新年を気持ちよく迎えるための大掃除。
家中の掃除を一気に行いますが、特に水気が多く、汚れが溜まりやすい場所である浴室(お風呂場)は、大掃除のタイミングでできるだけきれいにしておきたいものです。
しかし、「どこから手をつけていいか分からない」「どこまでやればいいのか分からない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、浴室(お風呂場)を効率良くキレイにするために、お風呂の汚れの種類・原因や、汚れに効果的な洗剤、効率の良いお風呂大掃除の流れ、【場所別】お風呂大掃除の手順とコツについてご紹介します。
また、頑固な汚れをキレイに落とすためのおすすめアイテム5選についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください♪
こちらの記事では、おすすめの大掃除業者についてご紹介していますので、合わせてご覧ください♪
目次
お風呂の汚れの種類と原因
浴室(お風呂場)の汚れは大きく分けて、毎日蓄積していく汚れと、カビなどの菌による汚れの2種類あります。
その中の汚れを具体的にご紹介すると、以下の6つです。
これらの汚れの特徴や発生する原因について、それぞれご紹介します!
黒カビ汚れ
お風呂掃除の中で一番面倒なのが、黒カビ汚れを落とすこと・・・
壁や床、天井、排水口、浴槽、ドアパッキンなど浴室のさまざまな場所に発生します。
「クラドスポリウム」と呼ばれる菌類の一種である黒カビは、他のカビと違って「根を張って素材の奥深くに入り込む」ため、一度生えると簡単には落とすことができません。
そのため、表面のカビをきれいに落としたとしても、根っこまで取り切れていなければ、またすぐに再発して繫殖を繰り返します。
そんなやっかいな黒カビが発生する原因は、「温度」・「湿度」・「栄養」・「酸素」の4つの条件が揃う環境です。
特に、家の中でもこの4つの条件が揃っているお風呂やトイレ、キッチン、洗面台などの水回りは、黒カビが発生・増殖しやすい場所です。
そんなやっかいな黒カビですが、3つの弱点があります。
これらの弱点を把握したうえで対処することで、こびりついてしまった黒カビも落としやすくなり、繁殖を防ぐことができます。
赤カビ(ピンクぬめり)汚れ
「ピンクぬめり」ともいわれる赤カビですが、実際にはカビではなく、「ロドトルラ」という微生物(酵母菌)の一種です。
お風呂場などの高温多湿の環境で発生しますが、黒カビとは違って「水のみで増殖する」といった特徴を持っています。
また、黒カビのように根を張るカビではないので、スポンジやブラシでこするだけでも、すぐに落とすことができますが、「繁殖スピードが早く」わずか2日程で再び発生してしまいます。
赤カビ自体は人体に悪影響を与えることはありませんが、放置してしまうと黒カビが赤カビをエサにして繁殖し、いつの間にか浴室が黒カビ一色になってしまいます。
水垢汚れ
水垢は、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が蓄積して白く固まったアルカリ性の汚れです。
浴室内の鏡やシャワーヘッド、蛇口などによく見られ、キッチンや洗面所にも発生します。
皮脂汚れ
皮脂汚れは、人間の身体から分泌される皮脂による汚れです。
入浴中にはがれ落ちたり、身体や頭を洗っている時に、石鹼と一緒に跳ねて床や壁に付着します。
皮脂は油なので水だけでは落ちにくく、時間が経つとこびりついて固まります。
そのため、定期的な掃除が非常に重要です。
石けんカス汚れ
浴槽や床、シャンプーボトルなどに付着したザラザラ・ヌメヌメした汚れを見かけたことはありませんか?
