お風呂は、身体の汚れを洗ってきれいにするだけでなく、湯船に浸かることで以下のような効果があると言われています。
- 体が温まって血行が良くなり、疲れが取れやすくなる
- 睡眠の質がよくなる
- 浮力によって心身共にリラックス
- 幸福度がアップする
そんな健康・リラックス効果のあるお風呂ですが、「掃除が苦手・めんどくさい」「かがむ姿勢が辛い」「忙しくて掃除の時間が取れない」「冬場は寒く、夏は暑くてやる気が起きない」などとネガティブに感じる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、お風呂が汚れる原因や、めんどうなお風呂掃除を楽にするためのお掃除アイテム「水切りスクイージー」を使った掃除方法、お風呂掃除の頻度を減らすためにできる工夫についてご紹介します。
お風呂掃除が苦手な方でも、短時間で簡単・キレイに掃除を終わらせることが出来ますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
お風呂が汚れる原因
お風呂は使用頻繫が高いうえに高温多湿の環境のため、床や壁、排水口、天井、浴槽など浴室全体にさまざまな汚れが付着します。
これらの汚れは日々蓄積しており、放置するとやがて硬い頑固な汚れとなって、かんたんな掃除では落とすことができなくなってしまいます。
汚れの中でも特にやっかいなのが、黒カビと赤カビの2種類のカビです。
どちらも暖かくてジメジメとした湿気の多い環境を好み、汚れをエサとしてすぐに成長するため、放置すればするほどわずか数日で広範囲に広がってしまいます。
特に入浴後のお風呂は要注意!床には水溜りができやすく、鏡やイス、シャワー、お風呂スポンジなどの小物にも水滴が垂れるほどの水気や湿気でいっぱいです。
カビの発生条件
- エサ(皮脂や垢、毛、髪などの汚れ)
- 温度(20~30℃)
- 湿度(70%以上)
- 酸素
カビを大量発生させないためにも、入浴後の水気や湿気はできるだけ取り除くことが大切だね!
ちょっと面倒でも、次の日の掃除を楽にするためにも簡単にでも毎日の掃除も心がけよう!
めんどくさいを解決!スクイージーを使って簡単お掃除!
毎日掃除したほうがいいとは分かってはいるものの、お風呂掃除はどうしても面倒に感じてしまうもの。
面倒なお風呂掃除をムリなく習慣化させるには、『短時間でささっと掃除』を心掛けましょう。
ささっと掃除におすすめなのが、窓ガラスや鏡の掃除の際に使われる水切りアイテム『スクイージー(水切りワイパー)』!
車のワイパーのような形状になっており、ゴムの部分を水気のある平らな場所に押し当ててさっと滑らせるだけで、かんたんに短時間で水切りができます。
入浴後や掃除の際にスクイージーを使うことで、時間や労力をかけずに、浴室内の水気をキレイさっぱり除去でき、ピカピカに仕上げることができます。
スクイージーを使って水気を除去することで、浴室内の乾燥が早まるため、カビの発生・増殖を防ぐことができます。
スクイージーを使ったお風呂掃除は、たった3分で簡単に終わらせることができるので、毎日の掃除も苦になりません。
おすすめのタイミングは、入浴した後にささっと掃除!面倒な気持ちがなくなり、ムリなく続けられますよ。
カビが付着しやすい床や扉、壁、鏡、小物を置く棚を重点的に行いましょう!
スクイージーを使うメリットをまとめると・・・
- 短時間で確実に水が切れる
- 効率よく水滴を除去できるので、カビや水垢が発生しにくくなる
- 本体はコンパクトで軽量だから、手が疲れにくい
- 直接手で水に触れないから、冬でも冷たい思いをせずに掃除ができる
- 洗面所の鏡や部屋の窓の掃除にも使える
- 安くて数百円、高くても数千円だから手軽に購入できる
【たった3分!】水切りスクイージーを使ったお風呂掃除方法
お風呂掃除が苦手な方でもささっと簡単にできる掃除方法を紹介します。
掃除方法は以下の通りです。
- 入浴後、飛び散った泡や汚れに熱いシャワーをかけて洗い流す
- 浴室全体にシャワーの水をかけ、室内の温度を一気に下げる
- スクイージーを使い、水気の多い壁や浴槽、鏡、床、扉の水滴を取り除く
- 換気扇を回して浴室内を乾燥させる
初めに石鹼残りがないよう、しっかりと汚れを洗い流そう!
