
フロアコーティングとワックスの違いって何?
それぞれのメリット・デメリットも知りたいな

新築購入や引っ越しのタイミングで、フロアコーティングまたはワックスの施工を検討される方は多いのではないでしょうか?
どちらも床を保護し、見た目を美しく保つために塗布されるものですが、「違いがよく分からない」「どちらを選べばいいか分からない」という声をよく耳にします。
結論からお伝えすると、大きな違いは「耐久性」「メンテナンス頻度」「コスト」の3つです。
この記事では、フロアコーティングとワックスの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
また、ワックスのかけ方や、おすすめのワックス3選についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
フロアコーティングとワックスの違いって何?

冒頭でもお伝えした通り、フロアコーティングと床ワックスは床を保護する共通点があるものの、「耐久性」「メンテナンス頻度」「コスト」といった違いがあります。
他にもいつくか違いがあるので、表にまとめてみました。
フロアコーティング | 床ワックス | |
耐久性 | 最大30年 | 数カ月~約2年 |
費用 (1回あたり) | 高い | 安い |
施工のしやすさ | 難しい | 簡単 |
メンテナンス頻度 | 少ない | 多い |
液剤の種類 | UV/ガラス/シリコン/ウレタン | 水性/樹脂/乳化性 |
床の保護 | ◎ | △ |
仕上がり | マット/光沢 | 光沢(製品によってはマットもあり) |
フロアコーティングは一度施工すると、最大30年効果が持続します。一方、床ワックスの場合、長くても2年ごとにメンテナンスが必要です。特に、シートタイプの床ワックスは早ければ4カ月ごとのメンテナンスが必要になります。
フロアコーティングの施工は、専門の業者に依頼するのが一般的で、施工費は数十万円かかります。
一方、ワックスは施工面積によりますが1回数百円~数千円で施工でき、自分の好きなタイミングで手軽に行うことができます。
また、液剤はホームセンターやネット通販などで販売されており、種類も豊富のため簡単に揃います。
コスト面ではフロアコーティングの方が数倍高くなりますが、知識と技術を持つプロによる施工により、新品のような美しい仕上がりを長期的維持することができます。

参考:フローリングワックス選び方ガイド|リンレイ
床ワックスのメリット・デメリット


フロアコーティングとワックスの違いは分かったけど、良い点・悪い点を知りたいな
それぞれの良い点・悪い点を把握して、自分に合うものを選びたい!

この項目では、床ワックスを施工するメリットとデメリットをそれぞれご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
床ワックスのメリット
床ワックスを施工するメリットをいくつか挙げてみました。
- 初心者でも簡単に施工できる
- 市販の液剤の種類が豊富
- 1回の施工費が安い
- さまざまな床材に対応できる
- 毎日の掃除が楽になる
- 床の美観を維持しやすい
次に、床ワックスの効果をご紹介します。
- 細かい傷や汚れを防ぐ
- 耐摩擦性により床が滑りにくくなる
- 光沢感が出て部屋全体が明るくなる
床ワックスのデメリット
ワックスの一番のデメリットは、「耐久性が低いこと」です。
ワックスは、定期的な塗り替えを前提に作られているので、フローリングよりも剥がれやすく、定期的に塗り直す必要があります。
- 耐久性が低い
- 早くて数カ月、長くても1,2年に1回のメンテナンスが必要
- 頻繫に塗布するため、トータルコストがかかる
- 床の見た目が変わってしまう(光沢感がでる)
- 水分や洗剤が長時間付着すると剥がれる
- ワックスがけを繰り返すと、汚れが入り込んで黒ずむことがある
- 塗りムラや不均一に仕上がることがある
- 紫外線に弱く、変色や変形することがある
フロアコーティングのメリット・デメリット

次に、フロアコーティングを施工するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
フロアコーティングのメリット
フロアコーティングを施工するメリットは、以下の通りです。
- トータルコストが安い
- プロによる施工のため失敗が少なく、確実に仕上がる
- 床の仕上がり方法(マット・光沢など)を選べる
- メンテナンス頻度が少ない
- フローリングが長持ちする
次に、フロアコーティングの効果をご紹介します。
- 細かい傷や汚れを防ぐ
- 耐摩擦性により床が滑りにくくなる
- 防音効果(ウレタンコーティングの場合)
- 紫外線による劣化防止
- 防水・防汚効果
- 新品のような美しい仕上がり
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フロアコーティングのデメリット
- 初期費用が高い
- 一度施工したら簡単に剥がせない
- 春や秋などの繫忙期は申し込みできないことがある
- 業者によって施工費用が異なる
手軽に美観を維持!床ワックスのかけ方

初心者でも簡単にできるワックスのかけ方をご紹介します。
ワックスをキレイに仕上げるコツは「しっかり乾かす」こと!
乾きやすい天気の良い日を狙ってワックスがけを行いましょう!
手順をご紹介する前に、まずは以下の道具を揃えましょう。
- 掃除機
- 床用ワイパー(クイックルワイパーなど)
- (ワックスを入れる)トレイ
- 床用洗剤
- ワックス
- ドライシート

