 目の前のゴキブリを退治したい
- 見失ったゴキブリを退治したい
- 家の中に潜むゴキブリを一気に退治したい
目の前のゴキブリを退治したい
目の前にゴキブリが現れたら、まずは冷静に行動しましょう。
パニックになってアタフタしていると、その隙に逃げられてしまいます。
家にある殺虫剤スプレーを手に取り、ゴキブリが逃げるであろう先の空間(逃げ道)を狙って噴射しましょう。
退治できたら、すぐに死骸を処分しましょう。放置すると他のゴキブリが寄ってきてしまいます。
ティッシュやトイレットペーパーで死骸をつかむことが難しい場合は、掃除用のトングで挟んだり、ガムテープを長めに切り、死骸をくっつけるなどしてなんとか対処しましょう。
その後は、ビニール袋に入れてしっかり縛ってから処分するか、トイレットペーパーと一緒にトイレに流しましょう。
見失ったゴキブリを退治したい
ゴキブリを見失ってしまったり、逃げられてしまった時は、見失った場所の近くの隙間や、暗くて狭い空間を狙って殺虫剤をスプレーしてみましょう。
キッチンであれば、冷蔵庫下や、食器棚の隙間、コンロ周り、シンク下、棚と棚の間。リビングであれば、観葉植物の中や家電や家具の隙間、壁、床、天井などです。
見逃しがちな場所にも注意を払って徹底的に探しましょう。
それでも見つからない場合は、見失った場所周辺の家具や家電を動かしてゴキブリ出てくるのを待ちましょう。
しばらく経っても出てこない場合は、奥に入り込んでしまった可能性が高いです。
一刻も早く退治したいところではありますが、警戒心が強くなっているので、なかなか捕まえることができません。
その場合は、毒エサや捕獲罠を周辺に置いて発生を防ぐか、害虫駆除業者に相談して駆除してもらいましょう。
家の中に潜むゴキブリを一気に退治したい
家の中に潜むゴキブリを一気に退治する場合は、くん煙剤がおすすめです。
殺虫成分を含んだ煙で室内に潜むゴキブリを一気に駆除します。
使用中は部屋を出なければならないので、外出の用事がある時などに使用しましょう。
ゴキブリを効果的に駆除するには、寝室、リビング、キッチン、浴室(お風呂)、トイレなど全ての部屋一気に使用することをおすすめします。
一気に使用することで、ゴキブリが逃げる場所を失い、多くのゴキブリを駆除することができます。
駆除しても再発するゴキブリは、害虫駆除業者に相談
ゴキブリを駆除しても再発してしまう場合は、家の中に巣や卵が残っていたり、壁と床や天井のつなぎ目や、窓周辺など家のどこかに隙間が空いていることが原因の可能性が高いです。
再発を防ぐには、「ゴキブリの侵入経路はどこか?」「巣や卵はどこにあるか?」を徹底的に調査し、原因を突き止めて根本的に解決する必要があります。
しかし、ゴキブリは成虫なら隙間が5mm、幼虫なら2mmもあれば簡単に侵入できるうえに、狭くて暗い場所に入り込むため、素人による確認は非常に困難です。
かと言って確認が遅くなればなるほど、ゴキブリはどんどん卵を産み、「いつの間にか大量発生」なんてことも起こりかねません。
そういった状況を防ぐためにも、専門の害虫駆除業者に相談することをおすすめします。
害虫駆除業者に依頼することで、費用はかかりますが、駆除はもちろん、発生原因や侵入経路を素早く突き止め、解決してくれます。
害虫駆除業者のプロは、ゴキブリが住みつきやすい場所や習性、行動パターンを熟知しているため、短時間で駆除できるばかりか、大量の薬剤を使用する必要もないため、安心です。
また、各家庭の状況合った予防策やプロによる的確なアドバイスもしてくれるので、正しい方法で対策することができます。
すぐに来てもらえる駆除業者を探すなら!【害虫駆除110番】駆除業者は「害虫駆除110番」がおすすめ
画像引用:害虫駆除110番
対象害虫 | ゴキブリ/シロアリ/スズメバチ/ムカデ/ヤスデなど |
駆除料金 | 8,800円(税込)~ |
対応エリア | 日本全国 |
損害賠償責任保険 | 加入 |
害虫駆除業者を選ぶなら、「害虫駆除110番」がおすすめです。
シェアリングテクノロジー株式会社が運営する「害虫駆除110番」は、お住まいのエリアから近くて、数ある駆除業者から厳選された優良な害虫駆除業者を紹介するマッチング型サービスです。
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プロならではの手法で、各家庭の発生状況に応じて最も効果的な方法で徹底的に駆除します。
駆除の際は、専門の道具や業務用駆除剤を使用するので、広範囲のゴキブリを一気に退治することができます。駆除後は薬剤の不快な臭いが残らないよう、消臭・消毒を行うので、小さなお子さんやペットのいるご家庭でも安心して利用できます。
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【時期別】ベストなゴキブリ対策・予防方法
「ゴキブリは、梅雨や夏以外の季節はいなくなる」と思われがちですが、実際には1年を通して活動しています。
この項目では、春・夏・秋・冬それぞれの時期ごとにできる対策や予防方法についてご紹介します。
100%発生を防ぐことは難しいですが、以下の内容を参考に、できる限りの対策や予防を行って、日頃から発生しづらい環境を作るよう意識しましょう。
