お風呂は、身体の汚れを洗ってきれいにするだけでなく、湯船に浸かることで
- 体が温まって血行が良くなり、疲れが取れやすくなる
- 睡眠の質がよくなる
- 浮力によって心身共にリラックス
- 幸せ度がアップする
といった効果があります。
そんな健康に良いと言われるお風呂ですが、毎日使う場所だからこそ「お風呂掃除が苦手」・「毎日の掃除がめんどくさい」と感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では、お風呂掃除を楽にする掃除道具水切り「スクイージー」についてや、スクイージーを使った掃除のやり方、お風呂掃除の頻度を減らす方法などをご紹介します。
お風呂掃除を苦手とする方でも、短時間で簡単・キレイに掃除を終わらせることが出来ますので、ぜひ最後までご覧ください。
お風呂が汚れる原因
毎日お風呂を使っていると、床や壁、排水口、天井、浴槽などお風呂全体に皮脂汚れ・石鹸の残りカス・水垢・黒カビ・赤カビ・雑菌といったさまざまな汚れが付着します。
これらの汚れは日々蓄積しており、放置するとやがて硬くて頑固な汚れとなって、かんたんな掃除では落とすことができなくなってしまいます。
特に、入浴後のお風呂は、床がびしょびしょに濡れていて、鏡やイス、シャワー、お風呂スポンジなども水滴が垂れるほどの水気や湿気でいっぱいになっています。
お風呂掃除で一番といっていいほどやっかいなカビは、暖かくてジメジメとした湿気のある環境を好みます。
つまり、浴槽全体が濡れているお風呂は、家の中でも特にカビが発生しやすく、住みつきやすい最高な環境なのです。
カビは、皮脂や垢、毛、髪などの汚れをエサとしますが、基本的に水さえあれば繁殖できるという特徴があります。
そのため、放置すればするほどカビは増殖し、表面をスポンジなどでこするだけでは落とせないような頑固なカビがお風呂場全体に発生してしまいます。
こうなってしまう前に、定期的に掃除をすることで、カビや汚れの発生を防ぐことができます。
お風呂掃除がめんどくさいと感じる理由
多くの人が、お風呂掃除=めんどくさいと感じる理由は、主に以下の5つです。
・なかなか汚れが落ちない
・掃除する場所が多い
・掃除の時間がかかる
・冬場は寒く、夏は暑くてやる気が起きない
・かがむ姿勢が辛い
お風呂掃除には、こういった悩みが尽きません。
特に、お風呂掃除に時間がかかることが原因で、掃除が気になりながらもしたくない気持ちが勝ってしまい、余計やる気が起きなくなってしまうというケースがほとんどです。
かといって、掃除しないと汚れはどんどん溜まっていき、お風呂掃除がめんどくさいどころか、お風呂に入ること自体おっくうになってしまいます。
そういった負のループを避けるためにも、短時間でお風呂掃除を終わらせる掃除のコツをつかみ、できる範囲でムリなく掃除を続ける習慣ができれば、自然と「掃除はめんどくさい」から、「めんどくさくない!」という気持ちに変わるでしょう。
めんどくさいを解決!お風呂掃除はスクイージーがおすすめ!
面倒なお風呂掃除を、できるだけムリなく習慣化させるには、「短時間で掃除を終わらせる」・「ついでに掃除する」といった気持ちでやることです。
では、具体的にはどのようにすればいいのでしょうか?
まず、短時間で掃除を終わらせるには、水を切るアイテム「スクイージー」を用意します。
スクイージーとは、窓ガラスや鏡などの水切りに使われる掃除用具です。
車のワイパーのような形状になっており、ゴムの部分を水気のある平らな場所に押し当ててさっと滑らせるだけで、かんたんに短時間で水切りができます。
スクイージーを使うことで、時間や労力をかけずに、お風呂内の水気をキレイさっぱり除去でき、浴室内をピカピカに仕上げることができます。
また、水分を除去することで、湿度が下がって浴室内が乾燥するため、カビの発生・増殖を防ぐことができます。
スクイージーを使ったお風呂掃除は、早くてわずか3分ほどで終わらせることができるので、毎日の掃除も苦になりません。
入浴後のついでにささっと掃除することで、面倒な気持ちがなくなり、案外すんなりと取り組むことができます。
スクイージーを使うメリットをまとめると・・・
・素早くキレイに水が切れる
・短時間でお風呂掃除を終わらすことができる
・水滴が除去できるので、カビや水垢が発生しにくくなる
・軽量だから、掃除中でも疲れにくい
・拭いた跡が残らない
・直接手で水に触れないから、冬でも冷たい思いをせずに掃除ができる
【3分で出来る!】水切りスクイージーを使ったお風呂掃除方法
お風呂掃除が苦手な方でもさっと簡単にできる掃除方法を紹介します。
お風呂掃除は温度・水滴・換気扇を意識して取り組むのがポイント!