これは、流しきれなかった石けんの残った汚れによるものです。
石けんカスには、「金属石鹸」と「酸性石鹸」の2つの種類があります。
それぞれの汚れによって使う洗剤も変わるので、特徴をしっかり把握しておきましょう。
もしも石けんカスを長期間放置してしまうと、金属石鹸と酸性石鹸の汚れが混ざり合い、洗剤を使っても簡単には落とすことができなくなってしまいます。
汚れを落とすのに時間や労力がかかってしまうので、大掃除期間中だけでなく、日頃から定期的に掃除しましょう。
髪の毛・ペットの毛
髪の毛を洗ったり、ペットを洗う際に抜け落ちる毛が毎日流れるため、排水口受け皿には毛が常に溜まっています。
毛自体に汚れはありませんが、石鹼カスや皮脂汚れ、赤カビなどの汚れと絡まり、放置することで、虫が湧いたり、悪臭などの原因となってしまいます。
髪の毛の抜ける量は、1日に50本~100本抜け落ち、そのうちお風呂では1日に抜ける量の5〜6割ほどを締めていると言われています。
抜け落ちた毛は、臭いだけでなく、水の流れが悪くなって上手く排水されず、詰まりの原因となるので、こまめに取り除く習慣をつけましょう。
お風呂大掃除に必要なもの
「必要な道具や洗剤が足りない!」
「あると思っていた掃除道具がなかった・・・」
なんてことがないように、必要な掃除アイテムは事前に必ず揃えておきましょう。
お風呂の大掃除に使用する道具は、以下の通りです。
お風呂の大掃除は、どのような種類の洗剤を用意するかが非常に重要です!
次の項目では、必要な洗剤について詳しく解説していきます!
【汚れ別】お風呂掃除に使う洗剤
お風呂の大掃除を効率よく進めるには、汚れの種類によって洗剤を使い分けることです。
上記でご紹介したように、お風呂の汚れは、黒カビ・赤カビ・水垢・皮脂・石けんカス・髪の毛の6種類です。
これら全ての汚れは、酸性・中性・アルカリ性の3つの性質にわかれています。
それぞれの性質とは反対の性質の洗剤を使うことで、短時間でキレイに汚れを落とすことができます。
だから、汚れの種類によって洗剤を使い分けることは重要なポイントなんですね!
では、どういった洗剤を用意すべきなのでしょうか?
以下の項目で、それぞれご紹介します。
【黒カビ】カビ取り剤
出典:Amazon
頑固な黒カビ汚れには、カビ取り剤がおすすめです。
カビ取り剤には大きく分けて、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の2種類があります。 どちらにも除菌や漂白効果がありますが、効果の強さには違いがあります。
それぞれの特徴や違いは、以下の通りです。
塩素系漂白剤 | 酸素系漂白剤 | |
効果 | ◎ | 〇 |
刺激臭 | 〇 | ー |
安全性 | △ | 〇 |
主な成分 | 次亜塩素酸ナトリウム | 過炭酸ナトリウム |
代表的な洗剤 | カビキラー/ハイター | オキシクリーン |
【黒カビ】アルコール除菌スプレー
出典:Amazon
一度発生したら簡単には落とすことができない黒カビ。そんなやっかいな黒カビには、身体への害が少なく、素材を傷めにくいアルコール除菌スプレーを使用しましょう。
カビの胞子が少しでもアルコールに触れるだけで死滅します。
ただし、黒カビの色素までは除去できないため、黒ずみを取り除きたい場合は、塩素系漂白剤または酸素系漂白剤漂を使いましょう。
【皮脂汚れ】重曹またはセスキ炭酸ソーダ
出典:Amazon
酸性の性質を持つ皮脂汚れには、反対の性質(アルカリ性)の重曹またはセスキ炭酸ソーダがおすすめです。
それぞれどちらの洗剤を使っても効果がありますが、付着したばかりの軽い汚れなら、弱アルカリ性の重曹、落としにくい皮脂汚れには重曹よりも強いアルカリ性のセスキ炭酸ソーダといったように、汚れ具合によって洗剤を使い分けましょう。
また、重曹やセスキ炭酸ソーダは、皮脂汚れと石鹸成分が結合してできた「酸性石鹼カス」にも効果があります!
【石鹼カス・水垢汚れ】クエン酸
出典:Amazon
アルカリ性の(金属)石鹼カスや水垢汚れには、酸性の性質を持つクエン酸がおすすめです。
これらの汚れは、浴槽や壁、床だけでなく、シャワーヘッドや鏡、お風呂のイス、シャンプーボトルなどの小物にも付着するため、水に溶かしたクエン酸水を汚れている箇所にスプレーしてキレイに落としましょう。
【軽い汚れ全般】中性洗剤
軽い汚れに効果的なのが、中性洗剤です。
床や壁などに付着してから日が浅い水垢・皮脂汚れ・石鹸のカス・赤カビといった汚れの種類を選ばずにキレイに落とすことができます。
また、中性洗剤は酸性やアルカリ性の洗剤と比べ、肌やものに対する刺激が少ないので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。
【お掃除の基本】お風呂大掃除の流れ
お風呂の大掃除をする際に、効率よく進めるための順番があることをご存知でしょうか?