季節 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
ゴキブリ | 幼虫 | 卵・幼虫・成虫 | 卵・幼虫・成虫 | 卵・幼虫 |
活動 | 動き出し始める | 最盛期 | 冬越し準備のため 落ち着く | 冬越しのため動きが鈍い |
対処・予防 | 成長・侵入を防ぐ | 増やさない 動き回るゴキブリを徹底駆除 | 卵を産ませない 住み家を作らせない | 住み着かせない |
行動 | 侵入しやすい場所に駆除剤を設置 隙間をふさぐ | さまざまな種類の 駆除剤を揃え、設置する | ゴキブリが好む環境を 作らない | 大掃除と一緒に 卵・幼虫を退治 |
おすすめの駆除剤 | くん煙剤/毒エサ | 毒エサ/捕獲罠 殺虫スプレー | 毒エサ/捕獲罠 | くん煙剤 |
春のゴキブリ対策・予防法
春は、幼虫のゴキブリが多く、繁殖能力が低いため個体数は比較的少ないです。
気温の変化が激しい春ですが、気温が上昇するとゴキブリが活動し始め、家の中に侵入してきます。
春のゴキブリ対策のポイントは、「成長と侵入を防ぐ」ことです。
そのためには、侵入しやすい場所にゴキブリ用の毒エサを設置し、家中の隙間をふさぎましょう。
また、頻繫にゴキブリが出る場合は、冬と同じく動きが鈍い状態のうちに「くん煙剤」を使って家中のゴキブリを一気に退治するのもおすすめです。
夏のゴキブリ対策・予防法
ジメジメする梅雨時期から夏にかけて、ゴキブリは1年の中で最も活発に活動し、繁殖を繰り返します。
家中のさまざまな場所に出没し、遭遇する頻度も高くなるでしょう。
夏のゴキブリ対策のポイントは、「発生状況に合わせてすぐに退治する」ことです。
繫殖力が最も高いため、1匹見かけた時点で家の中にはすでに多くのゴキブリが潜んでいる可能性があります。
これ以上ゴキブリを増やさないためにも、ゴキブリ用の毒エサや捕獲罠、殺虫スプレーなどさまざまな種類の駆除剤を揃えておきましょう。
また、夏は食べ物にも注意が必要です。
たとえば、キッチンシンクの三角コーナーに溜まった生ゴミは、臭い漏れがないよう袋に入れて毎日捨てたり、調理後のコンロ周りに落ちた食品カスや飛び散った油はその都度取り除いたり、食後すぐにお皿洗いをするなど、ゴキブリを寄せ付けないような対策を日頃から行いましょう。
秋のゴキブリ対策・予防法
秋のゴキブリは、冬越し準備のために住み家を探します。
秋の初めは気温が程よく高く、ゴキブリの繁殖がしばらく続きますが、寒くなるにつれて落ち着きます。
秋のゴキブリ対策のポイントは、「住み家を作らせない」ことです。
そのためには、部屋に溜まったダンボールは放置せずに処分する、狭くて暗いキッチンシンク下や冷蔵庫周辺の掃除を定期的に行うといった対策を行いましょう。
また、ゴキブリが住みつきやすい場所には毒エサや捕獲罠を置くなどして、できるだけゴキブリが好む環境を作らないように心掛けましょう。
冬のゴキブリ対策・予防法
冬になると、ゴキブリはベランダの隅や室外機の下などに隠れ、卵や幼虫の状態で冬を越します。
寒さに弱いゴキブリは、動きが鈍くなり、暖かくなる季節をじっと待ちます。
冬のゴキブリ対策のポイントは、「住み着かせない」ことです。
1年で最も動きが鈍くなる冬は、ゴキブリ退治にベストシーズンです。
大掃除のついでに隠れた卵や幼虫を一気に駆除しましょう!
ベランダや庭は、ほうきと塵取りを使って集め、家の中は「くん煙剤」を使って家中のゴキブリを一気に退治しましょう。
まとめ
以上、ゴキブリの生態や、発生時期、【発生状況別】効果的なゴキブリの駆除方法、ゴキブリの予防・対策方法についてご紹介しました。
ゴキブリは、家に侵入するプロのような昆虫のため、どのような家でもさまざまな方法で侵入します。
こまめに掃除をして清潔な状態にしていても侵入することがあるため、100%防ぐことはできませんが、普段からゴキブリが寄り付かない環境を作ることが重要なポイントです。
まとめ
- ゴキブリは地球上の様々な環境の変化にもすぐに対応できるほど生命力が強い
- 夜行性であるゴキブリは、高温多湿の環境を好み、暗くて狭い場所に住みつく
- ゴキブリは、1年の中で梅雨時期から夏にかけて最も活発に活動する
- ゴキブリを駆除しても再発してしまうなら、家の中に巣や卵が残っていたり、隙間が空いていることが原因
- 駆除しても再発するゴキブリは、害虫駆除業者に相談するのがベスト
- 「害虫駆除110番」なら、日本全国・24時間365日対応可能
どうしてもゴキブリが駆除できない人へ
「ゴキブリが苦手で駆除できない」「市販の駆除剤を使っても退治できない」など、どうしてもゴキブリが駆除できない人へ。
今居るゴキブリの駆除だけでなく、再発防止まで徹底的に行ってくれる「害虫駆除110番」に相談してみてはいかがでしょうか?
害虫駆除110番がおすすめ
画像引用:害虫駆除110番
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- 安全な駆除方法・臭いの残らない薬剤を使用
- 駆除後は、消臭・消毒を行うので、小さなお子さんやペットのいるご家庭でも安心