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換気扇(レンジフード)掃除の必須アイテム!重曹で油汚れをスッキリ落とす方法を徹底解説

2023年3月2日

※本ページはプロモーションが含まれています

換気扇(レンジフード)は、油煙や臭い、ゴミを吸い込んで屋外へ空気を排気するため、調理中や調理後の換気には欠かせません。

しかし、毎日の調理で発生する油汚れは換気扇やレンジフードにこびりつき、時間が経つにつれて固って、やがて落としにくい頑固な汚れとなります。

そんな換気扇やレンジフードの掃除に効果的なアイテムが重曹です。

そこでこの記事では、重曹を使ってピカピカにする掃除方法や注意点、換気扇周りの掃除方法もご紹介します。

換気扇掃除をすることで、換気扇がキレイになるだけでなく、空気の通りが良くなり、料理中でもキッチン中に油や焦げの嫌な臭いがこもりにくくなりますよ♪

ぜひ最後まで読んで次の掃除の参考にしてみてくださいね!

換気扇(レンジフード)掃除に重曹が効果的な理由

重曹が換気扇やレンジフードの掃除に効果的なのは、その性質が関係しているからです。

重曹は別名「炭酸水素ナトリウム」といい、アルカリ性の物質です。

換気扇が汚れる主な原因の「油汚れ」や「焦げ」は酸性のため、汚れと反対の性質を持つアルカリ性が中和して、汚れを落とす効果があります。

また重曹は、水に溶けにくい性質なのですが、溶け残った粒子が換気扇やレンジフードに付着した頑固な油汚れを削り取るように洗える研磨剤としての働きも期待できます。

さらに重曹は、換気扇やレンジフードの掃除以外にも、
パンやクッキーなどの料理や、入浴剤、医薬品、研磨効果によるコップの茶渋落とし、消臭・除湿・・・など日常のあらゆるものに使われています。

重曹は白くサラサラした粉末で、自然由来成分なので人体への影響はなく、インターネットやお近くのスーパー、コンビニなどで安価で手軽に入手することができます。

【ここがすごい!】重曹の効果まとめ

重曹の効果・洗浄
・脱臭
・研磨剤
・吸湿
・水軟化
重曹を使う
メリット
・容量が多く、安価で手に入る
常温長期保存が可能
・環境にやさしく、人体に無害
・重曹スプレーやペーストなど重曹の形状を変化させることで、いろんな場所のお掃除に大活躍!
・鍋の焦げ落とし、生ごみの消臭、冷蔵庫掃除、シンクまわりの拭き掃除、浴室掃除、下駄箱内の消臭・・・様々な用途に使える
重曹が苦手とすること・水垢汚れ
・油汚れが酷い
・漆器や大理石、メガネ、貴金属、革製品は傷が付いてしまう
・アルミや銅に使用すると黒く変色
・コーティング加工されていない木製品や畳に使用すると黄色いシミになる

掃除道具としてだけでなく、料理や日常生活など様々な用途で使える重曹は、持っておくと非常に便利です。
また、「食用重曹は約3年」、「掃除用重曹は無期限」と長期的保存できるので、大量に消費しきれない一人暮らしの人でも余らせる心配がありません♪

換気扇(レンジフード)の掃除に必要なもの

重曹を使って換気扇・レンジフードの掃除をする際に必要なものは次のとおりです。

  • 重曹
  • お湯
  • ゴム手袋
  • スプレーボトル
  • 浸け置きできる大きめの容器
  • 雑巾または使い古したタオル×2枚
  • スポンジ
  • ラップ
  • 使い古した歯ブラシ
  • 新聞紙

汚れ度合いによっては重曹をたくさん使うので、多めに用意しておきましょう!

重曹を使った換気扇(レンジフード)の掃除方法

必要なものが揃ったら、換気扇・レンジフードの掃除を始めましょう。

全体的な所要時間は全部で約2時間です。

浸け置きする時間がかかるので時間がかかりますが、
基本的に放置する時間の方が長いので、何かの作業をしながら気軽に掃除しましょう♪

以下の項目では、換気扇の部品ごとの掃除方法を紹介していきます。

重曹で掃除|フィルター・レンジフードの掃除方法

  • 窓を開けて換気をし、ガスの元栓を閉める
  • ゴム手袋をつけ、外せるパーツを全て外す
  • 新聞紙を広げ、外したフィルターを置く
  • 3に重曹を振りかけ、約1時間放置する
  • 歯ブラシ(スポンジ)で汚れを擦り落とし、40~50度のお湯で洗い流す
  • 雑巾で水分を拭き取る
  • しっかり乾燥させる
  • 元に戻して完了