多くの人はお風呂掃除の際に、「まずは洗い慣れてる浴槽から!」「汚れが目立つ所から!」「床や棚など手の届きやすい所から!」などといった場所から始めがち。
しかし、この方法だと洗剤が残ってしまいやすいため、あまりおすすめできません。
では、どのような順番で進めていくといいのでしょうか?
お風呂掃除を効率よく進めるための順番は、以下の通りです。
ポイントは、「高い所から低い所」に向かって汚れを落として洗い流すことです!
浴槽などの低い場所から掃除を始めてしまうと、最後に洗剤が残ってしまい、かえって掃除に時間がかかってしまいます。
高い位置から掃除することで、汚れを効率よく落としつつ、キレイな仕上がりになります。
【場所別】お風呂大掃除の手順とコツ
汚れの種類や効率の良い掃除の流れを把握したら、いよいよ掃除を始めて行きます。
お風呂大掃除の基本手順やコツについて、以下の順番でそれぞれご紹介していきます。
その他の場所の掃除方法については、こちらの記事でご紹介しています!
小物(イスや浴槽のフタなど)の掃除方法
まずは小物(お風呂イス、桶、シャンプーリンスボトル、浴槽のフタ等)の掃除方法です。
小物の掃除のポイントは、浸け置き!
浸け置き中に別の場所の掃除をすると時短で掃除を終わらせることができますよ!
基本的に、最初は中性洗剤で汚れ全般を落としますが、どうしても落ちない頑固な黒カビ汚れが付着している場合は、塩素系漂白剤を付けて落としましょう!
掃除場所 | 小物 |
掃除道具 | マスク/ゴム手袋/中性洗剤/(カビ取り剤)/スポンジ |
掃除方法 | 1.マスクとゴム手袋を付け、浴槽にお湯を張る(残り湯でもok) 2.中性洗剤を入れる 3.桶やイス、お風呂のフタなどを入れ、約30分時間浸け置きする 4.浸け置き後、スポンジで汚れを擦り落とす 5.シャワーのぬるま湯で洗い流して完了 |
天井の掃除方法
次に、天井の掃除方法です。
天井を拭く際は、四隅までしっかり汚れを拭き取り、しっかり乾燥させましょう!
掃除場所 | 天井 |
掃除道具 | 柄付モップまたはフロアワイパー/カビ取り剤/フロアシート |
掃除方法 | 1.換気扇を回す 2.モップやフロアワイパーにカビ取り剤を染み込ませ10分放置する 3.放置後、天井をまんべんなく拭き取る 4.濡れたフロアシートで天井を拭いて洗剤を落とす 5.ドライシートで乾拭きする 6.乾燥させて完了 |
鏡の掃除方法
次に、鏡の掃除方法です。
水気が取れない場合は、水切りワイパー(スクイージー)で拭き取って鏡をしっかり乾燥させましょう!
掃除場所 | 鏡 |
掃除道具 | クエン酸/スプレーボトル/キッチンペーパー/ラップ/マイクロファイバークロス/水切りワイパー(スクイージー) |
掃除方法 | 1.クエン酸水を作り、空のボトルに入れる 2.鏡に向かってスプレーする 3.鏡をパックするイメージでキッチンペーパーを付ける 4.乾燥を防ぐためにキッチンペーパーの上からラップを被せ、約30分放置する 5.放置後、ラップとキッチンペーパーを剥がして円を書くようにしてこする 6.水で洗い流す 7.乾いたマイクロファイバークロスで拭いて完了 |
壁やドアの掃除方法
次に、壁とドアの掃除方法です。
ドアパッキンや壁の目地の部分は黒カビが付着しやすい場所なので、忘れずにしっかり汚れを落としましょう!
掃除場所 | 壁/ドア |
掃除道具 | 中性洗剤/クエン酸/重曹またはセスキ炭酸ソーダ/カビ取り剤/キッチンペーパー/ラップ/スポンジ/ブラシ スプレーボトル |
掃除方法 | 1.壁全体を見て、汚れ度合いを確認する 2.お湯で壁全体を濡らす 3.水で薄めた中性洗剤を壁にスプレーして約15分放置する 4.放置後、スポンジやブラシで汚れを洗い流す 5.黒カビがある場合は、カビ取り剤をスプレーし、10分ほど放置して汚れに浸透させる 6.放置後、スポンジやブラシで汚れを擦り落とす 7.しっかり乾燥させて完了 |
シャワー・蛇口の掃除方法
次に、シャワー・蛇口の掃除方法です。
水垢が付きやすいシャワーや蛇口は、鏡と同様の掃除方法ですが、ポイントはキッチンペーパーとラップでパックすること!頑固な汚れをしっかり落とすことができます!
