これまで、キッチン排水口のゴミ受けと言えば、カゴ型が主流でした。しかし、カゴの底や側面がヌメヌメしたり、網目に小さなゴミが付着するため、とにかく掃除が大変・・・
特に、夏などの暖かい季節になると、ゴミ受けに溜まった生ゴミがすぐに腐り、頻繫に掃除をしないと悪臭が発生することも・・・
キッチン排水口周りの掃除は、嫌いな家事ランキングの上位に入るほど多くの人が苦手に感じているようです。
そんな中、従来のカゴ型とは一転し、数年前からSNSで話題となっているリング形状のゴミ受け『バスケットいらず』
すでに多くの人が使用しているほど人気な商品です。
『バスケットいらず』ってどうなの?
メリット・デメリットは?
そこでこの記事では、私自身『バスケットいらず』を約2年間使用して感じたメリットについてご紹介します。
また、デメリットとその対処法についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
この記事はこんな人におすすめ
- バスケットいらずの購入を検討している人
- 新しい排水口ゴミ受けを探している人
- 排水口周りの掃除を楽にしたい人
- バスケットいらずの評判を知りたい人
参考:主婦220人に聞きました!”嫌いな家事”ランキング|株式会社しんげん
目次
底なしリング形状の「バスケットいらず」
『バスケットいらず』って何?
最近お店で見かけるけど、よく知らない
このような方に向けて、メリット・デメリットをお伝えする前にバスケットいらずの特徴について簡単にご紹介します。
- 底や側面がないリング形状の新発想ゴミ受け
- これまでの排水カゴは不要
- リング本体に専用の水切りネットを付けて排水口に設置する
- 排水口のサイズに合わせてリングをカットできる
- 専用袋(水切りネット)は2重底構造だからゴミをしっかりキャッチ
メーカー | ダイセルミライズ |
価格※ (税別) | 200円 |
本体サイズ (cm) | 外径15×高さ1.1 |
本体重量 | 27.4g |
対応可能サイズ (cm) | 口径12.6~15 |
参考:バスケットいらず商品規格|ダイセルミライズ株式会社
約2年使って感じた「バスケットいらず」を使うメリット
私自身、カゴ型タイプからバスケットいらずに変えて約2年経ちますが、実際に使ってみて感じたメリットを挙げると、以下の通りです。
- ヌメリが付着しづらいので、キッチン排水口周りの掃除が楽になった
- 幅広い排水口のサイズに対応している
- 本体のお手入れの手間が省けて便利
- リング本体が安いので手軽に購入できる
- 溜まった生ゴミを簡単に処分できる
- ネットが交換しやすく、簡単にセットできる
たくさんのメリットがありますが、個人的に最も良かったと感じたのは「掃除にかかる時間が大幅に減った」こと!
使って感じた「バスケットいらず」の3つのデメリット
実際に使用して感じた『バスケットいらず』のデメリットを3つそれぞれ詳しくご紹介します。
- 排水穴が小さいと溜まったゴミが詰まる
- リングの溝に汚れが溜まる
- リングの隙間からゴミが流れることがある
排水穴が小さいと溜まったゴミが詰まる
画像引用:東邦ガス
上の画像のように、排水口の排水穴が小さい場合、水切りネットに溜まったゴミが穴に向かって流れ込み、栓になって詰まってしまいます。そのため、排水ができなくなり、ゴミと水がシンクに溢れてしまうことも・・・
バスケットいらず本体は設置できますが、このように排水穴が小さい場合の使用はおすすめしません。
リングの溝に汚れが溜まる
バスケットいらずを使っていると、リングの溝に細かいゴミやカビが溜まります。
掃除の際は、細めのブラシや歯ブラシを使って汚れを取ったり、カビキラーで除菌する必要があるので、ちょっと面倒だなと感じました。
ただ、通常のカゴ型よりも掃除する箇所が少ないので、短時間でキレイになります。
どうしても溝の汚れが気になる場合は、バスケットいらずの代わりに100円ショップで販売されている『排水口リング』を使うことをおすすめします。
100円商品なので、バスケットいらずよりも安く購入できますよ!
リングの隙間からゴミが流れることがある
リングの隙間からゴミが流れ落ちたり、リング本体が浮いてしまうこともあります。
恐らく、リングのサイズが若干小さくて合ってないから、このようになってしまうのかなと思います。
私のように排水カゴの口径が使用可能なサイズだったとしても、若干サイズが合わないこともあるので、注意しましょう。
私が行った対処法としては、バスケットいらずの下に深めの排水カゴを置いてセットで使うようにしました。
画像引用:Amazon
汚れが流れないのは分かったけど、排水カゴにヌメリ汚れが付くのでは…?
掃除も大変だよね?
リングに水切りネットを取り付けるので、カゴには隙間から落ちた汚れ以外、直接汚れが付着することはありません。
100%ヌメリ汚れを防ぐことはできませんが、スポンジと洗剤で軽くこするだけで簡単に汚れを落とすことができます。
排水カゴ画像引用:Amazon
セットで使用しれば、万が一ネットが破けてもゴミが排水口に流れる心配がないので安心ですね!
専用のネット以外でも使える?
バスケットいらず画像引用:Amazon
バスケットいらずは、専用の水切りネット(専用袋)と本体をセットで使うことが推奨されていますが、専用袋以外を利用することはできるのでしょうか?
実際に、100均で購入した水切りネットをセットして使用してみました。
100均の水切りネットと専用袋の詳細は、以下の表にまとめていますので、参考にしてくださいね!
メーカー | ダイセルミライズ | ダイソー |
商品名 | ストッキング専用袋 | 水切りネット2重底 |
パッケージ | ||
価格 (税別) | 546円※1 | 100円 |
枚数 | 40枚 | 32枚 |
専用袋サイズ (cm) | 15×14 | 16×11 |
どちらの水切りネットも、8分目程度で新しい物に取り替えましょう!
レビュー|水切りネットを付けてみた
どちらも見た目は特に代わりませんが、実際に使って感じた違いは、以下の通りです。
- 100均のネットの方が作り込みが粗い
- バスケットいらず専用袋のゴムが、リングにしっかり固定する
- バスケットいらず専用袋の方が、ネットの網目が細かい
多少の違いはあるものの、100均のネットでも使用できることが分かりました。
ただし、100均のネットの方が安い分、バスケットいらず専用袋と比較すると耐久性はないので、頻繫に取り替えることをおすすめします。
まとめ
以上、『バスケットいらず』を約2年間使って感じたメリットやデメリットとその対処法などについてご紹介しました。
- 『バスケットいらず』は底や側面がないリング形状の新発想ゴミ受け
- 専用袋(水切りネット)は2重底構造だから細かいゴミもしっかりキャッチ
- バスケットいらずを使う最大のメリットは、掃除にかかる時間が大幅に減ること
キッチン排水口周りの掃除が嫌になる原因は、ヌメリ汚れやゴミに触れなければならなかったり、お手入れの手間がかかる割にすぐに汚れが付着することではないでしょうか?
今まで使用していたゴミ受けから『バスケットいらず』に交換することで、今まで抱えていた排水口周りの掃除問題をすぐに解決することができます。
今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に、ぜひ一度試してみてみてはいかがでしょうか?