40~50度のお湯でフィルターに付いた汚れを洗い流すことで、細かい汚れや油のべた付きをしっかり落とすことができます。

また、重曹は水に溶けにくい性質があるため、お湯を使えば重曹が残らず、きれいに洗い流すことができます。

重曹で掃除|パーツの掃除方法

  • 窓を開けて換気をし、ガスの元栓を閉める
  • ゴム手袋をつけ、外せるパーツを全て外す
  • 大きめの容器に40~50度のお湯と重曹を入れて混ぜ合わせる(お湯100mlに対し、重曹は小さじ1)
  • 3の容器に、2で外したフィルター以外のパーツを全体が浸るようにして入れる
  • 約1時間浸け置きする
  • 歯ブラシ(スポンジ)で汚れを擦り落とし、40~50度のお湯で洗い流す
  • 雑巾で水分を拭き取る
  • しっかり乾燥させる
  • 元に戻して完了

汚れだけでなく重曹もしっかりと洗い流さないと、パーツが乾いた時に乾燥した重曹の白い粉が付いてしまうので、
しっかりお湯洗い流しましょう♪

重曹で掃除|本体の掃除方法

  • 窓を開けて換気をし、ガスの元栓を閉める
  • ゴム手袋をつけ、40~50度のお湯に重曹を混ぜ合わせ、重曹水を作る(お湯250mlに対し、重曹大さじ1)
  • スプレーボトルに 2で作った重曹水を入れる
  • お湯で濡らした雑巾に重曹スプレーを吹きかけ、換気扇本体の汚れが目立つ場所を拭く
  • 4で吹きかけた場所を乾いた雑巾で拭き取って完了

重曹スプレーでは落ちない頑固な油や焦げの汚れには、重曹をペースト状にして汚れを落としましょう!

重曹ペーストは、重曹少量のお湯食器用洗剤を混ぜて作ります。

汚れている部分に重曹ペーストを塗り、ラップをかけて約30分放置します。

約30分後ラップを剝がし、雑巾で汚れた箇所に塗った重曹ペーストを拭き取るだけで完了です!

重曹で掃除|換気扇(レンジフード)周りの壁の掃除

1.換気をし、ガスの元栓を閉めておく
2.ゴム手袋をつけ、40~50度のお湯に重曹を混ぜ合わせ重曹水を作る(お湯250mlに対し、重曹大さじ1)
3.スプレーボトルに 2で作った重曹水を入れる
4. 壁の汚れている部分に 3の重曹スプレーを下から上に向かって吹きかける
5.重曹スプレーを吹きかけた所にラップをかけ、約15分放置して馴染ませる
6.約15分後ラップを剥がし、お湯で濡らした雑巾で汚れを拭き取る
7. 6の上を雑巾で乾拭きする
8.完了

  • 窓を開けて換気をし、ガスの元栓を閉める
  • ゴム手袋をつけ、40~50度のお湯に重曹を混ぜ合わせ、重曹水を作る(お湯250mlに対し、重曹大さじ1)
  • スプレーボトルに 2で作った重曹水を入れる
  • 壁の汚れている部分に 3の重曹スプレーを下から上に向かって吹きかける
  • 重曹スプレーを吹きかけた所にラップをかけ、約15分放置して馴染ませる
  • 約15分後ラップを剥がし、お湯で濡らした雑巾で汚れを拭き取る
  • 6の上を雑巾で乾拭きして完了

料理中は、コンロや換気扇だけでなく、壁や床などさまざまな場所に油が飛び散ります。

換気扇の掃除と合わせて、これらの場所も定期的にお手入れしましょう!

換気扇(レンジフード)掃除の注意点3つ!

換気扇やレンジフードの掃除をする際は、以下の3点に注意しましょう。

  • 種類や素材によっては重曹が使えない
  • 換気扇掃除の前にコンロを保護する
  • 電源を切ってブレーカーを落とす

種類や素材によっては重曹が使えない

重曹の性質でもあるアルカリ性アルミは相性が悪いため、注意が必要です。


なぜなら、アルカリ性によってアルミを変色させたり、塗装が剥がれてしまう恐れがあるからです。

ですので、換気扇のパーツにアルミが使われている場合は、重曹の使用を控えましょう。


もしも換気扇の素材が分からなかったり、少しでも不安があれば、あらかじめ取扱説明書を読んでおきましょう。
「アルカリ性洗剤利用可」などという記載があれば、重曹を使って掃除できます!