掃除場所 | シャワー/蛇口 |
掃除方法 | クエン酸/スプレーボトル/キッチンペーパー/ラップ/マイクロファイバークロス |
掃除方法 | 1.クエン酸水を作り、空のボトルに入れる 2.鏡に向かってスプレーする 3.シャワー・蛇口をパックするイメージでキッチンペーパーを付ける 4.乾燥を防ぐためにキッチンペーパーの上からラップを被せ、約30分放置する 5.放置後、ラップとキッチンペーパーを剥がして円を書くようにしてこする 6.水で洗い流す 7.乾いたマイクロファイバークロスで拭いて完了 |
カウンターの掃除方法
次に、カウンター(小物を置く棚)の掃除方法です。
掃除場所 | カウンター |
掃除道具 | 中性洗剤/クエン酸/重曹/セスキ炭酸ソーダ/スプレーボトル/マイクロファイバークロス/スポンジ/ブラシ |
掃除方法 | 1.壁全体を見て、汚れ度合いを確認する 2.お湯でカウンター全体を濡らす 3.水で薄めた中性洗剤を吹きかけ、約10分放置する 4.放置後、スポンジやブラシで汚れを洗い流す 5.石鹼カス残りがある場合は、クエン酸水をスプレーして10分ほど放置し、汚れに浸透させる 6.放置後、スポンジやブラシで汚れを擦り落とす 7.皮脂汚れが目立つ場合は、重曹またはセスキ炭酸ソーダ水をスプレーして10分ほど放置し、汚れに浸透させる 8.放置後、スポンジやブラシで汚れを擦り落とす 9.乾いたマイクロファイバークロスで水気を切り、しっかり乾燥させて完了 |
浴槽とエプロン(浴槽の側面を覆うカバー)の掃除方法
次に、浴槽とエプロン(浴槽の側面を覆うカバー)の掃除方法です。
浴槽掃除のポイントは、上から下の順で行うこと!(浴槽内の壁部分▶湯面▶浴槽の底の順)
掃除場所 | 浴槽/エプロン(浴槽の側面を覆うカバー) |
掃除道具 | 重曹/セスキ炭酸ソーダ/中性洗剤/ブラシ/スポンジ/ラップ/キッチンペーパー/スプレーボトル |
掃除方法 | 1.浴槽全体にお湯をかける 2.中性洗剤とスポンジで汚れを擦り落とす 3.水で洗い流す 4.浴槽全体に重曹またはセスキ炭酸ソーダの粉末を直接かける 5.汚れが目立つ場所や側面部分にキッチンペーパーとラップを被せて約20分放置する 6.放置後、スポンジやブラシで汚れを擦り落とす 7.ぬるま湯をかけ、洗剤残りがないようにして完了 |
床の掃除方法
次に、床の掃除方法です。
黒カビや黒ずみ汚れの度合いによって塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を使い分けましょう!
掃除場所 | 床 |
掃除道具 | 中性洗剤/スポンジ/ブラシ/カビ取り剤/水切りワイパー(スクイージー) |
掃除方法 | 1.壁全体を見て、汚れ度合いを確認する 2.お湯で床全体を濡らす 3.水で薄めた中性洗剤を床にスプレーして約15分放置する 4.放置後、スポンジやブラシで汚れを洗い流す 5.黒カビがある場合は、カビ取り剤またはをスプレーし、10分ほど放置して汚れに浸透させる 6.放置後、スポンジやブラシで汚れを擦り落とす 7.水切りワイパー(スクイージー)で水気を切り、しっかり乾燥させて完了 |
排水口の掃除方法
次に、排水口の掃除方法です。
排水口は汚れが溜まりやすい場所のため、詰まりを防ぐためにティッシュでゴミを取り除いてから掃除を始めましょう!