掃除方法は以下の通りです。
1.入浴後、シャワーで浴室全体に水をかける
2.目立つ汚れがある場合、シャワーをかけて軽く洗い流す
3.スクイージーを使い、水気の多い壁や浴槽、鏡、平らな床の水滴を除去する
4.換気扇を回して浴室内を乾燥させる
1.は、お風呂場の温度を下げるため、お湯ではなく水をかけるのがポイント!
スクイージーを使う際は、水気を切りたい部分にスクイージーのゴムを水平に当てて密着させ、上から下まで一気に滑らせます。
最後に、マイクロファイバークロスまたはタオルを用意し、スクイージーに付いた水気を拭き取り、いつも保管している場所に元に戻します。
あまりにもひどい汚れや、排水口などのスクイージーで落とせない凸凹した場所には、お風呂用洗剤(カビキラー)を直接かけてヌメリや頑固なカビ汚れを水で洗い流して落としましょう。
電動だから手が汚れずスッキリキレイ!
カビの根から根本から除去できるから、お風呂や浴室の嫌な臭いが残らない!
お風呂場にカビや雑菌などの汚れが発生させないよう対策するには、とにかく「水気・湿気」を取り除き、換気扇を回して浴室内を常に「乾燥」させておくことが大切です!
この状態が維持できれば、カビやぬめりの発生スピードがぐっと抑えられます。
掃除頻度が減る!面倒なお風呂掃除の頻度を減らすには?
お風呂掃除をする頻度を減らすには、「なるべく汚れをためない」・「汚れが付きにくい環境作り」を意識することです。
そうすることで、お風呂掃除が今よりもっと簡単・楽になり、時短で済ますことができるようになります。
では、具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか?
それは、「排水口の受け皿に溜まった皮脂汚れ・石鹼カス・髪の毛などのゴミは、スクイージー掃除のついでに捨てる」・「床にはなるべく物を置かないこと」です。
浴室の床や棚などにイスやシャンプー、リンス、石鹸などの小物を置いていると、排水口に流れる水の流れがさえぎられ、水たまりができます。
その水たまりはしばらくすると酷く汚れ、赤カビ・黒カビ発生の原因となります。
では、床にお風呂の小物を置かないようにするには、どのようにすれば良いのでしょうか?
それは、「収納を工夫する」ことです。
以下の項目で、詳しく説明します。
床に置かない収納
お掃除の頻度を減らすには、物を床に置かない収納をしましょう。
たとえば、シャンプーやリンス、洗顔料などのボトルは、棚に置くのではなく、吊るして収納するといった方法です。
また、お風呂のイスやふたを床にそのまま置いていると、イスの裏面には湿った空気が滞ってカビまみれになり、ふたの部分にはヌルヌルした石鹸残りや皮脂汚れが付着し、時間が経つとカビが発生してしまいます。
掃除の手間を省くためにも、お風呂のイスは浴槽のフチに立て掛けておくなど工夫しましょう。
吊るして収納するには、専用の収納グッズが販売されています。
評判の高い収納アイテムを一部ご紹介します。
一見シンプルなデザインですが、機能性抜群!
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ等の液体を容器に直接注ぐことはもちろん、詰め替え袋のまま詰め替えボトルに入れることもできます。
お手入れしやすく、袋のまま詰め替えすれば面倒なお掃除の手間も省け、常に清潔な状態で使うことができます。
掃除時間を短縮させるためにも、こういったグッズを必要に応じて使ってみてください。
壁に浮かせて収納
もう一つの方法として、浴槽の壁を利用して「浮かせる収納方法」があります。
壁に磁石または吸盤などを貼り付け、体を洗うスポンジや、お風呂掃除に使うスクイージーといった小物を収納できる便利グッズが販売されています。
特に強力な磁石で直接壁に貼り付けて収納できるグッズは耐久性に優れていますし、簡単に設置できるのでおすすめです。
水切れが良くて乾きやすいマグネット式バスケット。
水切りワイパー・ブラシ・スプレー・バズブーツなどのお掃除用品を浮かせて収納できるピッタリな商品です。
バスケットの耐荷重が約3kgと超強力です。
まとめ
以上、お風呂掃除を楽にする掃除道具水切り「スクイージー」についてや、スクイージーを使った掃除のやり方、お風呂掃除の頻度を減らす方法などについてご紹介しました。
家事の中でも、お風呂掃除はとてもめんどくさいもの。
ですが、スクイージーを使うことで、簡単にささっとお風呂掃除ができます。
また、お風呂掃除がめんどくさいと感じてしまう一番の原因である「掃除時間がかかってしまう」を改善するには、日頃からからカビや雑菌汚れの対策をすること。
そのためには、床に置かない吊るして収納・壁に浮かせる収納といった「収納を工夫する」ことが重要です。
そうすることで、カビが発生しずらい環境となり、お風呂掃除にかかる時間が驚くほど短くなります。
また、苦手・めんどくさいと思う気持ちがいつの間にかなくなり、自然と習慣化することができるようになります。
大切なのは「ムリなくできる範囲で掃除を始め、続けること」。
なるべくキレイを維持するためにも、ぜひ一度取り組んでみてはいかがでしょうか?