窓を開けて換気をし、マスクとゴム手袋を着用してから作業しましょう!
手順1.床の掃除
掃除機をかけた後、ドライシートを付けたクイックルワイパーなどの床用ワイパーを使って細かいホコリを取り除きます。
また、べたつきや黒ずみ、油などの頑固な汚れがある場合は、床用洗剤を使ってしっかり拭き取りましょう。
この時に、洗剤が残らないよう水拭きしてしっかり乾燥させましょう。

触ってヌルヌルしなければOK!洗剤がキレイに取れている証!
頑固な汚れに効果的
手順2.ワックスがけ
専用トレイにワックスを注ぎ、ドライシートに染み込ませます。
※トレイが付属されていない場合は、別で用意しましょう。
床用ワイパーにワックスを含んだシートを取り付け、木目に沿って一定方向に塗ります。
薬剤がかすれてきたら、再び液を染み込ませながら作業しましょう。

雑巾を使う際は、布にワックスを染み込ませてから作業しましょう。
参考:ワックスの使い方|リンレイ
手順3.乾燥させて完了
全体にワックスを塗ったら、乾燥するまでしばらく待ちます。
乾燥時間はワックス商品パッケージに記載されているので、必ず確認してください。
時間が経ったら、目立ちにくい床の端を触って、完全に乾いているか確認します。
触った際にべたつきがある場合は、乾燥が不十分なので、完全に乾くまでさらに時間を置いてください。
また、初めてワックスを塗る場合や、前回のワックスがけから時間が経ち、効果がなくなっている場合は、乾燥後にもう一度塗りましょう。
床ワックスおすすめ3選

この項目では、おすすめの床ワックスを3つご紹介します。
ワックス選びの参考にしてみてくださいね!
迷ったらコレ!さまざまな床に対応「リンレイ オール」
迷ったらコレ!
効果 | 6ヶ月 |
使える床 | フローリング/ビニール床 クッションフロア/Pタイル |
質感 | 光沢 |
「リンレイ オール」は、さまざまな床に対応しているベーシックタイプのワックスです。
ワックス選びに迷ったら、こちらを使用すれば間違いなし!
約30分で乾燥するので、初心者さんでも扱いやすく、他商品に比べて安価なので手軽に使用できます。
耐久特化「ウルトラタフコート」
効果 | 2年 |
使える床 | フローリング/ビニール床 クッションフロア/Pタイル |
質感 | 光沢 |
通常、ワックスは6ヶ月~1年程度で効果がなくなるため、定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、この商品の耐久性は約2年。
一度塗布すると、強靭な皮膜が床に定着し、約2年間しっかり保護します。
仕事や家事、育児に忙しく、メンテナンスに手間や時間をかけられない人におすすめです。
ペットや赤ちゃんのケガ防止「滑り止め 床用コーティング剤」
効果 | 1年半 |
使える床 | フローリング |
質感 | 光沢 |
小さなお子さんやペットがいるご家庭なら、滑り止めに特化した 「滑り止め 床用コーティング剤」がおすすめです。
液剤には、耐傷・抗菌・耐尿効果があるので、床をしっかり保護します。
また、液剤は舐めても健康に害がないので、安心です。
フロアコーティングの施工方法は2つ

フロアコーティングの施工方法は「業者に依頼」と「自分で施工」の2種類があります。
それぞれ詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
専門業者に依頼
フロアコーティングは、基本的に一度施工するとやり直しができません。また、すでにワックスが塗布されている場合は、剥がしてから施工する必要があるため、時間と手間がかかります。
失敗や後悔を防ぐためにも、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
専門知識と高い技術力を持つプロのスタッフが作業を行うため、美しい仕上がりが期待できます。
ただし、全国には多数のコーティング業者があり、それぞれ施工費用やサービス内容が異なるため、業者選びに悩む方も少なくありません。
自分に合った業者を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較することがとても重要です。
フロアコーティングの窓口なら、最大8社の施工業者から一括で見積もりを取ることができます。
面倒な会員登録は不要。たった60秒の簡単な入力で依頼できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

こちらの記事では、申し込みの流れについて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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自分で施工
フロアコーティングは、自分で施工することも可能です。
市販のコーティング剤はワックスに比べて種類が少ないものの、定期的な施工が不要なので、「DIYが好きな方」や「できるだけ費用を抑えたい方」におすすめです。
ただし、施工面積によっては作業に時間がかかるため、事前にしっかりと計画を立ててから施工しましょう。

こちらの記事では、フロアコーティングの施工方法について紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上、フロアコーティングとワックスの違いやそれぞれのメリット・デメリット、おすすめのワックスなどについてご紹介しました。
フロアコーティングとワックスの主な違いは「耐久性」「メンテナンス頻度」「コスト」の3つです。
そもそもワックスは、定期的な塗り替えを前提に作られているので、1回の施工で数十年効果を維持できるフロアコーティングに比べて耐久性が劣ります。
その一方で、フロアコーティングよりも1回の施工費用が安く、自分の好きなタイミングで行えるというメリットがあります。
一方、フロアコーティングは業者に依頼するとワックスよりも費用がかかるものの、失敗しにくいので安心して依頼できるというメリットがあります。
私自身、調べていく中で、メンテナンスの手間を軽減しつつ長期的な美観を維持できる点を考えると、フロアコーティングが特におすすめだと感じました。
フロアコーティングの窓口では、一括見積もりを無料で簡単に取ることができるので、ぜひ一度試して比較検討してみてはいかがでしょうか?
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