掃除場所 | 排水口 |
掃除道具 | ティッシュ/カビ取り剤/古歯ブラシ/バケツまたは大きめの容器 |
掃除方法 | 1.排水口のゴミ受けに溜まった髪の毛やホコリなどのゴミをティッシュで取り除く 2.外せるパーツを取り外してバケツや大きめの容器に入れる 3. 2にパーツを入れ、その上からカビ取り剤をスプレーし、約15分放置する 4.放置後、古歯ブラシで汚れを擦り落として完了 |
【頑固な汚れに効果的】おすすめアイテム5選
お風呂の大掃除をする際は、事前に必要な掃除道具を揃えて、汚れの種類によって洗剤を使い分け、正しい順番で行うことで手早く進めることができますが、より楽に、簡単に終わらせるには便利な掃除アイテムを使うことです。
この項目では、効率がさらに上がるおすすめの掃除道具を5つご紹介しますので、「もっと効率よく掃除をしたい」、「時短で掃除を終わらせたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
大掃除に限らず、普段のお風呂掃除でも使えるアイテムなので、最後までご覧ください♪
洗いづらい天井に!激落ちくん「水切りワイパー」
おすすめポイント
- 研磨粒子入りだから、洗剤なしで黒カビを落とすことができる
- 水切りワイパー機能付き
- ハンディタイプとして使用することもできる
山崎実業マグネット付き「水切りワイパー」
おすすめポイント
- 柄が長いから、鏡や床だけでなく、浴室の底や壁などさまざまな場所で使用できる
- 柄の部分にマグネットが付いているので、壁に浮かせて収納するなど、収納場所に困らない
- フックに掛けることもできるので、吊るして収納もできる
貼るだけ防カビ・消臭!コジット「パワーバイオ」
おすすめポイント
- 貼ったり、掛けたりするだけで、バイオの力でカビを予防・嫌な臭いを消臭できる
- 6ヶ月に1回の交換で、効果が持続する
- お風呂場だけでなく、押入れにも使用可能
凸凹箇所でも汚れスッキリ!アズマ工業「バススポンジ」
おすすめポイント
- 凸凹した床でも、細かいブラシが溝に入り込むので、気になるぬめりや汚れがかき出され、きれいに落ちる
- プラスチック(繊維強化プラスチック含む)・ホーロー・人工大理石・ステンレス・タイル・木製に対応しているから、ドアや壁など幅広い場所に使用できる
水で濡らして擦るだけ!スリーエム「すごい鏡磨き」
おすすめポイント
- 水で濡らしてこするだけで、鏡を傷つけることなくピカピカな仕上がりに
- フックにかけられる穴があるので、引っ掛けて収納することも可能
どうしても汚れが落ちない場合は掃除のプロに相談!
お風呂場の黒カビ汚れは、付着してから時間が経ったり、毎日の掃除を少しでもサボってしまったりすると、すぐにこびりついてなかなか取れない頑固な汚れに変わってしまいます。
頑固な黒カビ汚れを無理に取ろうとすると手間や時間もかかりますし、場合によってはお風呂場の床や壁などの素材を傷つけてしまう恐れもあります。
どうしても取れない頑固な黒カビ汚れがある場合は、専門のプロに相談してみてはいかがでしょうか?
おそうじ革命は、日本全国に約300店舗を展開するハウスクリーニング業者です。
掃除に関しての専門知識を持つプロスタッフが、専用の掃除道具や洗剤、機材を使って徹底的に汚れを落としてくれます。
そのため、素人では掃除が難しい箇所や、こびりついた頑固な黒カビ汚れでもキレイに落としてもらえるため、まるで新品かのようなレベルの高い仕上がりになります。
また、おそうじ革命は、これまでに15万件以上もの清掃実績があり、オリコン顧客満足度調査ハウスクリーニング部門では4年連続第1位を受賞しているほど人気の高い業者です。
スタッフは、アルバイトや派遣スタッフはおらず、一から自社の教育を受けた豊富な知識と高い技術力を持ったスタッフのみが派遣されます。
費用は、汚れ具合による増額なしの固定料金制(出張費込み)です。追加料金がかからないので、安心して依頼できます。
業務名 | おそうじ革命 |
お風呂・浴室清掃 | 11,000円(税込)~ |
人気のプラン | 水回りセット |
水回りセット料金 | 26,400円(税込)~ |
対応エリア | 全国 |
追加料金 | ー |
土日祝日の依頼 | 〇 ※年末年始除く |
土日祝日特別料金 | ー |
補償有無 | 〇 |
その他の業者についてはこちらをご覧ください♪
お風呂大掃除で注意すべきポイント
お風呂掃除では、汚れに合わせてたくさんの洗剤を使います。
特に、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤など「混ぜるな危険」と記載されている成分が強い洗剤の取り扱いには十分注意しましょう。
これらの洗剤が混ざってしまうと、有毒の塩素ガスが発生してしまうので大変危険です。
使用する際は、必ず換気をし、マスクやゴム手袋を付けてから掃除を始めましょう。必要に応じてゴーグルを着用して目を保護するなど、しっかりと対策しましょう。
また、浴槽や桶、床など浴室内の材質によっては、使ってはいけない道具や洗剤があります。
間違った使い方をしてしまうと、変色や破損の原因となるので、事前に取扱説明書を見て確認しておきましょう。
【汚れ防止】お風呂をキレイに保つコツ
普段の掃除ではやらない箇所まで念入りに行うお風呂の大掃除。
せっかくキレイになったお風呂場だからこそ、なるべく長くキレイを保ちたいですよね。
そこでこの項目では、お風呂場をキレイに保つための4つのコツについてご紹介します。
お風呂をキレイに保つには?