スクイージーを使う際は、水気を切りたい部分にスクイージーのゴムを水平に当てて密着させ、上から下まで一気に滑らせます。
最後に、マイクロファイバークロスまたはタオルを用意し、スクイージーに付いた水気を拭き取り、いつも保管している場所に元に戻します。
落ちない頑固な汚れや、排水口などのスクイージーで落とせない凸凹した場所には、お風呂用洗剤(カビキラー)を直接かけてヌメリや頑固なカビ汚れを水で洗い流して落としましょう。
電動だから手が汚れずスッキリキレイ!
カビの根から根本から除去できるから、お風呂や浴室の嫌な臭いが残りません。
お風呂場にカビや雑菌などの汚れが発生させないよう対策するには、とにかく『水気や湿気』を取り除き、換気扇を回して浴室内を常に乾燥させることが大切です!
この状態が維持できれば、カビやぬめりの発生スピードがぐっと抑えられます。
汚れ防止!面倒なお風呂の掃除頻度を減らすには?
お風呂掃除をする頻度を減らすには、「なるべく汚れをためない」・「汚れが付きにくい環境作り」を意識することです。
そうすることで、お風呂掃除が今よりもっと簡単・楽になり、時短で済ますことができるようになります。
では、具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか?
それは、「排水口の受け皿に溜まった皮脂汚れ・石鹼カス・髪の毛などのゴミは、スクイージー掃除のついでに捨てる」・「床にはなるべく物を置かないこと」です。
浴室の床や棚などにイスやシャンプー、リンス、石鹸などの小物を置いていると、排水口に流れる水の流れがさえぎられ、水たまりができます。
その水たまりはしばらくすると酷く汚れ、赤カビ・黒カビ発生の原因となります。
では、床にお風呂の小物を置かないようにするには、どのようにすれば良いのでしょうか?
それは、「収納を工夫する」ことです。
以下の項目で、詳しく説明します。
床に置かない収納
お掃除の頻度を減らすには、物を床に置かない収納をしましょう。
たとえば、シャンプーやリンス、洗顔料などのボトルは、棚に置くのではなく、吊るして収納するといった方法です。
また、お風呂のイスやふたを床にそのまま置いていると、イスの裏面には湿った空気が滞ってカビまみれになり、ふたの部分にはヌルヌルした石鹸残りや皮脂汚れが付着し、時間が経つとカビが発生してしまいます。
掃除の手間を省くためにも、お風呂のイスは浴槽のフチに立て掛けておくなど工夫しましょう。
吊るして収納するには、専用の収納グッズが販売されています。
評判の高い収納アイテムを一部ご紹介します。
一見シンプルなデザインですが、機能性抜群!
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ等の液体を容器に直接注ぐことはもちろん、詰め替え袋のまま詰め替えボトルに入れることもできます。
お手入れしやすく、袋のまま詰め替えすれば面倒なお掃除の手間も省け、常に清潔な状態で使うことができます。
掃除時間を短縮させるためにも、こういったグッズを必要に応じて使ってみてください。
壁に浮かせて収納
もう一つの方法として、浴槽の壁を利用して「浮かせる収納方法」があります。
壁に磁石または吸盤などを貼り付け、体を洗うスポンジや、お風呂掃除に使うスクイージーといった小物を収納できる便利グッズが販売されています。
特に強力な磁石で直接壁に貼り付けて収納できるグッズは耐久性に優れていますし、簡単に設置できるのでおすすめです。
水切れが良くて乾きやすいマグネット式バスケット。
水切りワイパー・ブラシ・スプレー・バズブーツなどのお掃除用品を浮かせて収納できるピッタリな商品です。
バスケットの耐荷重が約3kgと超強力です。
まとめ
以上、お風呂掃除を楽にする掃除道具水切り「スクイージー」についてや、スクイージーを使った掃除のやり方、お風呂掃除の頻度を減らす方法などについてご紹介しました。
家事の中でも、お風呂掃除はとてもめんどくさいもの。
ですが、スクイージーを使うことで、簡単にささっとお風呂掃除ができます。
また、お風呂掃除がめんどくさいと感じてしまう一番の原因である「掃除時間がかかってしまう」を改善するには、日頃からからカビや雑菌汚れの対策をすること。
そのためには、床に置かない吊るして収納・壁に浮かせる収納といった「カビや汚れが付着しないよう収納を工夫すること」が重要です。
そうすることで、カビが発生しずらい環境となり、お風呂掃除にかかる時間が驚くほど短くなります。
また、苦手・めんどくさいと思う気持ちがいつの間にかなくなり、自然と習慣化することができるようになります。
大切なのは「ムリなくできる範囲で掃除を始め、続けること」。
今回ご紹介した内容を参考に、さっそく今日から取り組んでみましょう!