換気扇掃除の前にコンロを保護する

換気扇やレンジフードの下にはコンロがあるので、そのまま掃除をしてしまうと、重曹水や油などの汚れが換気扇から垂れ落ち、コンロにかかってしまいます。

そうなると、換気扇掃除だけで終わるはずが、コンロまで掃除をすることになってしまいます

それを避けるためにも、掃除を始める前にガスの元栓を閉め、コンロ全体に新聞紙を敷き、なるべく汚れが付かないよう対策してから換気扇掃除を始めましょう。

電源を切ってブレーカーを落とす

換気扇やレンジフードの掃除を始める前に、ブレーカーを落としましょう。


ふとした瞬間に電源スイッチにあたり、換気扇が動いてしまうと非常に危険です。


掃除をすることで、換気扇をキレイにすることはもちろんですが、ケガをしては元も子もありません。
安全な状態を確保してから掃除を始めましょう。

【どうやっても無理!】重曹では落ちない頑固な汚れを落とすには?

重曹水や重曹ペーストでも落ちない頑固な汚れには、より強力な洗剤を使いましょう。

料理中に飛び散った油は、時間が経過すればするほど蓄積して固まります。
また、油と共に飛び散った焦げがまとまってこびりつくと、より頑固な汚れとなり、いつまでも取り除けません。

そんな強力な油・焦げの汚れを重曹で落とすのは至難の業。

最終手段として以下の洗剤を使いましょう。

セスキ炭酸ソーダ

重曹よりもアルカリ性が強い「セスキ炭酸ソーダ」は、換気扇のしつこい油汚れを落とすのに適しています。

セスキ炭酸ソーダは、肌に優しい重曹と洗浄力の強い炭酸塩の中間に位置する洗剤なので、強い洗浄力を持ちながら、重曹と同じく人体に害がないので、安心して利用できます。

使い方は重曹と同じで、ペースト状にして汚れた所に塗ったり、お湯に溶かして浸け置いて洗います。
重曹よりも粒子が細かく、水に溶けやすいので簡単にスプレー液が作れるのもポイントです。

注意点としては、重曹よりアルカリ性が強いので、浸け置きする時間は重曹よりも1時間程短くしましょう。
長時間浸け置きすると、換気扇が傷み、塗装が剥がれる恐れがあります。

強力洗剤

油汚れ用の強力洗剤(マジックリン)は、頑固な油汚れでもキレイに落とすことのできる洗剤です。

使い方は、取り外したフィルターやファンなどのパーツを大きめの容器に入れ、そのまま直接スプレーします。
約10分置き、汚れを浮かせてから水で洗い流して乾かすだけです!

重曹よりも短時間油汚れがすっきり落ちるのがポイントです!

また、マジックリン除菌にも効果的なので、油や焦げの汚れを好むカビや雑菌を一緒に除去することができます。

ただし、洗浄成分が強いのでツンとした臭いがしたり、肌に付くと手荒れや肌荒れを引き起こすことがあります。
マジックリンを使って掃除する際は、ゴム手袋を付けて、換気をしてから使いましょう。

まとめ

この記事では主に、重曹を使った換気扇やレンジフードの掃除方法をご紹介しました。

換気扇やレンジフードをできるだけ長くキレイに保つためには、半年に1回を目安に掃除することを心がけましょう。

軽い汚れのうちに掃除をすることで掃除時間が短縮できるだけでなく、換気扇がしっかり機能するため空気が通りやすくなり、長時間調理していてもキッチンや服にニオイが残りにくくなります

また、日頃の油汚れの付着を防ぐために不織布のフィルターを取り付けるなどの対策をしておくと、次の掃除が楽になりますよ♪

  • この記事を書いた人

よつば

2年に1回の頻度で引っ越す、引っ越しが多い夫婦2人暮らし。 賃貸住まい。 引っ越す度に荷物整理に苦労することから、 シンプルでキレイな生活を日々目指しています! このブログでは、掃除方法やおすすめ掃除用具など 掃除に関する記事を日々つづっています。

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