- 24時間換気する
- 排水口ゴミ受けにネットを被せる
- 水気を切る
- 収納方法を見直す
24時間換気する
掃除の後や入浴後は、すぐに換気しましょう。
特に入浴後の浴室は、高温多湿のため雑菌やカビが繁殖しやすくなります。
繫殖を防ぐには、できる限り浴室内を乾燥させること。
換気扇を回したり、お風呂場の窓を開けて換気しましょう。
お風呂のカビは、1度生えてしまうと落とすだけでも時間や手間がかかります。
カビが発生しにくい環境を作ることで、清潔を保てるだけでなく、普段の掃除が楽になり、掃除頻度を減らすことにも繋がります!
排水口ゴミ受けにネットを被せる
お風呂の排水口ゴミ受けやヘアキャッチャーに、水切りネットを被せましょう。
そうすることで、排水口の汚れや詰まりを防ぐことができます。
水切りネットは、ネットの網目が排水口ゴミ受けよりも細かいので、ゴミ受けだけではキャッチしきれなかった髪の毛や石鹸カス、皮脂汚れを逃さずしっかりと集めてくれます。
水切りネットは、2~3日に1回を目安に取り替えましょう!
水気を切る
掃除や入浴後は、浴室内の水気を切りましょう。
まずはお風呂を使った後に浴槽のお湯を抜き、浴槽や壁、床に熱湯のシャワーをかけて汚れを流します。
その後、水切りワイパー(スクイージー)を使って、鏡や壁の水滴や、床の水たまりなどお風呂全体の水気を切ります。
ただし、完璧を求めてしまうと負担がかかってモチベーションが下がってしまうので、さっと切る程度で行うことをおすすめします。
収納方法を見直す
浴室内の小物(シャンプーリンスボトル、石けん、桶、イス等)は、「浮かせて収納」「吊るして収納」などといったように、収納方法を見直しましょう。
見直し方法例
- お風呂の桶は、フック付きの桶に変えてタオルハンガーに吊るす
- イスは、後ろの出っ張りをシャワーフックに差し込んで浮かせる
- シャンプーリンスボトルは、ボトル背面にマグネットが付いているタイプに変えて壁に貼り付けて浮かせる
このように、浮かせたり、吊るして収納することで、床やカウンター(小物を置く棚)などの接地面が狭くなるため、赤カビや黒カビの発生を防ぐことができます。
また、物を動かす・どかすといった動作がなくなるので、掃除にかかる時間を短縮させられたり、お風呂のスペースが広くなるためスッキリし、見栄えも良くなります♪
まとめ
以上、お風呂の汚れの種類・原因や、汚れに効果的な洗剤、効率の良いお風呂大掃除の流れ、【場所別】お風呂大掃除の手順とコツについてご紹介しました。
お風呂は、毎日のように利用するため日々汚れが蓄積しています。
特にカビは、ちょっとした隙間や、見落としやすいイスの裏などさまざまな場所に潜んでいます。
放置してしまうとアレルギーや喘息など、人体に悪影響を及ぼすため、普段から定期的に掃除をすることが非常に重要です。
その時に、汚れに合わせた洗剤を活用し、正しいやり方で掃除すると、今よりも見違えるほどピカピカになるでしょう。
また、どうしても落ちない頑固な汚れや、大掃除に時間をかけられない場合は、無理せずにプロに任せるなど工夫してスッキリと気持ちよく新年を迎えましょう!